▼はじめにご挨拶

氏名:高作義明(たかさくよしあき)

過去30年間にわたりコンピュータ関係の書籍を執筆。横浜市立大学と国学院大学にて情報処理の講師を歴任。

そして、2012年に石川県輪島市にてハイディワイナリーを創業。


現在は、「ブロックチェーンとビットコイン投資入門」のセミナー講師とクラウドファンディングのプロデュースも行っています。


2016年に宮城県から依頼され、宮城県にはワイナリーは1つしかないので創業のポイントを講演で指導してほしいとのこと。

それ以来、宮城県と山形県のワイナリー関係者と親しくなり、今回のクラウドファンディングでの資金調達を協力することになりました。なお、今回のリターンには、少しでも支援金が多くなればと思い、私の著書も載せることにしました。皆さまのご支援とシェアーによる拡散をよろしくお願いします。


さて、東日本大震災からすでに8年が過ぎました。あの時以来、地震や津波の脅威、そしてその被害は今なお忘れることはできません。


でも、それでも全日本の多くの人々のご支援で、今の南三陸地方はつぎのように復興してきました。

また、つぎのようにも復興してきました。

このようにインフラが復興してきましたが、そのつぎは私たち自身による自立した起業による復興が大事です。

このような起業の中で、私たちはワイナリーを作ることに決めました。ワイナリーは、多くの人たちを雇用することができるし、またワインツーリズムを通して多くの観光客を誘客することができるからです。そのような想いで、私たちはまずこの南三陸の丘陵地帯に仲間とともにワイナリーを作ることを決めたのです。

昨年の初春に植えたブドウ樹の苗木の成長具合を確認しています。
そのようなことを新聞などのメディアで訴えた結果、多くの仲間たちが応援に来てくれています。
そして、第一回目のブドウの苗木植えにも参加していただきました。

うまく育ちますように!! 丁寧に、丁寧に。

ここで、私たちのワイナリーに対するあつい想いを仲間の一人である「正司(しょうじ)」から伝えさせていただきます。

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南三陸でワイナリーを作り、多くのブドウの木を植え、多くの人たちを雇用して、地元の復興に貢献します。
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東日本大震災から8年が経ち、南三陸町ではインフラや公共施設の復興終了の目途が立ってきました。

しかし、時が経つにつれて人々の記憶も薄れ、人口は減り続け、南三陸町を訪れる観光客の数も減ってきています。私たちは、南三陸町の抱える問題をワイン造りを通して取り組んでいきたいのです。

ワインには様々な力があります。
1つ目は、先進的な6次産業化モデルとして収益を高め、新しい地域ブランドを創出するとともに、ワイナリーの魅力を世界に発信して問題を解決します。

2つ目は、南三陸町の持つ魅力をワインと料理のマリアージュによって高めます。南三陸町には美しい海と世界三大漁場の一つである金華山沖の漁場があります。

これらの海産物とワインのコラボによって海鮮丼、お寿司、そしてイタリア料理やフランス料理を作り、皆さまに提供して参ります。実際に、ワイナリーにイタリアンレストランを併設する計画も進んでおり、現在担当者がイタリアで勉強しています。

3つ目は、ワイナリーが新たな観光地になれることです。垣根仕立ての畑の中で葉が生い茂り、ブドウの実が沢山実っている様子はとても美しいのです。ワイナリーでは海を見ながら地元の食材を使った料理とワインを楽しむことができます。そのためにも一日でも早くワイナリーを建設できるように精進していきます。

私がワイン造りの道に進もうと思ったとき、ワイン造りの経験もなく、農業も未経験でした。そんなときに石川県の能登ワインのブドウ畑で勉強する機会をいただき、今回の起案者であるハイディワイナリーの高作さんとお会いできました。

実際に立ち上げるにあたって、資金調達など様々な問題に直面しましたが、そんな折に高作さんに再会し、多くのアドバイスをいただきました。これもワインが繋いでくれたご縁と思っています。

また、宮城県には秋保(あきう)ワイナリーがありますが、その当主の毛利さんにも最初からお世話になっております。私たちは、今、多くのブドウの木を植えることに専念しています。皆さまのご支援は、まずこのブドウの苗木の調達と植樹に使わせていただきます。皆さまには、この南三陸ワインプロジェクトのご支援をぜひよろしくお願いします。

ベルウッド・ヴィンヤードとのコラボ

そして、今度は、南三陸とコラボを組んでいるベルウッド・ヴィンヤードの鈴木から挨拶をしてもらいます。

はじめまして、鈴木智晃です。2017年に、山形県上山市でベルウッド・ヴインヤードというワイナリーを創業しました。ここでは、最初に私たちが宮城県の南三陸ワインプロジェクトとコラボをしているワケから説明します。

まず、ワインを作るためにはブドウの栽培をしなければなりません。このブドウというものは、常に複数の病気にさらされています。そのような病気にかかったら近隣のコラボをしているワイナリーにお互いに知らせあって広がる前にまん延を防ぎます。私たちは南三陸の人たちと協力してこのような病気からブドウを守りたいのです。

また、ワインの生産方法です。ブドウというものは、毎年毎年、その生育状況が変わります。たとえば、糖度が薄いとか赤ワイン用のブドウの色が出ていないというようにです。このような場合には、お互いに意見を交換して醸造方法や樽での熟成期間などを話し合ってより一層いいワインを作ります。

そのほかにもコラボの必要性がありますが、私たちは、このようなコラボを実現するために、この度、クラウドファンディングで一緒に資金を集めることにしました。

さて、ここで今回皆さまにお願いする支援金に使い道を説明します。私は、これまで地元山形のワイナリーで19年間醸造・栽培に取り組んできました。ブドウ栽培やワイン醸造に携わるうちに、すべてを一貫して自分でやってみたい、自分が思い描く理想のワインをつくってみたいと考えるようになりました。良いワインはいいブドウからしかできません!それならそのブドウを自分の手で造り、ワインにしたいと思いました。

これまで、後継者のいないデラウエア畑45aを引き継ぎワイン用に栽培してきました。

また、2017年春に垣根仕立てで20aにワイン用ブドウ(ピノノワール、ピノグリ、メルロ)を植えてきました。この間、ブドウ棚の整備や、新園地の造成や植え付けなど苦労しましたが、地元の友人やSNSなどを通じて集まってくれたボランティアの皆さんの協力を得て、新規就農初年度、乗り切ることができました。


2017年8月下旬デラウエアの収穫祭にて。ボランティアの皆様と昼食の様子。

さて、このようにしてブドウを栽培してきましたが、それでもブドウの生産量が足りないのです。その為には、どうしても皆さまのご協力でブドウ畑を拡張したいのです。



2017年春に植樹したワインブドウ畑!順調に生育しています。

どうか、南三陸とともに私たちのワイナリーの成功のためにぜひご協力をお願い致します。

 

 

  • 2018/10/16 11:25

    この度は、ご支援をいただいて有難うございました。 残念ながら目標金額には到達しませんでした。 しかし、私どもの東北の復興プログラムの支援は終わりません。 まず、皆さまにお願いしたいことがあります。それは、以下の4名とまだフェイスブックで友達になっていない場合には友達申請をして頂けますか。...

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