このプロジェクト「障がい者の社会復帰支援 第一弾プロジェクト!出版費用を集めたい!」をサポートしてくださる人が、115人になりました。これはとても多い数字です。本当にありがとうございます。
私は、教育畑でも仕事をしているのですが、先日、発達障害の講義を受講した際、最近の子どもたちにとって「友達」とはFacebook上での「友達」だという認識があるというお話を伺いました。
「キミ、友達は何人いるの?」
「ぼく?今ね、57人だよ」
……何かが間違っている。私たちはそれを肌で感じます。きっとその子たちには、友人の概念が違う感覚でインプットされているのでしょう。友人とは、困った時に助けてくれる人、支えてくれる人、すぐに飛んできてくれる人、そして、幸せを分かち合える人、そんな定義の方が相応しいと思います。
そんなことを思う時、この115人という数字は、なんと心強いでしょう!
私たちReジョブ大阪は、おばちゃん3人が「世の中なんとかしなくちゃ!」と取りあえず目の前にいる人から助けよう、そしてその熱意を支えてくれる仲間達と、みんながそれぞれの目の前にいる人に手を差し伸べたら、世の中きっと変わる!そう信じて活動しているのです。生い立ちも職業もバラバラの3人のおばちゃんが、毎日失敗をしたり、おしかりを受けたり、助言を受けたりしながら、それでも前に進もうと思っている状態。こんな時にこの「115」という数字には感謝の涙が出ます。
いやほんと、毎朝ミーティングをしているのですが、届いたメッセージやらメールやらを読み上げ合うたびに、本当に、馬鹿みたいに泣いているんです、おばちゃんたち(笑)
これからも、なんやかんやあるかと思いますが、とにかく前に進むことだけが取り柄の私たちです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
今日は、高次脳機能障害者である本の著者、下川さんからお手紙を預かったので、紹介します。驚きの1600文字です!
あちこち誤字はあるし、助詞は抜けるし、内容は行ったりきたりするしという状態ですが、掲載許可をいただいたので、このまま掲載します。
「僕は本を中途半端を一文も書いていない。それだけ心をこめてきた。」
この文に突き動かされて、私たちはまた一歩前進するのでした。
Reジョブ大阪 松嶋