▼あいさつ

日本全国には制度自体を知らない障がい者や障がいを抱えているために、社会からの逸脱者として自分自身を否定し、精神疾患の悪化や周囲との関わりを断つ者も多く存在しています。 

実際に当事者及び家族と話を行った際、就業したい方や制度を知らない方が非常に多く、今後の生活を不安に感じている方が数えきれない程いました。

障がいを抱えたことにより、「障がいがあって今更働くことなんかできない」「外に出ても白い目で見られる」等の自分を否定する言葉があり、保護者からは「私達がいなくなったときに誰に頼って良いか分からない」「地域の方との交流もないから、親がいなくなったら1人で細々と生活して行くしかない」との生の声を多く聞いたことを思い出します。

私はこのような障がい者の方々の声を少しでもなくしていきたいという気持ちがあり、地域との交流や生産活動等を通して、自分自身を認めていただくような支援を行っていきたいとの考えから、一般社団法人希望の家を設立いたしました。

当事業所は障がいを抱えた方々に、「自分の居場所」、「地域の頼れる存在」、「いつでも気軽に相談できる家族のような存在」と思っていただくことを目標に支援を行い、障がい者の方々と共に社会貢献できればと考えております。

▼事業内容

○生活介護(定員:9名)

入浴・排せつ・食事等の介護、調理・洗濯・掃除等の家事、生活等に関する相談・助言その他の必要な日常生活上の支援、生活活動(日々の役割活動やフリー活動、リフレッシュ活動)を行っています。

 

○就労継続支援B型(定員:11名)

日々の作業を通じて社会的マナーや作業技術を身につけながら、働く喜びを実感できる支援を目指し就労の機会を提供しています。

▼資金の使い道

障がい者の方々の就労訓練資金及び施設の環境整備等に活用していきます。

▼最後に

今年度4月から開始した事業ということもあり、軌道に乗るまで資金が必要となります。障がい者の方が楽しく生きがいを持って生活を送ることができるように精一杯支援していきます。特に離島ということもあり、資金の援助もなく、助成等も受けづらいのが現状です。よろしければご協力どうかよろしくお願いします。

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