
土を耕す。
苗を植える。
草を取る。
大和芋の成長を見守る。
静岡県長泉町で、就労継続支援B型事業所「あおぞらワーク」の利用者さんたちが育てる大和芋。
その中には、味や品質に問題がなくても、形や見た目によって市場に出荷できない「規格外」のものがあります。
私たちは、この大和芋を使った焼酎「蒼空の和(そらのわ)」をつくります。
育てた作物の販路を広げ、利用者さんの仕事ややりがいにつなげる挑戦です。
自分たちの手で土に触れ、作物を育てる。
そして、育てたものが誰かの手に渡り誰かの暮らしの中で価値になる。
私たちは、そんな「仕事」の可能性をこの畑から感じています。
誰かに必要とされるものを自分たちの手で生み出す。
この大和芋焼酎への挑戦は、そんな未来につながる一歩でもあります。

大和芋は、自然の中で育つ農作物です。
あおぞらワークで育てた大和芋は、形や見た目によってA級・B級・C級に選別されます。
A級・B級は市場に出荷されますが、C級品は買い取られず、自家消費に回されています。
同じように手をかけて育て、味や品質にも問題がない大和芋。
買い取られないC級品大和芋
せっかく育てた大和芋を「規格外」で終わらせたくない。
「焼酎にすれば、新しい販路をつくれるのではないか」
この発想から、大和芋焼酎づくりが始まりました。

「大和芋を焼酎にできないだろうか。」
この挑戦に取り組むのは、あおぞらワーク、TOKENネットワーク、富士高砂酒造の3社です。
あおぞらワークが大和芋の栽培と利用者さんの作業を支え、TOKENネットワークが商品企画と関係者の連携を担い、富士高砂酒造が焼酎として形にします。
それぞれの専門性を持ち寄り、規格外の大和芋から新しい商品をつくります。
畑だけでもできない。
企画だけでもできない。
酒蔵だけでもできない。
それぞれが持っている力を合わせて一つのものをつくる。
そうして、一本の大和芋焼酎が生まれようとしています。

畑で土に触れ、大和芋を育てる人がいる。
その大和芋の可能性を考え、商品を企画する人がいる。
一つひとつの素材と向き合い、焼酎として形にする人がいる。
そして、その焼酎を知り、手に取り、飲んでくれる人がいる。
一本の焼酎ができるまでには、
たくさんの人の仕事と、時間と、想いがあります。
だからこの焼酎は誰か一人の商品ではありません。
農業だけでもない。
福祉だけでもない。
企業だけでもない。
それぞれの仕事がつながって一本の商品になっています。

焼酎の名前は「蒼空の和(そらのわ)」
「蒼空」には、大和芋が育つ畑に広がる青い空を。
「和」には、人と人がつながり、一つの商品を生み出す輪を込めました。
この焼酎を通じて、地域に新しいつながりが生まれてほしい。
そんな願いから名付けました。


このプロジェクトのゴールは、大和芋焼酎を完成させることではありません。
私たちが目指すのは、規格外の大和芋を継続して商品にできる仕組みをつくることです。
自分たちが育てた作物が商品となり、誰かに選ばれる。
その経験を、利用者さんのやりがいや次の仕事につなげていきたいと考えています。
そして、農業と福祉、企業と地域が、
それぞれの強みを持ち寄りながら新しい価値を生み出していくこと。
私たちは、この焼酎をその最初の一歩にしたいと思っています。
いつか、
「長泉町といえば、この焼酎(蒼空の和)」
そう言ってもらえるような、地域を代表する商品へ。
そして、この焼酎をきっかけに
「自分たちの地域にもまだできることがある」
そう思ってくれる人が増えていく。
一本の焼酎から、
新しい仕事が生まれる。
新しいつながりが生まれる。
新しい挑戦が生まれる。
私たちがつくりたい未来は、その先にあります。



ここまでプロジェクトページを読んでくださりありがとうございます。
このプロジェクトは、最初から大きな計画があったわけではありません。
規格外の大和芋から生まれる「蒼空の和」を一度きりの商品で終わらせず、長泉町で親しまれ、選ばれ続ける一本に育てていきたいと考えています。
それが大和芋を育てる利用者さんの仕事ややりがいにつながり、地域の中で新しい挑戦が続いていくきっかけになればと思います。
いつか「長泉町といえば、蒼空の和」と言ってもらえるように。
この大和芋から始まる挑戦に、ご支援・応援をよろしくお願いいたします。
【酒類販売管理者標識】
1販売場の名称及び所在地:TOKENネットワーク株式会社 静岡県三島市南町5番22号
2酒類販売管理者の氏名:渡邉瞬
3酒類販売管理研修受講年月日:令和8年8月5日
4次回研修の受講期限:令和11年8月4日
5研修実施団体名:一般社団法人 日本ボランタリーチェーン協会



