▼はじめまして。とみーです。

ご覧いただきまして、ありがとうございます。

32歳、2児の父、とみーと申します。
遅咲きながら心理の世界に飛び込むべく、現在家族を養う傍ら大学生として日々、勉学に励んでおります。

▼こころの専門家になりたい

今やひと口に“心理”と言いましてもその範囲は多岐にわたります。
学校などで従事するスクールカウンセラーや主に病院で心理分析にあたる臨床心理士。
そして企業などで社員教育やカウンセリングを行う産業カウンセラーなど「○○心理士」という言葉は10や20ではありません。昨年には我が国初の心理系国家資格である公認心理師が誕生し、今秋には一回目の試験が実施され、国が認めるプロの心理職が誕生します。今やこころの専門家の需要は国も認めるほど大きなものなのです。

▼きっかけは子供の誕生でした

3年前、待望の我が子を誕生しました。
表現し難いなんとも愛らし表情、泣き声、笑顔…すべてが愛おしい存在でした。
ですが、子育てとはリタイヤできない一生の仕事。それを生後まもなく痛感させられました。
特に妻はそれを全身で受け止め、逃げることのできない状況でした。

いわゆる育児ノイローゼです。

言葉でのコミュニケーションができない乳児を相手に、僕が仕事から帰ってくるまでの数時間ひとりで向き合わなければなりません。意思の疎通ができず、笑顔がドレードマークだった妻の怒鳴り声や鬼のような表情が日ごとに増していき、精神的にも不安定になって、突然泣き出すなど本当に壮絶な毎日を送っていました。
初産のためということもあったり、変なところで意固地なため義父母にはできるだけ頼りたくないなどと自分ひとりですべてを抱え込んでいました。僕も話は積極的に聞いたり、休日には家事全般を引き受けたり、たまの休みには子供を連れて外出して、妻をひとりにしてゆっくりする時間を作ったりもしました。
ですが、妻が求めていたことはそういうことではなく、こころからの安らぎでした。
子育ての大変さを理解してほしい。その話を聞いて慰めや労いではなく的確なアドバイスがほしい。こどもが泣いている理由がわからず、怒鳴ってしまう自分にも嫌気がさす。
僕も子供をイチから育てるのは初めてです。スキルとしては妻以下なのは言うまでもないと思います。
そんな立場の人間が24時間一緒にいる妻に何をアドバイスできるでしょうか。

「今日一日本当によくがんばったね。ありがとう、お疲れ様。あとは俺がやるから。」

そう言ってやることぐらいが関の山でした。
もっと妻の助けになりたい。その思いは日に日に強くなっていきました。

▼一念発起で大学に入学

昨年の話です。

もともと勉強が好きだった僕は、悩みながらも家計を支えながら、もう一度勉学に取り組む決断をしました。
家庭は裕福ではありません。毎週末は外食を、なんてできるほど余裕がある生活もしていません。それでも僕は妻の支えなくして今後の結婚生活はないと思っていました。もしかすると一過性のものかもしれませんが今、その妻が参っている。これを夫として支えなくていつ助けることができるのでしょうか。

最初は妻のため、家族のため、自分のためとおもって、教養程度の知識がつけばとおもい勉強を始めました。
いろいろと学んでいくうちに、そして周りのお母さんから話を聞いていくうちに育児の悩みはうちだけの問題ではないということを知りました。
そして、父となって目につくようになった子供に対する目を覆いたくなるようなニュースが多いこと。

児童虐待、育児放棄、殺人、遺棄…穏やかでない文字が毎日ネットニュースをにぎわせていました。
子供は何もできません。特に生まればかりの乳幼児が親を困らせようと泣き止まなかったり、粗相をしてしまったりするでしょうか。それはありえませんし、自分たちもそうしてきたはずです。子供たちは今を生きるために一生懸命行動しているだけなのです。それを親の勘違いや思い過ごしでカッとなってしまう。もちろん親が悪いです。

ですが、あるとき気づいたんです。
このお父さんお母さんは本当に自分の子供を傷つけたくてこういった行動をしたのだろうか。

それは誤解なのでは、と思いました。
もちろん、意図せず授かってしまったことだってあると思います。資金的な問題から人工中絶ができなかったということもあるでしょう。
しかし、お母さんのお腹で38週間ともに過ごして、やっと生まれてきた我が子を数年で手を出せてしまうほど実子が憎い存在になるでしょうか。
きっとこういったお父さんお母さんは相談できなかっただけなのではないでしょうか。うちの妻と同じで我が子への接し方がわからず、自分もいっぱいいっぱいになってしまって、突発的にやってしまったことがいつか慢性化してしまって、結果最悪なことになってしまった、ただそれだけだとおもうのです。
きっと、ゆっくり不安をすべて受け止めてくれる存在がひとりでもいたら…こういったことにはならないのではないでしょうか。

▼より多くの悩める方々からお話を聞くためには

先に申しておきますが、カウンセラーや心理士というお仕事は儲かりません。つまり、今より収入を得るために目指しているわけではありません。

正規雇用も難しい職種とされていて、現在最も権威ある心理資格の臨床心理士を持っている心理士さんもWワーク、トリプルワークをしている現状と聞きます。
こころの問題は目に見えるものではなく、外科手術的にそれを除去してしまえば治るものでもありません。
一人前の心理士と言われるようになるまでには最低でも10年は必要と言われています。それなりに臨床経験を積み、いろいろな方々からお話しを聞いて、ときに心理分析を行う。そして、それを積むためには最低限大学や大学院で学ぶ程度の知識が必要なのです。
先ほどから話に出ている臨床心理士の資格を取得するためには、大学院修士課程修了が出願条件となります。つまり、大学院で学ぶほどの知識と経験がないと受験することすらできないのです。
そして、今秋第一回の試験が控えている国家資格公認心理師ですが、現在経過措置対象期間となっていますが、こちらも大学院修士課程修了または大学卒業後2年以上の実務経験をしなければ受験資格が認められません。心理のプロになるにはこれだけ大変な知識と経験が必要なのです。だから、眼に見えないものを取り扱うことができるのです。

▼相談、承ります

現在、3歳と1歳の父として。多少なり心理をかじっている現役大学生として心理相談承ります。
参考として街中のカウンセリングルームでカウンセリングを行うとおおよそ1回5,000円~7,000円の費用がかかりますが、ご支援いただいた方にはもれなく、ご相談承らさせていただきます。
また、夢分析の知識も多少あります。
「今朝見たこういう夢がちょっと気になったんだけどれども、どういう意味だろう。」
そういったご相談でも喜んでお引き受けいたします。
こういったことも専門家のもとで知識を磨き、臨床現場で経験を積むことで今後、私の生涯が閉じるその日までどんどん精度が磨かれることをお約束します。

▼最後に

今はまだ、多少心理をかじっているズブの素人です。

日本の現在の制度ではカウンセラーになるための明確な決まりはなく極端な話、「私、今日からカウンセラーとしてやっていきます。」として看板を掲げてしまえば、どんなに知識がなくても、臨床経験がゼロであっても成れてしまうのです。それを言わばヤブ医者と同じ。
臨床経験もなく、知識に乏しい人間が心の分析をする行為ほど怖いものはありません。心理職が扱う事案は、ときに死と隣り合わせなこともあります。それを言葉ひとつで死に追いやることも助けることもできる仕事なのです。
僕自身知識を磨き、経験を積み、スキルを身に付ける努力を惜しまないことは当然です。その上で育児に、人間関係に、自分自身に悩んでいる人の助けとなれるよう、どうがご支援をお願いいたします。

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