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日本エアギター選手権2017@湯之元を成功させ、世界エアギター選手権につなげたい

皆さんはエアギターという競技をご存じですか?目には見えない「エアー」ギターをかき鳴らし、音楽に合わせて会場一体となって盛り上がるこの種目の公式全国大会を、鹿児島県の湯之元温泉に誘致することができました。この全国大会を大いに盛り上げ、世界大会開催に向けたきっかけとすべく、資金調達に協力してください!

現在の支援総額

504,000

72%

目標金額は700,000円

支援者数

52

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/06/22に募集を開始し、 52人の支援により 504,000円の資金を集め、 2017/07/23に募集を終了しました

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現在の支援総額

504,000

72%達成

終了

目標金額700,000

支援者数52

このプロジェクトは、2017/06/22に募集を開始し、 52人の支援により 504,000円の資金を集め、 2017/07/23に募集を終了しました

皆さんはエアギターという競技をご存じですか?目には見えない「エアー」ギターをかき鳴らし、音楽に合わせて会場一体となって盛り上がるこの種目の公式全国大会を、鹿児島県の湯之元温泉に誘致することができました。この全国大会を大いに盛り上げ、世界大会開催に向けたきっかけとすべく、資金調達に協力してください!

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全国1億6,000万人のエアギターファンのみなさん、こんにちわ。

エアギタリーマンしんごろうです。

今日は昨日に引き続き、エアネスサイゴウとの対談【エアギターまちづくり論】をお届けします! ()内のコメントは私、エアギタリーマンしんごろうです。

前編はこちら(エアネスサイゴウのエアギターまちづくり論 Vol.1)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(昨日はエアギターまちづくり論のVol1にて、エアギター的プロセスについてお聞きしました。)

はい。エアギターのエンタメ要素、そして「見えないものを見る」というプロセスの街における可能性拡張の視座について語りました。

今日は、そんなエアギター的エンタメが、結果として湯之元の街のどんな課題を解決しうるかについての考えを語っていきたいなと思っております。

(では早速ですが、湯之元の抱える課題ってどんなことだと感じてますか?)

課題を語る前に、まずは湯之元と言う町の現状を確認しておきたいなと思います。

まず、地理的な面から。

鹿児島市からはJRで25分、車で30分、高速道路のインターチェンジも立地していて、アクセスは抜群です。鹿児島空港までは車で50分。空港連絡バスも走っていて、県外とのアクセスもばっちり。

続いて、経済的な面。

今から450年前に温泉が発見され、古くからこの街は県内有数の歓楽街として栄えてきました。ほんの30年くらい前までは、まだまだ鹿児島市や近接自治体から遊びにくる訪問客が多かったようです。産業としては、飲食店や宿泊業が多かったというのも、このような背景があるのでしょう。

そして、文化的な面。

歓楽街であったことからも、夜の街の文化として芸者遊びの文化は盛んだったようです。舞妓さんや歌い手さんがたくさん歩き、歌や踊りの伝統は古くから受け継がれています。馬踊りのような伝統行事が今に伝わっていますね。

(毎年4月に行われる馬踊り)

 

(ここまでお聞きすると、湯之元、やっぱり良い町ですね)

そうなんです。かつて、まだ娯楽が少なかった時代には、温泉と食事と踊りが最高の娯楽でした。県内外から多くの観光客が訪れる町だったんですね。

で、ここからが重要な話。

湯之元の課題は、かつての賑わいを失ってしまったことなのか?ってこと。

どう思います?

(うーん、そうだ思います。街の先輩たちに伺うと、昔の賑わいをもう一度!とよくおっしゃいます。)

そう!そこ!それが課題だと思っています。
賑わいが損なわれてしまったことが課題なのではなく、「もういちど昔のにぎわいを!」と思ってしまう意識こそが課題だと思っているんです。

いまの社会環境、これだけ多くの娯楽があふれる時代に、温泉ですよ、食事ですよ、といったコンテンツでは、もうお客さんを呼べる時代ではない。というかむしろ、そういう風に「広範なターゲットに幅広く訴求できるようなコンテンツを町単位で用意できる時代じゃなくなっている」という認識がまだない。そこが課題かなと思うんです。

(ちょっと難しい話になってきました。。。もう少しわかりやすく話してくださいよ!)

おお、ごめんなさい。

まあ簡単に言うと、昔の栄光を忘れて、まったく新しい視野で街の資産を見直したり、これからこの街と関わってくださる可能性のある層に対して、目線を変えた提案をしていく必要があるとはずなんです。

その方向性を摸索すべきときだという自覚を、まずは自分たちが持つことから始まるはずだと。

(なるほど。そこまではわかってきました。で、これってエアギターとどう関係するんでしょう?)

はい。良い質問です。笑

ひとことで言うと、視野を変えるってことです。エアギターって、街の人から見たらよくわからないものだと思うんですよね。でも、いま、この街の若手はこの企画に全力で走り回っている。この「よくわからないけど、だれかが真剣に取り組むことを全力で応援する」という文化を町のなかにつくっていくことが大事だと思うんです。

今回はエアギターですが、もしかしたら来年は、囲碁とか将棋とかの大会が別のチームによって生まれてるかもしれない。もしかしたら再来年には、この街でゲストハウスをしたいという若者が移住してくるかもしれない。

そんな風に「この街でこれやりたい!」と言う人を全力で応援する文化が生まれてくると、多方面でのいろんなチャレンジがうまれ、街の人の視野が広がってくると思うんです。

(エアギターが、街の人の応援文化に火をつけるか?!)

(うーん、エアギターがこの街の新たな方向性を示すということではないと。)

そう。エアギターの街になっていくってことはないと思います。さすがに。でも、エアギターの全国大会や世界大会を誘致して盛り上がれる町だという、基礎体力みたいなものは、この先の湯之元の街の可能性を摸索していくうえで、大きな財産になるはずです。

(可能性の摸索のための基礎体力。。。僕はてっきり、エアネスサイゴウさんにはこの街の可能性や方向性が見えてるんだと思ってました。そういうわけではないんですね?)

はい。(きっぱり

これだけ時代の変化が早くて、人の価値観が多様化してる状況では、○○の街!という統一的なブランディングが効く時代ではないと思うんです。それよりは、街の雰囲気というか、そこに住む人たちのノリとか軽やかさみたいなものが、これから選ばれる地域のポイントの一つになってくるんじゃないかなと思います。

(なるほど。。。少しずつ見えてきました。そのためのエアギターだと。)

はい。エアギター大会を通して、見えないものを見る力が養われていくことで、他者に対するリスペクトの文化であったり、誰かの挑戦を本気で応援する文化がうまれていくこと。これが最大の狙いですね。

今日は、湯之元の抱える課題の話と、それにエアギターがどうつながるかということをお話しました。明日は、ここからさらに踏み込んで、エアギター大会後の湯之元をどう考えているかをお話してきたいと思います。

(なんか、どんどんエアギター大会のレポートから遠ざかっている気がする…。汗)

 

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