▼はじめにご挨拶

はじめまして、皆神神社奉納劇製作委員会の宮下佳隆と申します。このたび創建1300年を迎える信州松代皆神神社の歴史やこれまでの文化を皆さんにわかりやすく伝えるため、オリジナル脚本による奉納劇を製作・上演します。そして、この活動により得られた資源やネットワークをもとに、神社を核としたまちづくり活動を行い、地元松代町の活性化を図っていきたいと思います。
そこで、私たちと一緒に記念事業を盛り上げてくださる方を募集します。現状、あと50万円のご支援があれば最低限の上演が可能になります。ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

▼創建から1300年を迎える信州松代皆神神社

皆神神社は、長野県長野市松代町豊栄、皆神山山頂に位置します。熊野出速雄神社を御本社とし、侍従神社、末社を併せて、皆神神社と通称されています。

西暦718年(奈良時代養老2年)の創建と伝えられており、本殿は15世紀末期~16世紀初期の建立、県指定文化財に登録されています。撞木造と呼ばれる神仏習合時代の様式で、現存するものは珍しく、大変貴重とされています。
熊野出速雄神社の主祭神は出速雄命、侍従神社の主祭神は侍従大神であり、出速雄命は農耕の神、また侍従大神は火除け・子授けの神として信仰され続けています。豊栄地域の総鎮守として地元住民に親しまれておりますが、近年ではパワースポットとして人気を集め、遠方からの参拝客も多いです。

▼このプロジェクトで実現したいこと

1300年の歴史を後世へ。多世代が楽しめる奉納劇を上演。
本プロジェクトでは、1300年を記念した御神酒の製作や皆神神社でのオリジナル結婚式、イメージソングの製作など様々な企画を並行して実施していますが、本事業で最も目玉となるのが「奉納劇製作プロジェクト」です。
皆神神社が平成30年10月に創建1300年を迎えるにあたり、記念事業の一環としてオリジナル脚本による演劇を製作し、平成30年10月20日・21日開催予定の記念イベントにて奉納劇として上演します。内容は、1300年の始まりからこれまでの歴史をわかりやすく演劇で皆さんにお伝えします。

■ 開催概要
日時:平成30年10月20日(土)21日(日)
場所:信州松代皆神神社境内(侍従神社前)
   長野県長野市松代町豊栄5464-2
観覧料:無料


■ あらすじ
少女はある日、祖母から、自分たちの家系は代々皆神山の精霊として、山を訪れる人々のために祈りを捧げてきたのだと教わる。祈るとはどういうことなのか、精霊の役割を理解できず悩む少女。境内を散策していると、慌てた様子の少年と出会う。少年は千年後の未来から来たのだと言う。千年後の世界では科学技術が万能視されていて、神も仏も精霊も存在しない…。衰退しつつあった皆神神社もとうとう廃止されることになり、自分が最後の神職になってしまったと身の上を話す。少年は信仰の意味を求めて、皆神神社の起源である出速雄命に会う旅を始める。少年の切実さと問題意識に共感した少女は、ともに過去へ遡ることを決意する。
1300年の歴史を遡りながら、信仰の価値とはなにか?を探し求める少年と少女。二人はどのようにして自身の宿命と向き合いながら答えを出していくのだろうか?


■ キャスト(平成30年8月11日現在)
・ヒロイン:宮澤葉音
・メイン:福住悠斗、関谷瑳貴、高梨いづみ、村上信正、三井美友奈、坪根衛、酒井朝羽、佐川智紀
・キッズ:高梨唄、徳嵩奈乃葉、高梨ことは、中根息吹、徳嵩結乃夏、滝澤愛佳


■ 脚本・演出等
脚本・演出 青木由里(NPO法人 劇空間夢幻工房 演出家)
演出助手  佐藤健一(Tea Arrow)
音響・照明 式会社長野三光
制作    増澤珠美(ネオンホール)

 

皆神神社1300年の歴史を紡ぎ直し上演することで、高年層・中年層にとっては自身が生まれ育った土地に対するアイデンティティの再構築として、若年層や子供達にとっては故郷の歴史的価値の構築とともに、こうした気持ちを次世代へつなげていくひとつの雰囲気を醸成することが目的です。
脚本及び演出は専門家に協力をお願いしておりますが、出演者については地元から公募して、「みんな」で作り上げる手作り感を大切にしています。

■キャストからのメッセージ

◆ヒロイン:宮澤葉音さん
今回、ヒロインを演じることになりました宮澤葉音です。初めての舞台でとても緊張していますが、自分の力を出しきり、周りの方に支えていただきながら、良い舞台にしていきたいと思っています!どうぞよろしくお願いします(*´꒳`*)

◆村上信正さん
成人するまで皆神山の麓の東条で過ごしていました。皆神山にはいろいろな思い出があります。中学時代には文化祭で、「皆神山は本当にピラミッドか?」という展示企画を行いました。そんな思い入れのある山の神社の記念事業に携われる事嬉しく思います。

◆坪根衛さん
奉納劇製作委員会の熱い思いを聞いているうちに、この節目の大きなプロジェクトに自分が参加して大丈夫だろうか?という不安と、この奉納劇をどう盛り上げていこうか、というやる気が自分の中にみなぎるのを感じています。とにかく全力尽くして頑張ります!

◆酒井朝羽さん
松代にはご縁があり、小さい頃から年に一度、必ず訪れている思い出の場所です。行くたびに皆神山はなんとも不思議な山だなと思っていました。また、皆神神社には家族でお参りへ行った思い出があります。そんな場所で演劇ができることをうれしく思います。奉納劇ということでとても緊張しますが、全力でやりきります!

◆三井美友奈さん
こういう形で地元の方々と繋がれることや知識を得られることに喜びを感じる反面、自分達の劇を「奉納」することに緊張感も感じています。暑い日は続きますが、たくさんの方々に見ていただけるよう皆で頑張っておりますので、よろしくお願いいたします。

◆関谷瑳貴さん
奉納劇に初めて出るのでとてもドキドキしています。また、舞台も皆神神社で演じるので、どんな劇になるのか今からドキドキしています。キャスト・制作の皆さんとお祭りを盛り立てられるように精一杯努めます。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

いにしえより続く信仰のかたち

神神社の起源は今からおよそ1300年前、奈良時代養老二年に奉祀された出速雄神社だと伝えられています。

古来より自然崇拝や山岳信仰の対象であった皆神山では、その後中世になって修験道が栄え、神と仏、そして自然が絡みあった独自の場所として、多くの人々の祈りを受けとめてきました。

私たちは、いにしえより続くこの信仰の形を廃れさせることなく、後世に繋げていきたいと考えています。そのために、皆神神社1300年の歴史を物語として紡ぎなおし、神社や信仰の価値を広く世の中に伝えることを目的とし、本プロジェクトを立ち上げました。

また、本プロジェクトによって生み出される文化的資産が、その後継続されていくであろう一連の取り組みとともに、地域社会の未来を担う一端となることを、切に願っております。

▼これまでの活動

■奉納劇製作委員会の活動内容

・奉納劇製作

皆神神社1300年の歴史を物語として紡ぎなおし、神社や信仰の価値をひろく世に問うためのオリジナル演劇を製作。脚本・演出等は専門家に依頼し、出演者は地元から一般公募。

 

・記念事業特設ウェブサイト

記念事業全体の宣伝告知を目的として、特設ウェブサイトを開設。

 

・PR結婚式

東京で活動するウエディングプランナーと協働し、松代町や皆神神社のPRを目的とした結婚式を企画中。

各種媒体にて新郎新婦を募集中。

 

・記念御神酒

藤野屋酒店(松代町)、西飯田酒造店(篠ノ井)の協力を得て、純米酒「皆神山」の創建1300年記念ラベルを製作し、関係者等に配布予定。

 

・創建1300年記念イメージソング製作プロジェクト

創建1300年を記念して、本事業のイメージソングを製作。

「祈り」をテーマに、さまざまな信仰の形を受け止めてきた皆神神社の歴史や、信仰は異なれど個人個人のどの「祈り」にも価値があることを歌を通じて伝える。

『涙が溢れるような想いから、日々の中にただ普通に溢れる想いまで、あなたの心をつくる、そんな一つひとつを言葉で紡ぎます。』

作詞作曲は長野市出身の山口史章氏に依頼し、原曲が完成。歌い手として、松代町出身の加藤晃子氏(ステージネーム:okika〈オキカ〉)に決定いたしました。

▼資金の使い道

奉納劇を無事に上演するため、ご支援をお願いします。

自己資金でも対応しておりますが、製作費がまだまだ不足していますので、奉納劇の製作費のご支援をお願いいたします。確実に50万円不足しております。何とか奉納劇を上演させてください!!

手作り感は大切にしたいですが、劇を1つ創作するには、脚本から始まり、演出・制作関係費、稽古場使用料、稽古の交通費や食事代、音響及び照明等舞台設営日、当日スタッフ人件費、保険等々お金がかかります。

これまでの歴史を受け継ぎ、そして継承していく意義を見つめ直し、文化資産として、今後のまちづくりの一端にしていきたいという私たちの想いにご賛同いただき、ご支援賜れれば幸いでございます。

▼リターンについて

1.皆神神社開運お守り&お札

神社のお守りとお札をご用意しました。皆さんやご家族を守ってくださいます。

2.純米酒「皆神山」1300年記念ラベル

地元松代でしか手に入らない純米酒「皆神山」をご用意しました。今回の記念事業でお神酒として使用予定です。1300年記念ラベルを今回に限りご用意しております。

長野市の蔵元である「西飯田酒造店」にご協力していただいております。

・協力蔵元 西飯田酒造店 
・URL http://w2.avis.ne.jp/~nishiida/info/index.html
・許認可番号 長野関1-547
・管理責任者名 飯田大太郎

 

3.地元銘菓「皆神山」

地元の歴史ある名店「蔦屋本店」の銘菓「皆神山」をご用意しました。

口当たりの良いミルク餡を使ったお饅頭です。お茶や紅茶、コーヒーなど、どんな飲み物にも合うと地元では人気の高い和菓子です。

4.松代焼 お猪口&徳利

地元松代の綺麗な松代焼のお猪口と徳利をご用意しています。記念ラベルの純米酒のおともにどうぞ。

5.1300年記念イメージソングCD

創建1300年を記念して、本事業のイメージソングを製作しました。

「祈り」をテーマに、さまざまな信仰の形を受け止めてきた皆神神社の歴史や、信仰は違えど個人個人のどの「祈り」にも価値があることを歌を通じて伝えたいと考え、CD化いたしました。

6.オリジナルブレンドの「皆神山コーヒー」

皆神山オリジナルのブレンドコーヒーを作りました。皆神山にちなみ、世界各地の1,000m以上の高地で栽培された豆を100gずつ4種類ブレンドしました。酸味の少し強い深みのある味をお楽しみください。
<豆の種類>
① キリマンジャロ(タンザニア)
② ガヨマウンテン(インドネシア)
③ エメラルドマウンテン(コロンビア)
④ グアテマラSHB(グアテマラ)

7.特設サイトへのお名前掲載

ご支援いただきました方には、特設サイト(http://peraichi.com/landing_pages/view/minakamijinja1300)にお名前を掲載させていただきます。

 

8.奉納劇のプログラムへのお名前掲載

ご支援いただきました方には、プログラムにお名前を掲載させていただきます。

 

■代表よりメッセージ

皆神神社の起源は今からおよそ一三〇〇年前、奈良時代養老二年に奉祀された出速雄神社だと伝えられています。古来より自然崇拝や山岳信仰の対象であった皆神山では、その後中世になって修験道が栄え、神と仏、そして自然が絡みあった独自の場所として、多くの人々の祈りを受けとめてきました。
私たちは、時代や宗教を超えて求められてきたこの場所の価値を、後世に受け継いでいきたいと考えています。そのために、皆神神社一三〇〇年の歴史を物語として紡ぎなおし、祈りとは何かを改めて問いかけるべく、本プロジェクトを立ち上げました。

信仰のない時代だと言われる現代において、それでも祈りが必要とされることの意味と価値を、本プロジェクトを通じて伝えていきたいと考えています。

奉納劇製作委員会 代表
皆神神社 権禰宜
武藤 弘樹

▼結び ~ 後世へ繋げて、松代地域の活性化へ ~ 

今回の奉納劇を通じて、由緒ある皆神神社の歴史と良さを多くの皆さんにぜひとも知っていただきたいと思います。
松代地域は真田家ゆかりの城下町です。歴史と文化を中心に地域活性化や観光への取り組みを住民も一丸となって進めてまいりました。そうした取り組みの中で、新たに皆神神社を皆さんに知ってもらうことにより、本事業が歴史を紡ぎ後世に繋げ、さらには地域社会発展のための核を担う存在として、地域住民との協働のもと、一連の文化的取り組みの第一歩となり、地域への波及効果があることを心から願っております。

  • 2018/12/14 10:06

    こんにちは、奉納劇製作委員会事務局です。皆様のご協力いただきまして、無事奉納劇を上演することができました。誠にありがとうございました。来場いただけなかった方々にも、早く奉納劇を御見せできれば動画編集してましたが、遅くなってしまい申し訳ありませんでした。この度、YouTubeにて皆神神社公式チャ...

  • 2018/10/05 18:54

    いつもご声援ありがとうございます。 皆神神社奉納劇製作委員会事務局です。 10月21日(日)のメイン(奉納劇)のステージ出演者が決定いたしました。 和太鼓あり、ライブあり、演奏あり、パフォーマンスあり、体験教室ありと盛りだくさんです! ぜひ、秋の楽しい休日を皆神神社で過ごしていただける...

  • 2018/10/05 18:44

    皆さま、いつもご声援ありがとうございます。 皆神神社奉納劇製作委員会事務局です。 ポスター、チラシ及びプログラムなどの配付物も一部の修正を残し、 ほぼ完成になっております。 今回のメインイベントである「奉納劇」は、 薄暮からのスタートを予定しています。 そこで、配付物でも時刻の暗さ...

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