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多様な人の”キタイ”にこたえる服つくります。ー車椅子ユーザー編 その1ー

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現在の支援総額
71,500円
パトロン数
19人
募集終了まで残り
61日

現在47%/ 目標金額150,000円

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2019/01/13 23:59までに集まった金額がファンディングされます。

㈱アダストリアが展開するファッションブランド『niko and...』×『渋谷区』×『CO-FUKU』”コオフク塾 in シブヤ 2018”でリデザインした 多様な人の “キタイ” にこたえる服を販売します!

こんにちは。西村佳子です。会社員しながら、有志と “おしゃれな” 活動してます。かつて耳にした車椅子ユーザーの声「車椅子でもおしゃれがしたい。」をきっかけに、”あなたらしく。わたしらしく。誰でもおしゃれが楽しめる社会”を目指し、2016年、有志と任意団体「CO-FUKU」を立ち上げました。

私たちは、毎日、服を着ますよね。
下着、ブラウス、シャツ、セーター、カーディガン、スカート、ワンピース、パンツ、スーツ、コート、ダウンジャケット…

あなたは、“着たい”服って着ていますか?

欲しいものが高価で手が届かないってことはありますけど、でも、手がとどく範囲で自分の好みのデザイン、ブランドの服を着ているのではないでしょうか。
だけど。。

これは、障害者のリアルな声なんです。80%前後の人が衣服、衣服を購入する環境に困っていることもわかりました。おしゃれをしたい気持ちに「障害者」とか、「健常者」の違いってないって思いませんか??
だって、もし、貴方が今日から車椅子ユーザーになったとしても、目が見えなくなったとしても、耳がきこえなくなったとしても、自分が “着たい” 服って“着たい”ですよね?

そこで、「コオフク塾 in シブヤ2018」で多様な人の“着たい”にこたえる服をつくりました!
さらに、“期待”にこたえる接客サービスとストアデザインも考えました。
今回、多様な人の“着たい”にこたえる服を販売します!

と、その前に、、「コオフク塾」って何か?というと。。

「ダイバーシティとインクルージョン」を大切にして共生社会を目指す渋谷区の後援、渋谷区に本社を構える㈱アダストリアさんの協力をいただき、全4回、行いました。

参加者(のべ約200名)が、5~7名で1つのチームを構成し、「衣服ルーム」「サービス・ストアデザインルーム」それぞれ3チームをつくり、各チームで、困りごとを『理解』して、チームで『リデザイン』、『カタチ』にしました。

(詳細はページの後半。)

そして、5つの"着たい"にこたえる「衣服」と3つの"期待"にこたえる「サービス&ストアデザイン」が誕生!

今回、衣服ルームでは、「niko and...」定番の“シャツ”と“チノパンツ”を取り上げました。
シャツは、発色が良く、低速で丁寧に染上げたライトブロード。製品を縫製した後、着馴染んだようにWASH加工する際にシルク由来の柔軟剤を使用し、さらっとしてソフトで優しい風合いです。衿にワイヤーを入れ、衿型の着くづしが楽しめるデザインと、衿と前立ての開きを作り衿元にポイントが施されています。インに着やすい適度なサイズ感とアウトに着ても着やすくサマになる「niko and...」のロングセラーのレギュラーシャツ。

チノパンは、オーソドックスなチノ素材でソフトでありコシもある、毛羽が少なく微光沢感が特徴です。本格ミリタリーWORKからのデザインを用い、少し太くゆったり目で、女性に着やすいサイズ感に。フロントのボタンもあえてファスナーにせずはそのミリタリーのデザインをそのまま生かしています。こちらは製作途中の写真。

さっそく、商品をご紹介します!
「チームアプリコット」は、車椅子ユーザーならではの困りごとをリデザインしました。

モデルのあーちゃん(写真中央)とチームメンバー

車椅子ユーザーは座った体勢のため、立っている人の視線が気になるんです。深めのV開きを“ただ隠す”のではなく、プリント生地でスカーフドレープを取り入れました。

襟もとのループにスカーフを通し、結び目を作らずスカーフが固定できます!

さらに、シャツの外側にもループがあるので スカーフを出してアレンジもできちゃいます!ループはスカーフをすっきりと固定できて、襟の柔らかいワイヤーとの相性も抜群で、きれいなシルエットが保てるんです。

袖丈を7分丈にカットしてカフスを取り付けました。カフス裏は、スカーフと同じプリント生地にし、折り返して、チラっとみえるおしゃれを楽しめ、汚れも気にならなくなりますよ。そして、スナップボタンは、脱ぎ着しやすくなる優れものです!

椅子に座っていても、無意識のうちに身体を動かすことが出来ない場合、シャツをウェストインした時のシワ、生地の重なりで、肌が赤く荒れてしまうんです。メンズライクなビッグサイズのデザインはそのままに、後ろ身頃だけ、ぐっと小さくしました。すっきりとウェストインでき、ノンストレスに!写真左がbefore、右がafter


そして、”背中”に「コオフク塾inシブヤ」オリジナルタグを!
実は、車椅子ユーザーが、一番見られてしまうそうなんですが、あえて、それを生かしました。




そして、本格派のスタンダードチノパンツも、車椅子ユーザーも楽しめるようリデザインしました。


既製服に含まれる“ゆとり”は、動きの少ない車椅子ユーザーにとっては“シワや厚み” となり、肌の痛みや腫れの原因になってしまうんです。そこで、後ろ身頃の“ゆとり”をウェスト部分で大幅カット。さらに後ろポケットの内側の布も取り、圧迫感を軽減しました。

車椅子ユーザーは、フットサポートに足を置くため、目につきやすい位置に足元があります。それを活かしたリデザインです。裾の裏側にあしらったレースは メンズライクなチノパンをソフトな優しい雰囲気に。
さらに、フロントボタンをスナップテープに変更し、見た目は、オリジナルデザインのまま、着脱も楽チンになりました。介助者にもやさしいリデザインです。

チームメンバーは、女子力高めなこちらのみなさん。

モデル のアラサーあーちゃんの感想。
<今まで可愛いのが好きでかっこいいシャツなどは、”大きくて似合わない”と思い込んで、着たことがなかったけど、”初めて、かっこいい服を良い”と思えました。
わたしのファッションが変わって嬉しかったです。参加してよかった!>


そして、シャツのカフス裏、スカーフ、スナップボタンに使用したオリジナル生地のデザインは、「シブヤフォント」の「Mr.Quijote」
さらに、CAMPFIREスペシャル「X(クロス)デニムパンツ」をご紹介します。

車椅子ユーザーの“着たい”にこたえるデニムパンツです!
後ろパンツを伸縮性のある素材に替え、深い股上にし、長時間の座った姿勢でも安心なんですよ。そして、ウェストが下がりにくくなる工夫も!

後ろパンツのポケットは、"前"に移動し、座った状態でスマホが入るようにリデザインしています。機能的なだけでなく、おしゃれなデニムパンツになりました。


オプションで、ストレッチレースをサイドに入れ、おしゃれ感をプラス。
CAMPFIREスペシャルプライスでご提供します! 通常10,800円→10,300円 !



でも、実際に手に触れてみないと不安、というあなたに朗報です!
本日(11月8日)より、渋谷ヒカリエ5Fの「シブヤを持ち歩く超芸術ショップ」にて、「コオフク塾inシブヤ2018」で誕生した“キタイ”にこたえる服をご覧いただけます!
そして、そして、11月10日(土)14:00-14:45、渋谷駅・ハチ公前広場にて行うトークセッションに参加します。「コオフク塾inシブヤ2018」のあれこれ、普段、聞けないようなファッションデザイナーのリアルなお話が聞けるかもしれませんよ。

昨年の会場風景(ハチ公前広場)©NPO法人ピープルデザイン研究所

サービス&ストアデザインルームの成果発表は、11月13日(火)、「超福祉展」にて行います!みなさんのお越しをお待ちしております!


昨年の会場風景(渋谷ヒカリエ「ハチ」)

おまけ。。
「Making of コオフク塾 inシブヤ2018」

2018年8月~11月に行った全4回の連続ワークショップ「コオフク塾inシブヤ2018」アダストリアさんのオフィスのある渋谷ヒカリエの27Fで行いました。

最初に、「衣服ルーム」「接客サービス・ストアデザインルーム」それぞれのリーダーより“どんなことをやるか?”をお話いただきました。「nikoand...」デザイナー、CSRプランナー、スーパーバイザー、接客教育担当など沢山のアダストリアの社員のみなさんが参加くださいました。

そして、参加者のみなさんは、「衣服ルーム」または「接客サービス&ストアデザインルーム」を選んでいただきます。それぞれ3チームが誕生しました。

各チームにわかれ、それぞれのチームの障がいあるメンバーの「困りごと」を理解します。

そして、その「困りごと」をリデザインします。

そして、完成!

そして、「超福祉展」「シブヤを持ち歩く超芸術ショップ」等を通し、沢山の方にご覧いただきます。

この活動への思い。

「車椅子でもおしゃれがしたい」

最初にこの言葉を聞いたのが2002年。そして、12年後の2014年に、同じ言葉を聞きました。
「なんで、変わらないんだろう?」
だって、10年も時間が経ってるのに、同じこと聞いたら、「え?」って思いませんか?
私にとって、「おしゃれをする」って「ごはんを食べる」と同じことで、「おしゃれができない」という発想がなかったんです。
でも、需要と供給のバランスを考えたら、コレが現実なのかな、とも思いました。その時、私は、長らく務めたアパレル業界から新しい挑戦する時で、“私に何かできないかな?”という思いも募り、障害者、企業、行政、教育などに沢山の人に会いました。
そして、“こうしたら出来るんじゃないかな?”と思うようになったんです。そのスタートが「コオフク塾」です。

たくさんの志ある方々の支援、協力のお陰で、2017年より本格的に活動をはじめました。昨年(2017年)、おこなった「コオフク塾inシブヤ」では、5名の車椅子ユーザー、その家族、一般参加、企業、行政などのべ79名が参加し、できあがったリデザイン服は
㈱アダストリアさんのご厚意で参加した車椅子ユーザーのみなさんに差し上げました。
ですが、障害者の衣服の困りごとの解決にはなりません。また、お買い物をする時の困りごともあります。
そこで、今年は、衣服だけでなく、お買い物する環境や接客サービスも取り入れ、ワークショップを行い、のべ約200名のみなさんに参加いただきました。

そして、次のフェーズに進むとき!という思いでクラウドファンディングにトライすることにしました。
みなさまより頂いた支援金は、今後の活動の継続に使わせていただきます。

わたしたちは、「コオフク塾」を繰り返し行うことを通し、「障害者の中の健常者」と「健常者の中の障害者」が理解でき、「バリアフリー」という言葉が不要な社会への一助となりたいと考えています。「コオフク塾」はその一歩です。
みなさんの応援、どうかよろしくお願いします。
シブヤのどこかでお目にかかれたら、嬉しいです!