〜 自己紹介 〜

皆さま、はじめまして。

私は現在東京都内を中心にホルン奏者として演奏活動をしております、西本葵と申します。

私が所属している「アンサンブルライゼ」というグループで、今年の9月に行われるARDミュンヘン国際音楽コンクール2024木管五重奏部門の予選を通過し、出場権を得ることができました。

ミュンヘン国際音楽コンクール2024公式HP

しかしながら、円安の影響等により出場には高額な渡航費用がかかる予定です。それに伴い、この度は渡航費と宿泊費を少しでもご支援いただきたく、メンバー代表としてクラウドファンディングを立ち上げさせていただきました。

(アンサンブルライゼ メンバー全員の写真)

(左下が西本葵:ホルン)


〜 アンサンブルライゼ結成の経緯 〜

2018年3月に東京藝術大学・東京音楽大学を卒業する際、今後フリーランスとして活動していく中で切磋琢磨し合えるようなグループになるよう、同年5月に結成しました。

(グループ結成時の写真)

結成2ヶ月後に挑戦した第2回K室内楽コンクールでは第2位を受賞。サンハート・アンサンブル・オーディションでは最優秀賞、聴衆賞、アルソ出版社賞を受賞しました。

(コンクール受賞時)

その後はクラシックのコンサートだけでなく、0歳のお子様からお聴きいただけるファミリー向けのコンサート、特別支援学校などでの依頼演奏や地域の公民館などで演奏活動を行なっております。

(公民館でのクリスマスコンサート)

(体育館にて特別支援学校コンサート)


〜 プロジェクト立ち上げの背景 〜

(ドイツの街並みの写真)

ARDミュンヘン国際音楽コンクールはドイツ公共放送連盟(ARD)が主催しており、1952年に第1回、2024年で第73回を迎える歴史と伝統のある国際コンクールです。同コンクールの管楽器・打楽器部門はジュネーヴ国際音楽コンクールと並んで世界的に権威のある難関なコンクールとして知られています。さらに、過去の入賞者にはトップレベルで活躍する演奏家の名前が数多く残されており、プロフェッショナルの演奏家を目指す若者にとっては憧れのコンクールです。

(メンバーの渡辺繁弥:クラリネット)

ドイツへの留学経験があるクラリネットの渡辺くんが「みんなで受けてみようよ」と声をかけてくれたことがキッカケになりました。

同コンクールの木管五重奏部門は毎年開催される訳ではなく、次の開催は4〜5年後が予想されています。さらに、コンクールには年齢制限があるため、私達にとってこれが最初で最後の挑戦になります。

ミュンヘンまでの旅費は原則自己負担です。円安の影響だけでなく楽器用の座席を確保しなければならないことから多額の費用がかかります。

一方、メンバーのほとんどがフリーランスの演奏家として活動していることから、自力で旅費を捻出することが大変困難な状況です。

("Make Waves"プロジェクトSUPPORTING YOUR FIRST CHALLENGE!に合格し、銀座ヤマハホールにてリサイタル開催時)


〜 プロジェクトの展望とビジョン 〜

ファイナリストになると、この部門では日本人グループとして39年ぶりとなります。難関なコンクールのため準備の段階でも大変ですが、私達にとって今回の挑戦はかけがいのない人生の財産になると思っております。

同コンクール出場後は今まで以上に演奏活動へ取り組むだけでなく、継続して公共活動や慈善事業にも積極的に取り組む所存です。

また、木管五重奏という分野の発展や次の世代にとっての憧れになるようなグループを目指しつつ、少しでも多くの方に私達の演奏で楽しいと思っていただき、クラシック音楽や木管五重奏の世界に興味を持っていただけるよう活動する所存です。

皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。


〜 リターンについて 〜

リターン品の一部としてクラウドファンディング支援者限定のスペシャルコンサートを行います。

当日は、ミュンヘン国際音楽コンクールで実際に演奏する課題曲に加えて、下記の曲目のうち支援者の皆様のご希望が多かった上位2曲を演奏するプログラムを予定しております。

感謝の気持ちを込めて演奏いたしますので、ぜひご来場ください。

 

📯【演奏候補曲】

①アーノルド・マルコム:3つの船乗りの歌🛳️

17〜8世紀に船員に歌い継がれてきた船乗りの歌の中から、3曲の歌を素材に作曲されました。海の男の勇壮な曲や酒場で歌う陽気な曲、静かな哀愁のある曲、軽快でコミカルな曲などを木管五重奏の編成で作曲されたオリジナル作品です。

②クロード・ドビュッシー:小組曲

無邪気で親しみやすいメロディと、海やイベリアを彷彿とさせる華やかで色彩豊かな響きが共存していることが大きな魅力です。連弾ピアノのために作曲されましたが、木管五重奏版への編曲で演奏します。

③ジュリオ・メダグリア作曲:組曲「南米のベル・エポック」🪇

ベル・エポックはフランス語で「古き良き時代」という意味で、19 世紀末〜第一次世界大戦までのパリが繁栄した華やかな時代のことを指しているそうです。アルゼンチン発祥のタンゴのリズムやブラジルのジャスを感じられるような明るい曲です。

④アストル・ピアソラ:リベルタンゴ

アルゼンチン・タンゴの鬼才、ピアソラの代表的な作品で、日本ではTVCMで取り上げられ爆発的な"ピアソラ・ブーム"を巻き起こしました。ピアソラらしい特徴的なオスティナートと哀愁を帯びたメロディーが印象的な傑作です。

⑤ジョルジュ・ビゼー:カルメン組曲

ビゼー作曲のオペラ作品「カルメン」より木管五重奏に編曲されました。ハバネラや闘牛士の歌など、一度は耳にしたことのあるような有名曲が入っています。


〜 スケジュール 〜

⦅2024年7月末⦆クラウドファンディング終了

⦅2024年9月⦆コンクール開催期間

⦅2024年11月14日⦆クラファン支援者向けコンサート開催

⦅2024年11月末⦆ミュンヘン滞在レポート送付完了予定

⦅2025年3月末⦆アンサンブルライゼオリジナルCD送付完了予定

⦅2025年7月末⦆ライゼレッスン、出張コンサート完了予定


〜 資金の使い道 〜

渡航費:100万円

滞在費:30万円

※ 2次ラウンド以降、敗退するまで大会側から宿泊費が支給されます。その他は自己負担になります。


〜 応援メッセージ 〜

フルート奏者:工藤重典先生

1978年第2回パリ国際フルート・コンクール、1980年第1回J.P.ランパル国際フルート・コンクールそれぞれ優勝。パリ音楽院でランパルに師事。ソリストとしてこれまで世界40ヶ国以上を訪問し、欧米各国の一流オーケストラと共演。サイトウ・キネン・オーケストラと水戸室内管弦楽団の首席フルート奏者として長年演奏を続けるなど、日本フルート界の第一人者として活躍している。現在、パリ・エコール・ノルマル教授、東京音楽大学教授、昭和学園大学客員教授。村松賞、フランス国大統領賞、フランス独奏家協議会賞、仏コルマール名誉市民賞、文化庁芸術祭賞、京都芸術祭特別賞を受賞。

〜 以下メッセージ 〜

木管五重奏団 「アンサンブルライゼ」は、工藤美幸さんを始め、とても優秀で素晴らしい5人の仲間で形成されてる団体です。彼らが世界一難関と言われる、ミュンヘン国際音楽コンクールの木管五重奏部門に現在、エントリーしています。

このコンクールは、世界から強者達が参加して、エントリー権の争奪戦が行われました。結果を聞いた時は、よくこの争奪戦で勝ち抜いたものだと、本当に驚きました。この秋には、現地、ミュンヘンにて予選審査が数回あり、これらに勝ち抜くと本選へと進むことになり、私たちも大いに期待してるところです。この5人の勇気ある覇者たちに何とか、現地での勝負に出てもらい、負けて欲しくありません。少しでもいい状態、環境でコンクールの準備をしてもらうために、皆さま方からクラウドファンディングと言う形で資金を募集致します。海外に行くにはかなりの費用がかかり、いまはギリギリの生活を強いられてます。若い彼らをサポートしてもらい、本物のアーチストとしてこれからも羽ばたいてもらいたいと思っています。皆さま、是非よろしくお願い申し上げます。

ヴィオラ奏者:中村翔太郎さん

4歳よりヴァイオリンを始め、2005年東京藝術大学附属音楽高校入学を機にヴィオラに転向。これまでにヴィオラを百武由紀、川﨑和憲の各氏に師事。第15回コンセール・マロニエ21弦楽器部門第1位、他多数入賞。サント・ヨーロッパ音楽祭に出演や、ウィーンフィル・ベルリンフィルメンバーと共演するなど国内外で活躍している。学内において、同声会賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞受賞。2024年第9回グラチア賞受賞。東京藝術大学卒業。N響アカデミーを経て現在NHK交響楽団首席代行ヴィオラ奏者。

 〜 以下メッセージ 〜

NHK交響楽団ヴィオラ首席代行奏者の中村翔太郎です。この度は本大会への出場おめでとうございます。

アンサンブルライゼの皆さまとは、3年前の第1回リサイタル時から関わりがあります。その際のメインの楽曲はドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」でした。こちらの原曲は弦楽四重奏ということもあり、弦楽器奏者の視点からアドバイスをさせていただく機会がありました。その時に感じた印象は「非常に研究熱心なグループである」ということです。管楽器には無い奏法や息遣いに対して、沢山の意見を求めてきてくれました。その演奏会では、弦楽器の要素も大いに組み込まれたとても聴き応えのある演奏を聴くことができました。幅広いレパートリーを持っているアンサンブルライゼを応援しています!皆さまのご支援ご協力を何卒よろしくお願いいたします。 

オーボエ奏者:安原理喜先生

桐朋学園高等学校音楽科、デトモルト北西ドイツ音楽大学にてオーボエを鈴木清三、H.ヴィンシャーマン各師に師事。東京交響楽団、ドイツ・アウグスブルク管弦楽団各首席、群馬交響楽団客演首席奏者を経て2019年東京音楽大学准教授定年退職。

〜 以下メッセージ 〜

室内楽の練習は適度な大きさのホールの確保、楽譜の入手等々の目に見えるお金と、スケジュール調整という目に見えないお金がかかります。今回の多数の難しい課題曲をこなすには気の毒なくらい多くの練習日程が必要となることでしょう。目に見えないお金とは、その分自分たちの時間を失い、時として仕事を断らなければならない場合も出てくる、ということです。世界的な管楽器室内楽コンクールに出られるというたぐいまれなチャンスをぜひ応援してあげたいと思います。


〜 メンバーから皆様へのメッセージ 〜

⦅工藤美幸⦆

この度は私達のページをご覧いただき、ありがとうございます。我々のグループは2018年に結成し、これまで6年間活動を続けて参りました。国内コンクール・オーディション・リサイタル・様々なコンサートに出演しアンサンブルを深めてきましたが、このミュンヘン国際コンクールへの挑戦は、今後木管五重奏グループとして活動を続けていく上でも非常に重要なターニングポイントになると考えております。コンクールまでの準備期間は力を尽くして参ります。音楽に専念出来る環境を作る為に、僭越ながら皆さまからのご支援をいただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

⦅山西由莉⦆

皆さま、この度は私たちのページをご覧くださいまして誠にありがとうございます。雲を掴むような壮大な夢に見えていたミュンヘン国際音楽コンクールに、木管五重奏の一団体として今回出場させていただくこととなりました。私たちのグループが選出されたことを大変喜ばしく思っております。9月のコンクールまでに出来る限りの準備を行い、全力を尽くして取り組んでまいります。渡航費・滞在費につきまして皆さまのご支援ご協力を賜りたく存じます。何卒よろしくお願いいたします。

⦅渡辺繁弥⦆

みなさん、この度はこちらのクラウドファンディングに目を通していただいてありがとうございます。フィギュアスケートなど、スポーツ競技では国際大会に出場する際の経費はスポンサーが負担することがほとんどです。音楽の場合はそうはいかず、自分達で資金を捻出しなければなりません。国際的な音楽コンクールに日本人代表として(日本からは2チーム出場)挑むために、どうかご支援いただけないでしょうか。今後の日本におけるクラシック音楽の未来の発展に尽力を尽くすためにも、ドイツの国際的な大会で世界のレベルと戦いたいと思っています。よろしくお願いいたします。

 ⦅坪谷陸⦆

この度は私達のページをご覧いただきありがとうございます!切磋琢磨してきた仲間達と世界の舞台で演奏できることを本当に嬉しく思っています。しかしながら円安の影響もあり、膨大な課題曲の他に金銭的な面でも高いハードルを感じています。近年自分にとってイチオシの人やキャラクター(推し)を応援することを「推し活」と言ったりしますが、私達アンサンブルライゼが皆様の推しとなれるよう魂込めて演奏をお届けいたしますので、何卒応援、ご支援のほど宜しくお願いいたします。


募集方式について

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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