初めまして、羽生田実と申します。
今回は、長野県北信地方にて荒廃農地を活用した食肉用ひつじの飼育を始めます。
荒廃農地とは、高齢化や後継者不足などの影響で農地が放置されていて作物の栽培が不可能な農地のことです。
害獣の発生原因となったり、不法投棄の温床となったり、景観も損なったりとたくさんの被害があります。
この荒廃農地での被害を起こさないためにも、長年培ってきた動物の飼育ノウハウを活かし、
羊を飼育します。
育てた羊は、食肉としてはもちろん、
羊毛や飼料に使うソルガムの取得などたくさんの良いことがあります。
どうか皆様の温かいご支援とご協力のほどよろしくお願いいたします。
私は生涯、動物に関わりながら生きてきました。子どもの頃は家畜をしており、
今は定年退職しましたが、それまでは長野県須坂市の動物園にて長年、飼育員をしてきました。
※イメージで須坂市動物園ではありません。
現在は地域にある公園の管理仕事です。
管理仕事を通し、地域に貢献できればと思っています。
これから始める食肉用ひつじの飼育は、これまでの動物園での飼育手法が生きてくるのです。
ひつじたちへストレスを与えないスキルや、毛刈りのスキルもそうです。
数十年に渡り、飼育してきた私だからこそ育てられる絶品の信州産ひつじがあります。
小さい頃から、動物に囲まれて生活しており、私にとってなくてはならない存在です。
定年退職後は、一度動物から離れましたが、
どこか違和感があり本プロジェクトにてこれからも動物に関わっていこうと決意しました。
そして、どうせやるならこれまでお世話になった長野県にて何か社会に貢献できることもしたいと思い、
荒廃農地の有効活用と、食肉用ひつじを育てる副産物として得られる羊毛やソルガムの提供ができる本プロジェクトに至ったのです。
ニュースでもよく耳にしますが、荒廃した農地では猪や熊などの野生動物が人里との境界を区別しにくく、
誤って出没し事故や農作物の被害が増えてしまいます。
これを防ぐためにも、荒廃農地の利用を推進していきたいと思っています。
また現在は荒廃した農地が広がっていますが、子どもの頃は水田が多く景色も綺麗な農地でした。
県土の80%が森林で、日本を代表する緑豊かな県の景観を昔のように美しくしたいとも思っています。
夜は澄み渡る星空がとても綺麗で、辺りはみどり一色。キャンプにもおすすめです。
これに加えて、羊肉を収穫できるようになればBBQを定期的に開催予定であり、
支援者さまや地域の方々の交流できるきっかけもつくりたいと思っています。
本プロジェクトでは、数十年にわたる動物園での飼育実績を活かして私だからできる絶品の羊肉(サフォーク)を収穫します。
また羊肉以外の副産物として、羊毛やソルガムの実も収穫できます。
ソルガムはアレルギーを持つ方に重宝されている食材です。茎の部分はひつじの餌になり、余った実の部分は欲しい方へご提供します。
またソルガムは栄養価が高く、育った羊肉は栄養の高い高品質なお肉になります。
飼育において、もっとも重要なことがいかにストレスなく育てられるかです。
ひつじをはじめ、動物はストレスを感じるとうまみ成分が減少してしまいます。
これは食肉用以外でも同じです。私は動物園にて、飼育してきましたが、
狭い空間でもいかにストレスを与えることなく飼育できるかが重要な点でした。
この数十年の経験を活かし、ストレスなくうまみ成分の高いひつじを育てていきます。
実は長野市はひつじの町とも呼ばれるほど、ひつじの飼育に力を入れています。
山間を流れる川が自然の養分を大地へ運び、栄養豊かな農地が特長です。
その豊穣な土地でストレスなくのびのび育ったひつじはまさに絶品。
テニスコート6面分ほどの広い農地で放牧して育つためストレスがなく、お肉のうまみ成分が多くなります。
今回飼育するのはサフォークと呼ばれる肉用種としては最高品種のお肉です。
ジンギスカンによく使われ、ひつじですが臭みやクセが少ない傾向にあり、
うまみの味わい深い特徴があります。BBQにピッタリです。
数十年間、動物を飼育してきた私が育てる信州の羊肉(サフォーク)をぜひご賞味ください。
✅2024年:ひつじ小屋の建設
現状、退職金で基礎工事を進めています。
✅2025年:子ひつじを購入。羊毛やソルガム等の副産物を収穫できるようになります。
✅2026年:羊肉(サフォーク)の提供開始。BBQイベントも実施。
今回ご支援いただいた全額を、以下の費用に充てます。
羊を飼う為の小屋作りから着手します。
✅50万:基礎工事、飼料保存、作業スペースを含めた建屋
✅100万:飼育小屋の基礎工事
✅200万:飼料庫、作業小屋
✅300万:ヒツジの飼料畑の整備
長野県は緑が豊かで、透き通る夜空が綺麗な観光地です。
しかし高齢化や後継者不足が原因で、荒廃農地が年々増えてきています。
景観を損なうだけではなく、野生動物による事故や農作物の被害、害虫の増加等社会問題も増えてしまうのです。
そこで数十年にわたって動物を飼育してきた私がこのプロジェクトを通して、
ひつじの飼育をすることで荒廃農地を減らしていきます。
その後も、徐々にひつじの牧場面積を増やしていき、荒廃農地をどんどん減らしていきます。
そして私自身も退職後、動物と触れ合わない生活をしてきましたが、
生涯ずっと動物に囲まれていたためとても違和感があり、やはり動物に関わる社会貢献をしていきたいと思いました。
そのために、みなさまの温かいご支援をいただきたく存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。
羽生田 実
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