「あたりまえ」が未来を創る。子どもたちの自立を1年かけて「しっかり」応援したい

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ
現在の支援総額
¥189,000
パトロン数
30人
募集終了まで残り
8日

現在12%/ 目標金額1,500,000円

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2018/06/29 23:59までに集まった金額がファンディングされます。

私たちが「あたりまえ」と思っていることでも、家庭環境や生活状況などさまざまな課題によって、実現できないでいる子どもたちがいます。子どもたちが「あたりまえ」を当たり前に実践することは、自分の可能性を知る機会につながり、進路選択や自立に向けたきっかけをつかむことに直結します。

▼育て上げネットについて

私たちは「育て上げネット」という認定NPO法人です。「社会とのつながりを失った若者」と「社会」とを再びつなぐための就労支援を行っています。年間2,000名を超える若者と出会ううち、育った環境やその当時の経験の乏しさが、自己肯定感の低さや、自尊心を持てない要因になり、「働く」や「働き続ける」ことへの不安につながっていくことが分かりました。

私たちは「子ども」のときの未経験が自信喪失とならないように、特にそういった不安を抱えやすい生活困窮状態の家庭を中心に予防事業を行っています。学校がある時期は放課後の学習スペースを運営しており、宿題や勉強を見たり、彼らの話を聞く居場所にもなっています。

▼"可能性"に出会えなかった子どもたち

将来的な自立を目的に子どもの学習支援を始めて、7年が経ちました。社会の中でも「子どもの貧困」という言葉が生まれ、メディアにも日々取り上げられる「社会課題」として広く知られるようになりました。

私たちのところを訪れる子どもたちは、ぱっと見、”普通の子ども”なのに、実はひとり親家庭であったり、生活困窮家庭で育っていたり、外国にルーツを持っていたり、多様な不安のなかで生活していることがあります。

そういった家庭では、経済的な困窮状態や家庭環境が影響して、学習機会や社会体験の機会を失いやすい傾向にあります。機会を逸してしまうと、能力を発揮する機会を得られなかった自分を過小評価し、本来、自分が持っている可能性に出会えないままになってしまう可能性があります。

私たちは子どもたちの機会損失が将来の自立に影響すると考え、これまで、さまざまな方法で機会を提供してきました。

学校の宿題を提出できるようになるために、大学生のボランティアと一緒に問題を解いたり、受験期には普段面識のない職員が面接練習を行なって練習する機会を作りました。経済的に模試を受けられないという話を聞いたら、無償で受験できる環境を整えました。

不登校気味で修学旅行に参加できず後悔していた様子をみれば、自分たちで修学旅行を企画して思い出を作りました。

IT教育が始まると聞いて、プログラミング講座を実施したり、サッカーを観戦したいという希望は、同じようにサッカー少年だった大人たちの支えのもとに実現することができました。

子どもたちはその度に新しい顔を見せてくれます。それは、本人も知らなかった新たな可能性を見つけたときです。

普段、引っ込み思案の子はキャンプ場でリーダーシップをとって場をまとめくれました。
普段、進路がいまいち決めきれなかった子は、模試によって等身大の自分を知り、夢を語るようになりました。
普段、不登校で修学旅行に行けなかった子は、自ら旅行を企画し「行けなかった自分」をアップデートしました。

▼「あたりまえ」からきっかけを掴む

例えば、高校受験のとき。

多くの学生は模試を通じて自分の学力を知り、学校選択の基準が得られます。それは本人だけでなく、親や先生にとっても重要な判断基準のひとつです。そのため「模試を受けたことがない」となると、自分の能力を知らず、行きたい学校があってもどれくらい努力が必要なのか、別の方法を考えた方がよいのか、方針を定める術がなくなります。

模試を受けたからといって進学が決まるということはありません。模試を受けたから成績アップとなるわけでもありません。でも、受験機会を提供することで「できない」と勝手に決めつけていた状態から、「頑張ればできるかもしれない」へと変化し、努力をするきっかけを掴むことができます。

私たちは「自分を知るきっかけ」を作り、彼らが頑張れるように伴走しています。
子どもたちの持っているポテンシャルがどんなタイミングで発現するか、私たちにもわかりません。

意外な子が、意外な場所で、意外な力を発揮する。だからこそ、多様なジャンルの機会を提供したいと考えています。

▼18年度の活動を応援してください - 寄付の使い道

3月には多くの子が卒業し、新たな生活をはじめました。それと同時に新たに進学してきた子どもたちがいます。
彼らにもこれまでと同様に、可能性のきっかけを掴んでもらうため、継続した機会提供を行っていきたいと考えています。18年度は主に以下の4つの企画を展開したいと考えています。

①模試の無償実施

最大4回、受験する機会を作ります。夏ごろと本番近くの時期を予定しており、勉強の目標設定と本番前のレベルアップ度合いをみながら進学先を選択できるようにします。

②サマーキャンプの開催

子どもたちに最高の夏の思い出を提供します。親は日々の生活をしていくために精一杯という家庭もあり、旅行に行ったことがないという子もいます。そんな「夏休みを楽しめない」子どもたちにもキャンプを通じて思い出を作る機会を提供します。

③資格検定の受講

漢検や英検、最近は数学検定など、さまざまな資格に挑戦し、自分の力試しをする子が増えています。入試の際にも有利に働くこともありますが、受験にはお金がかかるので、家計を気遣って「受験したい」と言えないということもあります。受験機会を提供することで自分の力を肯定できる機会を作ります。

④季節イベント・企業訪問など単発企画

お祭りやクリスマスなどシーズンごとのイベントを企画して子どもたち自身が実行できるようにしています。また、企業への訪問企画などを行い、普段会うことのできない大人たちとのコミュニケーション機会を作ることで、自分が目指す大人像を見つけられるような機会を提供しています。

●予算について
実施費用は以下の通りです。
本プロジェクトは「All in方式」により実施しています。募集期間までに目標金額を達成していなくても、その時点でいただいたご寄付をいただき、上記活動を実施するため活用させていただきます。

▼昨年の寄付を通じて活動した、Yくんから。

(文章)
私がここに通うことになったのは、通信制高校に入って3年目の前期というかなり遅い時期でした。理由が、一人でレポートを終わらせるのは無理だと思ったことと、外に出る回数や人と関わる機会を増やすためでした。

結果レポートは良く進める事ができ、単位も、一人でやっていた時よりもずっと多く取ることが出来た上、ここをきっかけにバイトも始めより人と関わることが増え、今ではずいぶん人と話すこともなれて来ました。サマーキャンプやチャリティランチ(※)を通して、前は年齢が近い人と関わるとどうしても苦手意識が出てしまいましたが、それも無くなりました。

ここに通った通わなかったでは、少し大げさかもしれませんが、私の人生は全く違うものになっていたと思います。本当にそう思います。

(※)旅行企画実施に際し、費用を募るためにスタッフへの昼食を作ってふるまいました。
(※)一部、個人を特定できる箇所を修正し、文章を変更しています。

▼これまでの活動について

2017年には「夏休みを楽しめない子どもたちにとびきりの田舎体験を届けたい!」というプロジェクトをたて、大変多くの方からのご支援をいただきました。

今年参加する子どもたちにとっても、これからの人生を見定めていく大切なタイミングに、さまざざまな経験を届けたいと考えています。ご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

(※その他CAMPFIREでのクラウドファンディング)

少年院から退院した子どもたちが安心して再チャレンジできるよう「みんなで」支えたい

▼寄付型プロジェクトについて

育て上げネットは「認定NPO法人」として認定されています。個人が認定NPO法人に対し、事業に関連する寄附をした場合には、 所得税(国税)の計算において、寄附金控除(所得控除または税額控除)のいずれかを選択して確定申告を行うことにより、所得税の控除を受けることができます。

※詳細はコチラ(内閣府NPOホームページ)
※「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、当団体が発行した「領収証」の提出が必要となります。領収証は毎年1月末ごろに発行し、郵送にて対応させていただいております。
※領収証はGoodMorningではなく当団体が発行・郵送いたします。