皆さんには故郷がありますか?その故郷は今どんな感じでしょうか?これからどうなっていくのでしょうか?西脇市は織物産業が盛んな産業都市でしたが、近年は町中シャッターだらけ。そんな町に挑戦する活動的な人達が集まり交流できるスペースを開設し、西脇市を盛り上げたい!地方の社会問題解決モデル事業にしていきます!

プロジェクト本文

【追加情報】

公開開始から5時間で目標金額を達成しました!本当にありがとうございます。多大なるご支援に、心温まるコメントに、大きな勇気をいただいております。

次なる目標は300%です。

300%達成したら、資金不足により手付かずになっている奥のスペースを改修して、床材を引いて裸足エリアにします!裸足エリアにすることで、ハイハイ赤ちゃんも動き回れて、親子が気軽に入れる空間を目指し、こども向けのワークショップも開催しやすい環境にします。こどもが感性を磨ける空間を実現します。また、幅広い層の方の健康を促進するような、ヨガや体操教室もできます。

皆さんが活躍する場所を皆さんで作り出しましょう!

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初めまして、起案者のモリカワ チカラです。


突然ですが、

皆様には故郷はありますか?その故郷は今どんな状態でしょうか?また、これからどうなっていくのでしょうか?

私の生まれ故郷は兵庫県西脇市です。かつては賑わいを見せたこのまちも人口減少により衰退の一途を辿っています。小さい頃に遊びに行っていたお店などはどんどんシャッターがおり、町中で空き店舗が散見されます。

そんな私も、かつては大阪へ夢見て出て行ったその中の1人です。

大阪で結婚し、こどもが生まれたことをキッカケにこれからの未来をよく考えるようになり、その流れで地元西脇のことも考えるようになりました。その中で父からは、人が減って農地がどんどん余ってきているという話を聞き、

「先祖が切り開いてきたこの土地を、どう次の世代に渡そうか。子どもたちにどんな未来を残してあげれるだろうか」

考えた結果、自分と同じように子どもたちにも伸び伸びと遊んで欲しい。そして田舎でも夢を持てるようなまちにしていきたい。自信を持って次のバトンを渡したいと思うようになり、西脇に帰り起業することを決意しました。

「一度出て行ってもいい。でも、いつか帰ってきたいと思えるようなまちにしよう」

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地方と呼ばれる地域は過疎化が進み、その中でも空き家や空き店舗の問題が存在します。私たちはその古くなった空き店舗を放置するのではなく、活用し、次に繋げるプロジェクトを遂行していきます。

正直、潰す方が簡単です。しかし、空き店舗があるにも関わらず、新しい店舗を建て続ければ、農地は埋め立てられ、空き店舗は増えていく一方です。この地方の社会問題を解決していく一つのモデルを作り出していけたらと活動しています。


ですが、いざ20年物の空き店舗を改修していくと数多くの問題が浮き彫りになってきました・・・・・。このまま読み進めてもらえると幸いです。


かつては播州織の一大産地であり、兵庫県中腹の中心都市として栄えた兵庫県西脇市。しかし播州織の衰退と共に急激な人口減少に陥り、賑わっていた中央市街地の商店街は今やシャッター通りに。閑散としていてどんよりした空気が流れます。このままいくと2060年には西脇市の人口は現在の60%になる、という試算も出ています。

そんな商店街に残る築80年のブティックを改修してコミュニティスペースを作り、クリエイターやアーティスト、起業家等々、挑戦する人や発信をしている人を応援する場所を創ります。多くのクリエイティビティを融合しながら西脇を盛り上げ、このスペースをきっかけに商店街のシャッターを次々に開けていくことを目指しています。

▼西脇ってどんなところ?

東経135度、北緯35度が交差する日本の地理上の中心地なので、「日本のへそ」と呼ばれています。山あいに囲まれ、そのくぼみに密集した町並みはまさに「へそ」の形そのもの。

軟水の3本のキレイな川にも恵まれ、地場産業「播州織」の一大産地として栄えました。女工さんとして他府県から多くの女性が移り住み、女性の割合は65%を超える華やかでおしゃれな町となりました。そんな西脇ならではの独特な文化圏が形成され、横尾忠則さんやトータス松本さんなどの超大物アーティストを生み出したまちでもあります。

▼西脇ヘソノオ・プロジェクト

そんな西脇エリア出身のクリエイターを中心に西脇再生プロジェクトが立ち上がりました。その名も「ヘソノオ・プロジェクト」。緯度と経度の二軸が交わる日本のへそ(=西脇市)に、「へその緒」という三軸目を創り、過去から現在、そして未来の子供たちへと心ひとつにつながり、多くのクリエイティビティを融合させながらも本質的な創造的価値を発信していくプロジェクトです。

その推進を図るのが大手広告代理店クリエイターやプロデューザー、編集者、シンガーソングライター、イラストレーターなど西脇エリア出身者で構成されたクリエイティブチーム「ヘソノオ・クリエイティブ室」です。


皆様はじめまして。ヘソノオ・クリエイティブ室の森川元良(モリカワチカラ)です。平成年生まれで、元気が良いと書いてチカラです!

私は元々、実は地元が大嫌いでした。西脇にいるのが嫌すぎて、高校の進学先を決める最優先事項は「西脇から通学ができない遠い場所の高校」で、寮がある高校に進学したぐらいです。

その理由は私が思春期の時、家には左半身不随の祖父、植物状態の叔母、精神疾患の叔母と、障害を持つ親族がおり、母は介護で疲弊し情緒不安定な状況で家庭状況は荒れていました。

その時ずっと「なぜ生きてるのか?」「なんのために生きてるのか?」など自分に問いかけていました。それを考えるたびに頭が痛くなっては、山を走って登ったり、川に入ったり、夜空の星を眺めて気を紛らわしていました。西脇の自然を感じている時が一番幸せでした。

私はとうとうその家に居ることに耐えられず、高校進学の時に逃げるように西脇の家から飛び出しました。

その後、20歳で大阪の印刷会社に就職した時、熊本で農家をしている叔父から電話が入り「生きることは食べることだけん。金があってもメシがなけりゃ人は生きられんたい。農業のことよく考えとけ。」と言われました。その言葉はなぜか強烈に印象に残っています。

月日は過ぎ、私が結婚し子どもができたあたりで、兼業農家である父に西脇市の人口減少、農業従事者の高齢化の話を聞きました。

そこで、叔父の言葉を思い出しなにか私にできることはなれないか、子どもたちに繋げる何かを残せないかと思うようになり、帰郷を決意。と同時に起業も決意しました。

現在、西脇市に帰郷し、農業の手伝いをしながら似顔絵などイラスト制作・デザイン制作、Web制作を行なっています。

印刷会社の印刷機械に関わるエンジニアだった私は、ビジネスに関して本当に無頓着で世間知らずで、起業後一瞬にして多くの挫折を味わいました。余裕を持っていたはずのサラリーマン時代の貯金は半年という短い時間でゼロになりました。

その時、いろんな経営者の方にアドバイスを頂き、お仕事のご紹介をして頂いたり、コラボという形で一緒に仕事をさせてもらったり。たくさんのご支援をいただきました。

このご支援がなければ妻子のいる私は挫折したまま再就職という道を選んでいたかもしれません。本当に関わってくださっている皆様に感謝しかないです。「周りの皆様、全てに私は生かされてる。」と心底感じました

これらを踏まえて私は、

「応援しあえる、挑戦を後押しする場所があれば、起業が盛んになり、地域が盛り上がる!すると移住者も増えたり、西脇市を出ていった人も帰ってきたいと思えるのではないか」と考え、挑戦者が集まる場所を作るこのプロジェクトを立ち上げる決心をしました。

 

●藤井佳代- 播州織ラッピング「つつむ」

西脇市で播州織を使ったラッピングをしています、藤井佳代です。

20年前、神戸から明治22年創業の酒販店に嫁ぎ、従来から酒屋さんで行われている無料の紙包装をもっと温かみのあるものにしたい、と思い付き、播州織で包むサービスを始めました

テレビやラジオ、新聞等で取り上げて頂くうち、自社の商品である酒類を包むだけでなく、持ち込みや他者さんの商品、北播磨地区の地場産業製品や農産物などをつつませて頂けるようになり、私のラッピングでもっと幅広いギフトを生み出したいと思うようになりました。

新店舗は、播州織商社や工房館、デザイナーさんたちの活動拠点にあることから「西脇のアンテナショップ」として、新しい西脇ギフトの発信や、情報交流出逢いの場として受け入れられると確信しています。また、西脇出身者の夢や目標、起業や再建に勇気を与えるきっかけになれたらと考えています。

 

●越川誠司- へそまち文化新聞編集・発行人

西脇市のフリーペーパー『へそまち文化新聞』を編集・発行している越川誠司です。

西脇は明治以降に播州織で栄え、その豊かな経済力を背景に、文化的にも北播磨地域・県内陸部をリードする存在でした。多数の著名アーティストや文化人を輩出しているまちでもあります。

かつて大阪で広告制作会社に勤め、グラフィックデザインの仕事やフリーペーパー制作に従事していた私は、家庭の事情もあり20年前にお隣の多可町に帰郷、10年ほど前から農業を営んでいましたが、昔は中心市街地が華やかで子供時代には憧れのまちだった西脇がかつての活気を取り戻す一助になればと、「へそのまち」の文化を深掘りした紙面を年2回のペースで制作・発行しています。

この5月には更に広く地域の魅力を発信するべく、コワーキングスペースを拠点に西脇・多可の地域カルチャー誌『ヘソノオ・マガジン』の創刊も予定しています。クオリティの高い紙(誌)面メディアを日本のへそから全国へ。出版事業を通して愛するまちの活性化を図ります。


きっかけは、「播博」というイベントに参加したことでした。二日間のイベントではシャッターが下りている店舗を解放し、様々なブースが出店をしたところ、多くの方で賑わいました。

かつて活気があった西脇市中心街を垣間見ることができ、それを懐かしむ声も多く聞くことができました。

イベントで人が集まったこともそうですが、シャッターが開いているだけで、街が非常に明るく感じられたのです。また魅力的な店舗物件が多く存在していることを初めて知り「もっと空き店舗を活用できないか」と考えたのが始まりです。

次々と連なる店舗のシャッターを開けるために、起業する方が増える、または支店を商店街に出したいと考えてもらえないといけません。

そのために私たちは、起業してみたい、自分の趣味で作った商品を販売してみたいなどの挑戦を後押しできる、支援・応援できるスペースを提供しようと考えました。

それが「ヘソノオプレイスAnn」です。



●「Ann」という名前

以前からこの場所は「Ann」とい名前のお店でした。過去の歴史や伝統を踏まえながら、これから新しい歴史を刻んで行こうと、以前の名前をそのまま頂き「ヘソノオプレイスAnn」としました。


●「Ann」の機能

店舗はL字型になっており、テラス(庭)まであります。その店舗には以下の機能を持たせます。

①コワーキングスペース

②物販および播州織ギフトラッピング「つつむ」スペース

③カフェおよびレンタルスペース

①コワーキング・イベントスペース

ドロップインも可能なワーキングスペース。定期利用者向けにお得な会員制度も設けます。利用者同士で繋がりを持って仕事や勉強をして欲しいので、定期的にその場所で飲み会等も開く予定です。

機能:無料Wi-fi、コピー機(有料)、電源利用可など

*設計は、西脇市で2018年に創業した「大西貴之建築計画事務所」の一級建築士である大西さん。丁寧な仕事ぶりです。

②お土産播州織ギフトラッピング「つつむ」スペース

地場産業をはじめ、想いのこもった逸品を展示販売するスペース。こちらに置く商品は作り手の想いを聞いて、つくる様子なども見学させて頂いた上で販売します。しっかりとその商品を私たちは語りたいからです。そして、その作り手の想いと買い手の想いを播州織で丁寧につつみお渡しします。

お試し販売や試作品の展示も可能です。趣味で本気のモノづくりをしている(将来本業としたいと考えている)方、企業さんの試作段階の商品などをこちらで販売できます。買っていただいたお客様の反応はしっかりと記録に残し、お伝えします。モチベーションの維持や商品の改善に繋げて欲しいからです。


③カフェ

カフェはお客様が気軽に入れて、少し一服ができ、談笑ができるような場所を作る目的で設置します。日頃の抱えている悩みを話すことで気分が楽になったり、嬉しかった出来事を私たちも共有したいと考えています。悩みならコワーキングで作業するクリエイターが解決できるかもしれません。

コーヒーはcoffee&Bar Pot 監修の元、スペシャリティコーヒーを提供する予定です。

レンタルスペースは、カフェスペースを時間貸しします。物販で販売している商品の説明会や、ワークショップ、様々な専門家にお越しいただきセミナーの開催もしていただけるスペースにします。いろんな生の情報に触れてもらえ、自分の世界を広げてもらえるように西脇市外の各業種の専門家も積極的にお呼びしたいと考えています。要予約制。



このプロジェクトを通して達成したいことは大きく3つあります。
 
ひとつ目は、
西脇市の魅力を地元の方にはもちろんのこと市外の方にも伝え、起業家やクリエイター、アーティスト誘致につなげていきたい。
 
ふたつ目は
西脇市内外のIT事業者やクリエイターなど様々な業種が集まることで、新たな事業を創出したり、地域の問題を共に解決しうる場所に育てていきたい。
 
三つ目は
西脇と周辺地域の子どもたちに多様な働き方・文化に触れてもらい将来の選択肢の幅を広げていきたい。また西脇市の魅力を再発見してもらえるような機会を提供したい。
 
そんな思いを詰め込んだ場所を作り上げていきたいと考えています。


2019年3月オープンに向けて11月から本格的に動き出しました。

なかなか、雰囲気もあっていい感じの外観です。

しかし築80年、15年以上空き店舗だったことで老朽化がかなり進んでいます。

解体工事を始めたところ、、雨漏りを確認。。

施工してくれる多可町の大山工務店さんに教えてもらいながら一緒に解体。

貼り付けてあった壁を取ってみると、奥の土壁はボロボロと落ちてきました。

さらに柱は腐食し、少し触るだけでボロボロと崩れていきます。

この柱が屋根を支えていると思うとゾッとします

意気揚々と、「シャッター開けるぞー」

と言ったものの、これが現実です。人が手入れをしないと、どんどん状態は悪くなっていくことをまざまざと見せつけられた感じです。このままいくと倒壊の危険もあったかもしれません。これはヤバイです。

しかし、もう解体を始めてしまっているので後戻りはできません。

基礎工事に外壁、屋根工事と、、外側ばかりにお金がかかっていく一方です。。

正直、私の懐事情もかなりヤバイです。

空き店舗、空き家の問題は西脇に限ったことではありません。数多くの地方が同じ問題を抱えていると思います。

この問題解決に何が一番有効か、いまだに僕も答えが出ていません。

しかしながら、解決に向かって動く人が少しでも多く集まってくれば、いい方向に変わっていくと信じています。1人の力では到底なし得ないことが実現できると信じています。

クラウドファンディング を通じて多くの方に知っていただき、関わっていただいて、一緒に西脇市シャッター商店街を盛り上げていきたいです。そして必ずや成功事例にして、同じ問題を抱えている市町村に伝えていきたいと思っています。


皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。


そして何よりこの取組に共感していただける方と繋がっていきたいです。


長文を最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

起案者一同

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