エンタメ領域特化型クラファン
無料掲載をご検討の方はこちら

はじめまして、こんにちは。
大阪にてkiisという屋号で日用品づくりをしている女性金属工芸作家のキイと申します。

今回初めてのチャレンジです。私の情熱と思いのたけを詰め込みましたので、最後までお読みいただければ幸いです。

 

今回、自身の制作する<日々を彩るきんぞくのうつわ>の可能性を広げるべく、機械の導入費用及びアトリエ(兼住居)の移設に伴う改装費用をご支援を募らせて頂きたくエントリー致しました。

 

 現在は自宅とそこから歩いて10分ほどのアトリエ(5坪)を往復しながらの日々を送っております。

 

◆制作のコンセプトについて


日々を彩るきんぞくのうつわというメインコンセプトのもと、“新しい花器の提案”、“錫のススメ”という二つのテーマにわけたものづくりをしています。


 “新しい花器の提案
ドライフラワーやエアプラントは、水があまり必要ない分、もっともっと自由な形で提案することができます。
例えば吊り下げられるものだったり、逆さむけて飾ることが出来たり…。市場で緑を扱うところがぐんと増えているのに、飾り方にはまだまだ新しいものが少ないと思い、自由な発想でものづくりをしています。

錫のススメ
錫は日本古来より神様や仏様のおそばに置く≪うつわ≫として、また金銀に次ぐ高価な代物として大切に扱われてきました。
錆びない・陶器のように割れないということはもとより、錫の作用により中に入れた液体の雑味を吸収し、たとえばそれが酒器であれば味がまろやかになったり口当たりが滑らかになったり。缶ビールを注ぐと生ビールのような泡立ちをお楽しみ頂くこともできます。
花器においては切花の切り口に雑菌が入るのを抑制する為 より長く美しい花を楽しむことができたり。私が錫という金属に出逢った時の驚きと感動を、世代を超えて広めていきたいと思っています。

そのような思いと共に出来上がった作品たちをいつもの日常に加えて頂くことで、より豊かに彩る暮らしがあると信じています

昨年開業してまもなく、年に二度の個展を開催。一会期につき80点ほどのオーダーを受け受注生産を開始しました。
今年に入ってからは個展はおこなっておらず、大々的な受注会はストップしています。それでも月に20~30点ほどのオーダーを頂いている状態です。

 

もっと設備と環境を整えてものづくりをたくさんしたい…

…私が今望むもの。

自宅と兼用でできる、今よりも少し広い作業場と旋盤という機械です。

旋盤という機械を導入することにより、今よりももっとデザインの幅が広がり、不可能であったイメージのものも可能になり、作業効率もアップします。


旋盤という機械を用いてまずは熱伝導率のよい錫の新しい可能性を見つけるため、【プリンアラモードのためのうつわ】を作りたいと思っています。
冷たいものが冷たいままに。アイスクリームなどもとけにくくなり、果物も温くなりにくい。
無機質な色味とカラフルな食材を合わせることで新しい錫のうつわを作ることができると思っています。

 

 

▼リターンについて


応援して下さる方々には御礼は、もちろん私自身が思いを込めたものを制作してお渡しします!

以下は一例です。


(改装完了後に取り掛かります。一点一点金づちや工具を用いて手作業で制作致しますので、お渡しまでは少しお時間を下さい。)

 

 ▼最後に

最後までお読み頂きありがとうございました。

植物の彩る方法の可能性や、錫という面白い効果のある金属について、もっともっと知って頂きたいと思い、日々制作をしています。

街ではお花屋さんに限らず、お洋服屋さんや雑貨やさん、飲食店でまでエアプランツやドライフラワーは販売されるようになったのに、まだまだ飾り方が少ないと思っています。水がいらないんだから、逆さむけてもいいし、ひっかけるだけでもいい。

錫(すず)という金属は日本では江戸時代から神様や仏様のおそばに置くうつわとして大事にされてきているのに自分と同世代は触れたこともない方が多い。割れない・さびにくいということは元より錫イオンの効果やその表面の作用でビールはきめの細かい泡が生まれたり味わいがまろやかになったり。<うち飲み>が盛んな今だからこそ、自宅でほんの少しのことでより豊かな毎日を送ることができると思うのです。


また、もっと幅広い層に、錫をなじんでもらいたい。お酒が飲めなくても。お花が好きじゃなくても。プリンアラモードのためのうつわでも錫の良さをご理解頂けるはずなのです。

 ほんの少し、今よりも知って頂くだけで、毎日がずっとゆたかになる。そんな暮らしをこれからも提案していきたいと思っております

 

どうか、応援よろしくお願いします。

 

2016.8.19 kiis キイ

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください