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低学年児童のためのプログラム教育教材の作成とそのための実践:第一版 (2nd)

プログラミングという概念は、手続きを書くことと同義ではありません。 プログラムそのものの概念の把握から、プログラミングの考え方の多様性を理解できる教材を目指します。 主に小道具を使うアンプラグドな環境においてパズルやゲームを題材としたものを想定しています。

現在の支援総額

4,000

0%

目標金額は2,080,000円

支援者数

1

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/08/02に募集を開始し、 2017/08/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

4,000

0%達成

終了

目標金額2,080,000

支援者数1

このプロジェクトは、2017/08/02に募集を開始し、 2017/08/30に募集を終了しました

プログラミングという概念は、手続きを書くことと同義ではありません。 プログラムそのものの概念の把握から、プログラミングの考え方の多様性を理解できる教材を目指します。 主に小道具を使うアンプラグドな環境においてパズルやゲームを題材としたものを想定しています。

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2017/08/23 00:08

アニマル、人工無脳」にて、オートマトンに触れました。人工無脳を題材するのは、対象としている年齢や、アンプラグドであることから、難しいかと思います。ですが、オートマトンのアイディアは題材に入れたいと考えています。

エアコンのリモコンでも、TVのリモコンでも、なにか操作をする際には、「まず、このボタンを押して、次にこのボタンを押して……」ということがあります。ここではウェブ・サイトを例にしてみます。

ウェブ・サイトの作りは、細かい話を除くと、次のような木構造と見ることも、場合によっては可能です。ここでは各要素が1つのページだと思ってください:

 

もっとも、この図の横方向へのリンクもありますので、実際には次のようなグラフになります。この図の場合、左端の要素がトップ・ページだとして読んでください:



このグラフの場合、真中に並ぶ4つのページの、左から3番目のページには、トップ・ページから直接は行けません。ということは、そこに到達するには、なんらかの条件があり、操作の順番があるということです。

とは言ってもウェブ・サイトという大まかな話だと、わかりにくいかもしれません。そこで、ウェブ・ページになにかを投稿するという場合を考えてみましょう。この場合、まずは投稿ページに入る必要があります。そして、投稿内容を書いたとします。続いて、投稿内容の確認ページがあるとします。この確認ページでは、投稿ページに戻ることも、投稿内容を確定することも可能だとします。投稿内容を確定したら、作業は終りです。これを図として描くと、次のようになります:



このように、スマホにしても、エアコンのリモコンにしても、あるいは現在のデジタルTVにしても、ウェブ・ページにしても、その操作はオートマトンとして定義されています。題材としてなにを使うのがいいのかは悩むところですが、身近なものであるという意味では、オートマトンに触れるのも無駄ではないでしょう。

上のオートマトンは簡単なものでしたが、もっと複雑なものでもかまいません:



これでもまだまだ簡単な方です。

なお、日本語の文節は、名詞の次には助詞がたぶん来るなど、オートマトンとして描くことが可能であることがわかっています。それを題材にすることもできないことはないかと思いますが、オートマトンに話を持って行くまでとか、日本語のコーパスの用意は必要とか、題材にするにはすこし難しいかもしれません。

このあたりで、プロップのファンクションを持ち出して、「物語生成オートマトン」などというものも題材にできたらとは思いますが、可能かどうかは疑問です。一応、元ネタにできそうな程度に簡略化し、すこしゲームっぽくしたものの手持ちがありますが…… ですが本企画の中で、一回は試してみたい題材でもあります。

興味を持たれましたら、ぜひご支援や、コメントをお願いいたします。

プロジェクトの本文や、活動報告についての感想、ご意見、ご質問を、ぜひコメントでお寄せいただければと思います。現在は支援募集期間中であり、本企画の実施期間ではないため、お寄せいただいた感想などについてはリターンとしてではなく、お返事や回答をさせていただきます。

また、私個人についてはこちらをご覧ください。

 

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