▼オーナー夫婦からのごあいさつ

はじめまして。兵庫県神河町の山口と申します。

(左:山口貴士 右:山口奈央)

二人とも姫路市出身。高校時代から東京での大学時代にかけて同じバンドで活動していた友人でした。それぞれ約10年を東京で過ごし、帰郷。奈央は、空き家になっていた神河町長谷の祖母宅にて2012年7月にリラクゼーションサロン『谷間の家さんきら』を開業。

2014年1月の結婚を機に、「この豊かな自然環境の中で、自分たちらしく暮らしたい」と夫婦で移住。そこからは試練の連続。一時期は灯油が買えないほどの厳しい生活も経験しました。しかしさまざまな人とのご縁に助けられながら、トライ&エラーの繰り返しでようやく自分たちのライフスタイルができてきました。

神河町は、兵庫県のちょうど真ん中に位置します。瀬戸内海に流れ込む市川の上流に位置し、澄んだ水と空気に恵まれたのどかな環境です。わたしたちが暮らす長谷地区大川原集落は、西日本最大級のススキの草原『砥峰高原』のふもと。

春は野草と山菜のオンパレード、夏は蛍が乱舞、秋はお米の収穫と紅葉、冬は囲炉裏でぼたん鍋。四季の移ろいがダイレクトに感じられます。

村の先輩のご指導のもと、昨年からはお米づくりを開始。今年は、農薬と化学肥料を使わない農法にチャレンジ中です!

夫・貴士の本業はコピーライティングを中心とした企業ブランディング。現在は姫路駅前に事務所を構えています。

妻・奈央の本業はタイ古式マッサージを基本とするリラクゼーション業です。古民家の離れをサロンとして開放してきましたが、当事業の立ち上げに向けて、現在はサービス休止中です。

▼kajiyano(カジヤノ)とは?

kajiyanoとは、山口夫婦が2016年10月下旬に立ち上げる予定の「リゾートオフィス」兼「コワーキングスペース」です。

昭和初期まで地元の小学校の先生が下宿していた築80年超の小屋をリノベーションします。大きな桜の木がシンボルツリー。「ジャパニーズ・コテージガーデン」というコンセプトで、オフィスにつながる庭部分を全面的にデザイン・施工します。

名前の由来は、かつてこの家が「鍛冶ケ野(かじやの/かっじゃの)」と呼ばれていたことから。村長も務めた祖先が、所有していた土地の名前からそう呼ばれていたそうです。

いまだに村の方から「このへんでカッジャノゆうたら大きな家やったでなぁ」と言われることも多く、どこかにその名残を残せたらと思い名付けました。

基本はオフィス&コワーキングスペースとして稼働。インターネット回線をルーターでシェアし、Macや周辺OA機器の利用も可能です。(利用料:500円/2h~。フリードリンク制)オーナー夫婦が運営する農園とも連携し、自家栽培の米や野菜の飲食提供&加工販売も実施。「面白い!」「面白そう!」と思った本のライブラリーも作りたいと思っています。

 

フリーランスのクリエイターが気分転換を兼ねて訪れたら、近所のおっちゃんや役場の人も訪れて思いがけないアイデアが生まれたり。

都市部の企業が保養所的に通ってくださったり。(貸切も可)

いろんな化学反応が起こったら楽しいなと思っています。

東京生活を経て夫婦で移住した経験がありますので、プチ移住や定住の相談も歓迎です。

 ▼プロジェクトの経緯

●2014年1月 結婚&移住。二人のオフィス 兼 工房づくりを夢見る。

●2015年4月 小屋リノベーションの具体的な構想を練る。

●2015年11月 道路から小屋への導線を塞いでいたガレージを撤去

 

●2015年12月 風雅舎さんにてガーデンデザイン相談

 

●2016年3月 小屋のそばに傾いて立っていた電柱を移設。

●2016年3月 兵庫県産業労働部・新産業課担当者様が訪問。

※「平成28年度 多自然地域IT関連事業所支援事業」対象として視察。2016年8月時点で認定済み。

 

●2016年4月 設計・建築チーム現地打ち合わせ

 

●2016年5月 シンボルツリーとなる桜の木の剪定。

●2016年8月 建物改修工事 着手

 

●2016年10月20日頃  建物改修工事完了・庭改修

●2016年10月下旬 kajiyanoグランドオープン

 

▼プロジェクトメンバー

kajiyanoプロジェクトに携わってくださっている方々です!

 

●建築設計・プロデュース

梶原建築設計事務所(コワーキングスペース『mocco』オーナー)

梶原 伸介 Kajiwara Nobuyuki 

一級建築士

インテリアコーディネーター
福祉住環境コーディネーター

1976年 兵庫県生まれ
2001年 近畿大学生物理工学部遺伝子工学科卒業
2007年 大阪工業技術専門学校卒業
2012年 株式会社梓設計を経て、梶原建築設計事務所を設立
2013年 コワーキングスペースmoccoを設立、自身のオフィスとしても活用中。

 

●棟梁

タナカ建築 田中 秀夫 Tanaka Hideo

兵庫県土建一般労働組合神崎支部 大河内分会分会長
「かみかわ田舎暮らし推進協会」副会長

旧大河内町時代(~2006年)より古民家再生事業に携わり、個人宅の新築・改修のほか地域の寺院や神社、地区集会所などの建築設計や改修プロジェクトに従事。たしかな知識と経験に基づく的確な施工技術に地域内外から信頼が寄せられている。

 

●ガーデンプロデュース

 風雅舎 加地 一雄 Kaji Kazuo

1954年生まれ。兵庫県出身。東京農業大学卒業。

ホテルの切花装飾の仕事の後、中南米に野生植物の探索で各国をまわる。
1986年に(株)エクステリア風雅舎を設立し、日本の気候風土に合った自然風でオーガニックな庭づくりをはじめる。様々な環境やご要望に応えるべく、植物の生産・管理からデザイン、施工に至るまで一貫して自社で手掛け、現在に至る。
自社での栽培と庭づくりは無農薬・無化学肥料を実践し、人にも自然にも負荷を与えないよう健闘中。植物や庭を通じて自然からのメッセージを多くの人に伝えるのが至上の喜びです。

▼山口夫婦の地域での活動

わたしたちをあたたかく受け入れてくださる地域の皆さんへの感謝を忘れず。地域の景観を守る活動や地域交流行事にはできる限り参加しています。

●村の仕事

(集落・隣保総会、サル対策の電気柵補修、神社例祭、運動会、伊勢講など)

●2015年度 神河町地域創生戦略会議メンバー(奈央)

●2015年9月~ 神河町消防団団員(貴士)

 

●神河町長谷地区活性化プロジェクト『ハセラボ』メンバー(貴士・奈央)

↓移住してからのできごとを綴っているブログです。

俳句×田舎暮らしblog『原点諧記』http://sankira-hase.com/blog

▼資金の使い道

県道からのエントランスおよびオフィスを取り囲む約60坪の庭部分のデザインや植栽・土木工事費用(100万円~)に充てさせていただきます。
※目標金額に到達しなかった場合でも実行します。

▼リターンについて

心ばかりではありますが、支援額に応じてわたしたちなりのお返しをさせていただきます。

お住まいの地域やご希望のジャンルにあわせて、主に下記3つのプランをご用意しています。

①コミュニティプラン・・・コワーキング利用メイン

②ネイチャープラン・・・農園オーナー権メイン

③ギフトプラン・・・郵送ギフトメイン

※詳細は、画面右側の「リターン」一覧よりご覧ください。

 

▼最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

「そんな田舎でどうやって暮らすん!?」と家族や友人に言われながら飛び込んだ今の暮らし。諦めそうになるたび「二人でここで暮らすって決めたんやから頑張ろう」と励まし合って前進してきました。

今こうしてたくさんの人の力をお借りして『kajiyano』という場所が形を帯びてきていること、移り住んだ当初を思えばまるで夢のようです。楽しいことがどんどん生まれる場所にしたいと思っています。応援のほど、どうかよろしくお願いします!

山口貴士・奈央

  • 2016/11/13 21:50

     リターン品でもある竹炭。 先週と今週、教えていただきながら、新野の里山で竹炭づくりをしてきました。   まずは竹を切り出し、窯に入る長さに丸のこで竹を切っていきます。   そして竹をまっすぐに立てて、竹を4~5つに裂きます。   そして、1本1本なたで節をとります。 ...

  • 2016/11/08 12:25

    kajiyano工事&オープンが遅れております。楽しみにしてくださっている方、申し訳ありません。 本日は内装の漆喰塗りを行っています。 まだまだ、準備中なのですがkajiyanoオープン日が決まりました!【12月8日(木)吉日】です。詳細が決まりましたらまたお知らせします^^ クラウ...

  • 2016/10/28 15:22

    本日、風雅舎さんによる庭の施工が完了しました。 この1週間、ライブのように、色んな事が動き出し、 「今日はどう変わるんだろう!?」 と、ワクワクの毎日でした。   今日が最終日なので、 お庭の工事の箇所や植物のお話や日々の手入れのことを 丁寧に教えてくださいました。   母屋...

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