2018年6月30日、みなさまのご支援を受けた観測ロケットMOMO2号機は打上げ直後に落下、炎上いたしました。私たちは原因究明と同時に、次のMOMO3号機の開発を進めています。MOMO3号機の打上げのため、皆様のご支援をお願いいたします。

プロジェクト本文

 

 ▼はじめに

2017年12月に実施した「MOMO2号機をみんなで飛ばそう」プロジェクトは、MOMO初号機の打上げに際して行った「みんなの力で宇宙にロケットを飛ばそう!」プロジェクトを人数でも金額でも大きく上回り、924人の皆様から28,426,500円ものご支援をいただきました。本当にありがとうございました。

MOMO2号機を打ち上げることができたのは皆様のクラウドファンディングを通じたご支援、そしてレオス・キャピタルワークス株式会社様、大樹町内でご尽力、ご協力くださった本当に多くの皆様、また全道、全国の関係各所の皆様のお力添えの賜物です。その結果は打上げ後の落下、炎上という、大変不本意なものとなりました。ご支援いただいた皆様のご期待に添えなかった点は本当に悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

しかし、我々は今回の結果を重く受け止めつつも、次のMOMO3号機の打上げに向けて準備を始めています。

 

 

 

  

  

  

▼このプロジェクトについて

MOMO2号機に何が起きたのか?その根本原因の究明と、問題点の改良につきましては、打上げ後、連日検証および考察を行っています。そしていくつかの事象に注目し、現在、トラブルの再現と発生条件の検証のための実験を行っているところです。

MOMO2号機の機体は、幸い射場内に落下し大きな爆発も伴わず、機体と施設の一部を焼損するのみでした。とはいうものの、機体は全損し、打上施設も供給系を中心に、交換が必要なものが多数ある状況です。粛々と復旧作業を始めていますが、早期の復旧にはそれに伴う出費が必要になります。

そこで、皆様にMOMO3号機の打上げに伴う機体の一部と、今回破損した施設の復旧につきましても、もしご支援いただけたら、MOMO3号機の打上げ時期は大きく早まります。そのためのクラウドファンディングとして今回のプロジェクト『続ける。宇宙への挑戦。みんなの力でMOMO3号機を飛ばそう!』を行わせていただきたいと思います。

 

 ▼プロジェクトの目的

このプロジェクトの一番大きな目的は、皆様に「自分のロケットが宇宙に行ったんだ!」という実感を持った体験をしていただくことであると、以前からお伝えしてまいりました。

今回の打上げの瞬間を一緒に迎えた皆様はきっと、『自分のロケット』感を多少の差はあれ、持っていただけたものと思います。そうであれば前回のクラウドファンディングは成功だったのですが、その後の落下、炎上によって、失敗の実感まで共有していただく形になってしまったのは慚愧に堪えません。しかし、これが宇宙開発であり、宇宙に挑戦するということなのだと、私達もあらためて強く思い知りました。そして、私達はここで諦めるつもりは毛頭なく、前進を続け、宇宙に挑戦し続けるつもりです。

そこで今回は『いっしょに宇宙に挑戦し続ける』という実感も共有したいと思っております。そして、みなさんと一緒に、困難を乗り越えて、必ず宇宙に参ります。インターステラテクノロジズにとっては、これはまだ第一歩のその前の段階です。その第一歩までの道程をいっしょに歩みましょう!


それがこのプロジェクトに込めた私達の願いです。

  

 

  

  

 ▼ 資金の使い道

4月の打上げ延期を経て、打上げ準備の練度は上がり、6月30日の打上げでは、船の侵入による延期を除けば予定通りの時刻でのスムーズな打上げに成功いたしました。その機会を得ることができたのは、MOMO2号機をご支援いただいた皆様のおかげです。

前回のプロジェクトでご支援いただいた資金は、全てMOMO2号機の製造に使われました。機体構造物や配管部品、タンク製造のための材料や機体塗装、実験のためのコスト等です。

今回は、そのような機体の製造に加えて、焼損した打上げ施設の復旧に関しても皆様のお力をお借りしたいと思います。そのためのリターンも用意いたしました。

  

 

▼想定されるリスクについて 

打上げ日程をアナウンスした後でも、実験当日の天候状況などにより実験を延期せざるを得ないと判断する場合がございます。

打上げが延期された場合、リターンの発送も打上げ後に繰り延べさせて頂く場合がございます。

また、打上げ実験を実施したとしてもあらゆる条件からミッションを完遂できない場合もございます。

万が一実験延期またはミッション未遂の場合であっても、活動報告、リターンの履行は必ずいたします。

▼資金の使い道

高度100kmに到達する宇宙観測ロケットの打上げ実験費用

▼リターンについて

まだMOMO3号機の打上げ時期は決定しておりませんが、打上げ後可能な限りスムーズにリターンを発送できるよう努力いたします。

また、前回以上に打上げ前から情報共有を行う予定です。

MOMO初号機、2号機が宇宙に到達しなかったため、打上げに伴う一部リターンは今回以降に繰り延べさせていただいております。

▼リターン紹介


・報告書(PDF)

MOMO3号機打上げ実験の報告書をPDFにて頒布いたします。


・宇宙への名前

MOMO3号機にあなたのお名前を載せて宇宙に打上げます。

※みなさんのお名前もしくはご希望のお名前(例えばお子様のお名前、一名様)を記した銘板を搭載いたします。

MOMO2号機に応募された方のお名前はそのまま3号機にも搭載させていただきますので、前回とは違う方のお名前を今回新たに登録していただいても構いません。


・限定映像公開(リアルタイム中継ではございません)

打上げ時の複数視点からの映像を含む非公開映像を、打上げ後に限定して公開させていただきます。


・MOMO3号機ステッカー

MOMO3号機のミッションマークステッカーをお届けします。ステッカーのサイズは巾4cm 高さ7cmの予定です。


・絵葉書

MOMO3号機の機体、開発時の様子、射点風景、などポストカードブックにしてお届けいたします。

※写真はイメージです、送付されるデザイン内容は今後MOMO3号機用に変更されます。


・MOMO3号機記念Tシャツ

MOMO3号機の打ち上げを記念する限定のTシャツを送付いたします。

※写真はイメージです、送付されるデザイン内容は今後MOMO3号機用に変更されます。

 

・ロケットバウム

MOMOのエンジンのアブレータと呼ばれる、エンジン内部の高温に耐えるための部品を切り出したものです。地上燃焼実験に実際に使用されたものです。

※食べられません

 

・HP・FBへの謝辞掲載


お名前をスペシャルサンクスクレジットとしてIST公式ホームページ・公式Facebookで掲載します。

 

・報告会ご招待

東京都内と本社所在地の大樹町にて開催される限定参加の打上げ報告会にご招待します。いずれかの会場のお好きな方にご参加いただけます。

※交通費は自己負担となります。場所・日時が決まり次第ご連絡します。

※当日参加できない方は動画を限定URL+期間限定で公開


・機体構造試験片

MOMO初号機の結果を受けて強化されたCFRP製機体外装とアルミニウム合金製タンクの接合部分の強度を測定するために作られた試験片です。実際に実験に使用されたもので、その結果によりMOMO2号機の構造が決定しました。


・MOMO2号機、打上施設のかけら

  

    尾翼      機体部品(ヘリウム加圧系配管 アビオ系BOX)

 

    機体破片(ノズル部分)        射場打上設備供給系

落下、炎上したMOMO2号機の破片と焼損した地上施設の部品です。

機体コース・施設コースを設定しました。

機体コースには尾翼(2枚限定)、機体部品(ヘリウム加圧系部品、アビオ系BOX、タンク間部部品等)、機体破片(ノズルの破片と機体に使用したネジ、ケーブル類などの詰め合わせ)の3種類があります。尾翼コースの方は、ご都合がつけば報告会の際に直接壇上でお渡しいたします。


施設コースは打上地上施設の供給配管(レギュレータ、圧力計、センサーポート等)などの部品です。


・なつのロケット団 サイン本シリーズ

インターステラテクノロジズの母体となった、「なつのロケット団」メンバーのサイン入りの著作を一冊づつ、4冊セットにして送らせていただきます。

「放課後地球防衛軍(1)」笹本祐一
「なつのロケット」あさりよしとお
「はやぶさ2の真実」松浦晋也
「ナウシカの飛行具、作ってみた」八谷和彦


・打上げ地上支援スタッフ参加権

打上げ日前後に、なつのロケット団スタッフとしてゲストや一般見学者の方への対応などを一緒に行っていただきます。前回、前々回には打上げ前日に射点及び機体見学の機会も設けられました。

打上げ後の懇親会(通称 : 打上げの打上げ)にもご参加いただけます。

※現地までの交通費や現地での移動手段、宿泊費は自己負担となります。

※懇親会は打上げ当日に行われない場合もございます。

※打上げ前日の射点及び機体見学は状況によっては行われない場合もございます。 

 

・レーザークリスタル

MOMO3号機の機体を再現した、スタッフ、関係者限定の限定記念3Dレーザークリスタルを送付します。

※写真はイメージです、送付されるデザイン内容はMOMO3号機のものに変更されます。


・特大パネル

記者会見で使用予定の背景パネルを送付します。

※写真はイメージです、送付されるデザイン内容は今後変更される場合があります。


・MOMO2号機風洞実験模型(実物)

   

MOMO2号機の飛行特性を検証するために使用された、風洞試験用の1/17の模型です。実際にこの模型を使って風洞試験を行い貴重なデータを採取しています。全長543.8mmです。


・MOMO2号機風洞実験模型(レプリカ)

MOMO2号機風洞実験模型のレプリカです。模型実物と同様のサイズ、材質、(アルミニウム合金 A2024)です。

 

・ISTスペシャル『鮨会』参加権

『鮨会』インターステラテクノロジズ版への参加権です。

堀江貴文に加え、IST社長の稲川貴大も参加、各回10名での開催ですので、美味しいお寿司を食べながら、参加者の方と近い距離でざっくばらんに宇宙のことビジネスのこと、テーマを限定せず様々な相談や会話をしていただけます。

東京で2回、札幌で1回の開催予定です。クラウドファンディング終了後、今秋冬の開催を予定しています。

現在日程調整中で、日程が確定次第リターンへ追加します。


※「鮨会」とは堀江貴文プロデュースのレストランガイドアプリ Teriyaki 主催の人気イベントです。

http://salon.teriyaki.me/premium

※参加にあたっては、以下のページの注意事項をお読みください。

http://salon.teriyaki.me/sushicoution


・前夜祭参加権

打上げ前夜に北海道で行われる打上げ前夜祭のパーティーに参加していただける権利です。

打上げ前夜祭は打上げを見学にいらっしゃるVIPの方々をお招きして、打上げに向けて交流、そして盛り上がっていただくためのイベントです。前回はELEZO様提供のジビエ料理のコースを堪能いただきました。 

※現地までの交通費や現地での移動手段、宿泊費は自己負担となります。

 

・MOMO3号機打上げ参加権

ロケットの打上げ実験スタッフとして、指令所で一緒にご参加いただけます。

※安全上の理由から、作業内容はこちらで制限させていただきます。

※立ち入り制限区域に入って頂くため、現地で安全教育を受けて頂き、同意書等への署名をお願い致します。

※現地までの交通費や現地での移動手段、宿泊費は自己負担となります。

 

・発射ボタンを押す権利

実際に打上げられるロケットの打上げボタンを押すことができる権利です。

この「発射ボタンを押す権利」リターンはシステム上から銀行振込のみとなります。
このリターンをご支援希望の方はメッセージにてプロジェクトオーナーまでご連絡ください。

最終振込期限は10/24日水曜日となります。

※現地までの交通費や現地での移動手段、宿泊費は自己負担となります。

↓MOMO初号機で打上げボタンを押す権利を獲得された芹澤豊宏さんのインタビューページです。

ノリで1,000万円をポチッた男。ホリエモンロケットの発射ボタンを押せる権利!「金額は関係ない、宇宙開発に関われることに価値がある」

MOMO2号機で打上げボタンを押す権利を獲得された坂本優子さんが十勝毎日新聞に寄せられた手記です。(十勝毎日新聞社様の許可を得て引用)


ISTロケット発射ボタン担当・坂本さん
 6月30日に大樹町で行われたインターステラテクノロジズ(IST)のロケット打ち上げ。4月の実験(延期)に続いて発射ボタンを押す役割を担った帯広市内の会社員坂本優子さん(33)=十勝毎日新聞社勤務=が緊迫の当時を振り返った。

 「5、4、3、2、1」。発射20秒前、成功を祈りボタンを押すと、帽子の「ひふみろ」(2号機メインスポンサーのキャラクター)が跳び上がった。IST社員やクラウドファンデイング(CF)支援者らと画面で見守る中、ロケットは打ち上がり、司令所に「わー」と歓声が広がる。その直後、上昇したはずの機体が再び画面に映りこんだ。IST社員が「耳を塞(ふさ)げ」と叫んだ直後に大きな衝撃音が響く。スクリーン越しに見る射場が炎に包まれる。すぐに司令所からの退避が告げられた。

 30日午前1時前、司令所に到着した。堀江貴文さんやISTの稲川貴大社長が見守る中、作業は順調に進み、射場ではスタッフが記念撮影する姿も。和やかに時間が過ぎ、4月末の打ち上げ延期以来の関係者との再会を喜び、「今日で終わってしまうのは、うれしいけれど残念」とCF支援者たちと私は名残惜しさに浸っていた。

 「押さないと緊急停止するので、必ず押してください」とIST社員らに念を押され、緊張しながらも押した発射ボタン。直後の予想もしない事態に私は驚き、頭が真っ白になった。司令所内もどよめきが起き、すぐに「全員退避」との指示に従い、600メートル先の現場を直接見ることなく車に乗り込んだ。

 無事に避難場所のSORAに到着。さらなる爆発の可能性もあるため司令所に戻ることはできず、私はただ立ち尽くすしかなかった。しかし社員に混乱した様子はなく、現場の映像を確認しながら、事象の確認と原因究明に当たる。落胆はしているものの、長く続く作業の疲れも見せず、冷静に対処する姿に驚いた。

 堀江さんも疲れた表情ながら冷静で、ぼうぜんとする私たちにため息まじりに「大変でしたね」と励ましの声を掛けてくれた。

 翌日、全国から集まったCF支援者と私は、稲川社長の案内の下、射場を見学。幸いにも射場の設備はほぼ原形をとどめ安心した。次の打ち上げへの期待感も高まった。

 その後、私たちは、大樹町内の飲食店や温泉を巡った。各地から集まった支援者と私はロケットに熱狂する仲間となった。今後、見学者が増えれば、大樹の観光の発展にもつながると感じた。ロケットだけでなく、大樹のファンが増えていくのが誇らしく、ロケットタウンへの道筋が見えた気がした。


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▼観測ロケット「MOMO」について

「MOMO初号機」は2017年7月30日に北海道広尾郡大樹町から打上げましたが、高度100kmには到達しませんでした。

「MOMO2号機」は2018年6月30日に北海道広尾郡大樹町から打上げましたが、打上げ直後に、落下、炎上いたしました。

今回はその3号機になります。前回、前々回で到達できなかった宇宙空間との境界である高度100kmを目指します。


インターステラテクノロジズ株式会社の宇宙観測ロケット「MOMO」シリーズは、20kgのペイロードを高度100kmまで低コストで打ち上げることを目指して開発を進めています。上空で約4分間の微小重力環境が得られ、ペイロードを洋上で回収することも可能になる予定です。 微小重力実験や高層大気の観測、赤外線・X線などによる宇宙観測、技術試験、エンターテインメントなど、幅広く利用されることを見込んでいます。機体の製造、ペイロード整備から、打ち上げ、回収に至るオペレーションは北海道大樹町の弊社施設で一貫して行います。なお、今回の打上げは弾道飛行技術確立のための技術実証実験として行われ、ペイロードの回収は行われません。


▼これまでの活動

2015年以前の活動は インターステラテクノロジズ株式会社公式サイト HISTORY

をご覧ください。

2016年

1月 100km 打ち上げ機用 10kN(1tonf 級) エンジンの開発開始

  東京大学との共同研究として、1200N エンジンの開発開始

3月 10kN(1tonf級)エンジンの長時間燃焼に成功し開発完了

5月 姿勢制御実験期「LEAP3」の飛行実験に成功


・2017年

7月31日MOMO1号機を大樹町より打上げは成功、打上げ後66秒で通信途絶したため、緊急停止。到達高度は約20km。


8月 MOMO1号機打上げの検討とMOMO2に向けての改良検討

9月 MOMO2改良のために必要な各種試験を行う

10月 MOMO2号機のための部品製造を進める

12月 MOMO2号機クラウドファンディング開始

2018年

2月 MOMO2号機クラウドファンディング終了

4月 MOMO2号機打上げに臨むが機器トラブルのため打上げを延期

6月 MOMO2号機を打ち上げるも、打上げ直後に落下、炎上する。

▼インターステラテクノロジズについて

インターステラテクノロジズ株式会社は、2006年からロケット開発事業を行っています。

現在、北海道大樹町と東京に事業所を持ち、宇宙観測ロケット「MOMO」に続けて地球周回軌道に小型衛星を打ち上げるロケットの開発を行っています。

【会社概要】

社名:インターステラテクノロジズ株式会社

本社:〒089-2113 北海道広尾郡大樹町字芽武690番地4

東京工場:〒279-0002 千葉県浦安市北栄4-28-21

設立:2003年5月

資本金:4,968万円

役員:代表取締役 稲川貴大

事業内容:ロケット開発

▼最後に

インターステラテクノロジズでは2005年の「なつのロケット団」結成時から、高度100kmに到達するロケットの実用化に向けて活動をしてまいりました。その当初から民間での開かれた宇宙開発ということを大事にしています。


これまで国家レベルでの宇宙開発によって確かに宇宙への扉は開かれましたが、一般の人にはまだまだ遠い世界です。私達はこれを”誰もが”アクセスできる宇宙にしたいという野望をもっています。そのためには、開かれていて多くの人が参加する宇宙開発であること、低コストであることが重要であると考えています。


今回のMOMO3号機のクラウドファンディングでも、その方向をさらに前進させたいとの思いで開発を行っていきます。


2017年、2018年とMOMOを打上げてまいりましたが、未だ宇宙には到達しておりません。今回こそ高度100kmの宇宙空間への到達を目指します。

みなさまのご支援・応援を心よりお待ちしております。

 

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