昔ながらのアジアの風景を残すバンコク郊外の一角に、ギャラリーやワークショップスペースを兼ねそろえた「カルチャースペース」を設け、地元の人やアーティスト、訪れた人々が互いに刺激し合えるようなコミュニティの“場”を作りたいです。

プロジェクト本文

▼はじめにご挨拶

みなさん初めまして。
このプロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます!

私はタイ・バンコクを拠点に展開する靴ブランド『MUZINA(ムジナ)』を運営する江森と申します。

MUZINAの靴はタイの靴職人が一つひとつ手づくりしています。
靴工場は、バンコク郊外のトンブリー地区ラットヤー15(Latya 15)という、日本の下町風情が残る小さな路地裏(タイ語で「ソイ」と呼びます)にあります。

今回、このソイに「カルチャースペース」を設け、地元の人やアーティスト、訪れた人々がアートを通じて互いに刺激し合えるような、コミュニティの“場”を作りたいと考えています。カルチャースペースの改装費用の一部を皆様にご支援いただきたく、また、皆様と一緒にこのスペースを作り上げ育てていきたいという想いでクラウドファンディングに挑戦します。
ご協力いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします!

 

このラットヤー15というソイには、私の工場やオフィスをはじめ、トゥクトゥクの修理工場、鉄工場、アクセサリー工場などが軒を寄せ合い、さまざまな職人が働いています。

ソイの中には2、3階建てのタウンハウスが連なり、全60棟500人前後の人々が生活しています。私も同じソイに暮らす一員として、住民たちに温かく受け入れてもらっています。

 

そして、知人のアーティストがオフィスの壁にストリートアート作品を残したことにより、他のアーティストが集まり、この一角がアートの発信地としても機能しはじめました。

今では海外や日本、タイの様々なアーティストがこの場所を訪れ、作品を残しています。

 

▼このプロジェクトで実現したいこと 

①カルチャースペースを作る

ラットヤー15に建つ空き家をリノベーションし、カルチャースペースを作ります。
現在、私のオフィス1階をアートスペースとして解放していますが、向かいの建物(3階建て)を本格的なカルチャースペースにします。そこではさまざまなワークショップ、アートイベントなどを開催するほか、ソイで暮らす子どもたちが作った作品やタイと日本のアーティストによる作品を同時に展示し、互いの文化が混じる場所にしたいと思っています。

 

②オープニングイベントを開催

誰でも参加できる、入場無料のお披露目パーティーを開催します。(2019年1月予定) 
日本とタイのアーティストによるライブペインティングやライブ演奏、子どもとアーティストの作品展示やワークショップなどを開催する予定です。タイと日本の文化が混じる、そんな1日にしたいと思っています。

バンコク郊外であるこの場所には、日本にもかつて存在した温かい長屋文化が残っています。近所の子どもたちが年齢に関係なく集まり、ゴム跳びをしたり、お絵描きをして遊び、仕事終わりの職人さんたちは、家の外で宴会をはじめます。みんながみんなを知っていて、支え合って生活しています。

訪れた人にとっては下町の人々と交流することで温かさに触れ、また刺激になり、住民にとっては新しい人々や文化に触れるきっかけになると考えています。また、ここから何か新しいものが生まれるきっかけになればと思っています。そんな、“コミュニティーが生まれるカルチャースペース”にしたいと考えています。

 

▼プロジェクトをやろうと思った理由

私の工場とオフィスをこのラットヤー15というソイに構えたことがきっかけでした。

ソイに住む人のほとんどがタイの東北地方の出身者で、同じ故郷を持つ者同士、それぞれが理解し合い、ひとつの大きな家族のように暮らしていますが、日本人である私と彼らとの間にはまだ距離がありました。

しかし、オフィスの1階を子どもたちのために解放し、一緒に楽器を演奏したり、絵を描いたり、遊んだりしていくなかで、次第に子どもたちの両親も集まってくるようになり、いつの間にか打ち解けていきました。

そして、ちょうどその頃、私の友人のアーティストから、「ストリートアートを描く壁を探している」と連絡があり、オフィスの壁を提供することにしました。

アーティストが壁に絵を描いているところを、不思議そうに見守る子どもたち。そのうちに子どもや大人が自然とペイントを手伝うようになりました。塗るのを手伝う人もいれば、飲み物の差し入れをする人も。そのように、アートを通じて地域の人が自発的に外部の人と交流し、このソイに次々と新しい作品が生み出されていくようになりました。

「“場”があることで、異なる文化や言葉を持った人々が自然と交流していく」ということを、目の当たりにしました。カルチャースペースを設け、互いの文化が入り混じる場所になってほしいという思いから、今回のプロジェクトの発足に至りました。

 

 

▼これまでの活動

【オフィスの壁画:国内外のトップアーティストたちが参加中】

日本 : BAKIBAKI, DOPPEL,OT29, ArihiruA, kaoru konagai, Ryuhei Asano
タイ : Lolay, BONUS TMC, Rukkit, Jackkrit Anantakul など

 

【ワークショップ(子ども向け)】

空き缶を使った三味線作り、地域のゴミ拾い、社会見学、日本在住アーティスト堀内加奈子氏を招いて演奏会など。

 

【FOR JAPAN (2011年)】

東日本大震災の直後に、チャリティーを目的としたアートイベントを三度開催しました。タイ文部省、クリスティーズ協力のアートオークションなどで約430万B(1300万円)を集め、全額募金しました。

▷FOR JAPAN facebook

▷動画を見る

 

【FOR NEPAL(2015年)】

バンコクのカルチャースペース「The Jam Factory(ザ・ジャム・ファクトリー) 」にて、ネパール地震救済のチャリティイベントを主催しました。10数組のバンドやDJ、アーティストによるライブペイントや、チャリティマーケットなど、大きなイベントになりました。

▷イベントページ

 

【タイ洪水救援プロジェクト(2011年)】

日本やタイ国内の方々から資金を募り、有志メンバーで被災地に物資を数回届けました。

▷詳細はこちら

 

【PV撮影 : Basment Jaxx『Power to the people』Remix by Sticky RIce(2014年)】

Basement Jaxxのプロモーションの一環で、タイのダブバンドが楽曲をカバー。
そのPVを壁画前で子どもたちと一緒に撮影しました。


【MAZIRUプロジェクト】

バンコクを拠点に活動するプロジェクトチーム。
“OVER THE GAP! ENJOY THE GAP!(ギャップを越えて楽しもう)”をコンセプトに、日本語とタイ語のバイリンガルマガジン『MAZIRU magazine』の発行や、ライブイベントやアートプロジェクト、エキシビジョン、映像制作など、形態にとらわれない活動を展開中。

▷MAZIRU WEBサイト

▷MAZIRU facebook

 

▼現地の声

下町の仲良し子どもたちに聞きました!

 

1階を解放している今のオフィスについてどう思う?

「夕方になると自然にみんなが集まり出して、歌ったり踊ったりするのがおもしろい」
パンチちゃん(13才)

「みんなで一緒に踊れて楽しい!日本人が遊びに来るのも楽しくて好き」
ベルちゃん(10才)

 

どのワークショップが楽しかった?

「ゴミ拾いのあと、バンコク中心部まで出て『チームラボ』の展示を観に行ったとき!」
ボーちゃん(7才)

 

壁画についてどう思う?

「クマの絵がかわいいから好き!」
ミウちゃん(8才)

 

子どもたちにとって、学校では学べないことを見たり、聞いたり、体験したりできるきっかけになればいいなと思っています。また、以前は一言も口を利いてくれなかったおじさんが、アートのことになったら興味津々で話しかけてくることもありました。2つの文化の間に、アートやアクティビティをはさむことで、人間関係をスムーズにしてくれるのではないかと思います。

 

▼体験者の声

 

【日本からラットヤー15を訪れた方の声】

庄野裕晃さん(アジア発のクリエイティブプラットフォーム・ユビエス代表)

「バンコクのトップアーティスト達がソイの壁に絵を描き、その前を子どもたちが走り回っています。トゥクトゥクも走って来ます。壁画を背に屋台でご飯を食べビールを飲んでいると、ソイで暮らす人たちが気軽に話しかけてくれます。ここに来るとなぜか懐かしく幸せな気持ちになり、また同時に刺激されることも多く、新しいアイデアを思いつくこともよくあります。そしてバンコクに初めてきた人と一緒に行きたくなる場所であり、自分に何かできることがあれば協力したいと思う場所です。今回のカルチャースペース作りもぜひ一緒に実現したいと思っています」

 

【滞在または作品を残したアーティストの声】

コナガイカオルさん(イラストレーター)

「初めて行ったバンコクの下町は、異文化漂う異国の地というよりも、懐かしい空気の流れる心地よい場所でした。ここで描かせていただいたことは、私のターニングポイントでもありました。そんな場所に、新たな場所ができると聞いて楽しみでなりません! バンコクにいる大勢の人たちが関われる、最高のカルチャースペースが完成することを願っています!」

 

 BAKIBAKIさん(アーティスト)

「バンコクのソイの子どもたちやアーティストと描いた壁画は、僕の参加型壁画のなかでも格別にその壁質や路地の空気感などがマッチングした思い出深い作品です。これからも永く愛される壁画になってほしいし、機会があればまたやりたいです。カルチャースペース応援してます!」

 

秋元机さん(アーティスト)

「バンコクでのアートイベント出展の際にMUZINAさんでTシャツを作っていただき、この下町にも招いていただきました。カルチャースペース計画の場所はビルが連なる都会ではなく、グラフィティでびっしりの下町の路地です。ともすれば一部の関心でしかないアートがここでは小さい子からお年寄りまで、無理なく日常の中で楽しんでいる雰囲気が新鮮でした。単にギャラリーではなく、カルチャースペースとしての場を作りたいという趣旨がワクワクします。MAZIRU HOUSEの実現、ものすごく期待しています!」

 

 

▼どんなスペースになるの?

 

▷現地ストリートビュー

 

▼資金の使い道

【改装費 1,650,000円】

(内訳)

・電気工事                   250,320円
・水道水回り                  222,800円
・家具(ワークショップ用の机や椅子など)    159,500円
・塗装工事(内壁や外壁等の補修等含む)     194,670円
・下水工事(洪水防災工事含む)         205,550円
・防水工事(屋根補修等)            170,120円
・鉄外壁                        166,540円
・CAMPFIRE手数料17%             280,500円

合計 1,650,000円

 

▼リターンについて

タイや日本の人気アーティストとコラボしたグッズやアート作品をお届けします!

 

Artist : Lolay (Thaweesak Srithongdee)  |  ローレイ

1970年、タイ・ウドンタニ生まれ。タイ国内はもとより、日本やヨーロッパでも活躍するアーティスト。シュールレアリズムとポップアートから影響を受けた作風が特徴。2000年より世界各国で個展を開催し、2005年の『福岡アジア美術トリエンナーレ2005』には看板アーティストとして来日。シンガポール美術館と福岡アジア美術館で作品がコレクションされています。

 

Artist : Nut Dao  |  ナットダオ

1991年、バンコク生まれ。注目の若手グラフィックデザイナー・アーティスト。タイの有名美術学校であるシラパコーン大学でヴィジュアルコミュニケーションデザインを学んだ後、デザインチーム「Practical Design Studio(プラティカル・デザイン・スタジオ)」に所属。日本の格安航空会社「Peach(ピーチ)」の広告ビジュアルも手がけるなど、国内に留まらず精力的に活動中。

 

Artist : イワイリナ

2008年に単身ニューヨークに移住した後にフリーのイラストレーターに。画材に割り箸を用いており大胆で緩急のある線がクールさを引き立たせる。NEWYORKERやNOJESSのシーズンビジュアルを手がけるなどファッション、アパレル、アクセサリーブランドとの実績を多く持つ。また近年はファッションポートレートイベントでの人気も高い。国内外問わす、女性誌、広告、ディスプレイ等、幅広く活躍中。

 

Artist : コナガイ香

5月16日東京都大田区生まれの横浜育ち。美大写真学科の頃から、野外フェスやクラブイベントでライブペイントを経験。絵ばかり描いていたので大学を中退。東京の書店で働き、編集者へと転職。2012年、独立。雑誌、書籍、ウェブ媒体を中心に活動し、国内外問わず自身のアートワークも展開。2014年、タイ・バンコクのギャラリーから個展の誘いを受け、ふたつのギャラリーでの個展を経て自信をつける。2018年、自身の描きたいように活動しようとテイストやタッチに境界線をつけずに描きはじめる。

 

Artist : 戸屋ちかこ

京都出身、幼少期バンコク、東京在住。絵描き兼イラストレーター。
ペーターズギャラリーコンペ、TIS公募、ザ・チョイス、UNKNOUN ASIA等にて受賞多数。エディトリアルや広告のイラストレーションを軸に、数々の展覧会、イベントに参加する等、国内外にて活動している。2018年11月23日からOMOTESANDO ROCKET(東京・表参道ヒルズ)にて個展。動物とファッションが好き。

 

Artist : 河野ルル

長期の旅から帰国後、2016年から作家活動を本格的に開始。
翌年、UNKNOWN ASIA 2017 にて日本人初のグランプリを受賞。
見る人の気持ちが明るくなるようなカラフルな絵を描く期待の新人作家。
* 9月30日まで東京「Monkey Cafe」にて個展を開催中!

 

 

今回、こちらのリターンをご用意しています。

 

 

 

 

 

サイズ表はこちら

トートバッグ(Nut Daoデザイン/Lolayデザイン)

 

アーティストコラボTシャツ(Nut Daoデザイン/Lolayデザイン)

 

MUZINAオリジナルTシャツ(ワンサイズのみ)

 

 

リターンの期限

・サンクスレター:2018年9月中旬頃 タイから発送予定。

・トートバッグ、トートバッグ、アート作品:9月末に生産完了し、随時発送予定。

・現地ツアー:日程は2019年2月以降、ご都合にあわせて要相談。

 

▼最後に

 

タイは微笑みの国と言われています。
タイの人々が笑顔なのはもちろん、ここにいるだけで自分も笑顔になれます。
バンコクの下町で、私たち日本人が忘れかけている、人との繋がりの大切さに気づかされました。

プロジェクトに共感いただける方に出会えたらうれしいです。

そして、みなさんもぜひここへ遊びに来てください。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

  • 2018/11/30 19:28

    ご支援いただいた方々に向けてお送りしているサンクスレターにメッセージをソイのみんなと書いて作っている様子です!「ありがとう」という日本語をみんなで覚えて書いてくれています。

  • 2018/11/27 11:43

    こちらの活動報告は支援したパトロン限定の公開です。

  • 2018/10/01 18:27

    バンコクのローカルストリート=SOI(ソイ)にカルチャースペースを作るクラウドファンディングが昨日2018年9月30日で無事終了いたしました! 一カ月という短い期間であるにも関わらず、たくさんの方にご支援、応援いただきありがとうございました! 今回、93人の方々より、合計1,039,000...

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