淡路島洲本市にある畑田農場の代表/堀井 隆善と申します。 【農業を始めたきっかけ】 幼稚園に通っていた時に、農地に行き収穫をした野菜や果物を食べたり、また動物と触れ合ったりと自然についての体験がとても多い幼少期でした。もしかすると農業をやりたいと思ったのは、幼少期が影響しているかもしれません。 小学生〜高校生の間は特になにがあったわけでもないですが、家族で川に行き飯盒炊爨をしたり、釣りをしたりと自然を満喫することが非常に多かったようにも思います。 【農業をするようになるまでの道のり】 高校卒業後は、添乗員やホテルマンになるための専門学校に通い、社会人の卵として勉強をし、とある場所のレストラン接客で(平成7年)勤務開始。そこから約20年の接客として、色々な場所で勤務しました。接客の時代に、仕入れの野菜に不信感を持つようになり、農薬たっぷりの野菜はもちろん見た目も綺麗ですが、こんな野菜で何が健康なのか!?と強く感じるようになりました。 (平成26年)僕の妻がたまたま農家(もとは酪農家)の娘ということが幸いし、義理親に頼み込み、農業をさせていただくようになりました。 (平成26年~28年)1年間は農業の勉強をしながら、基礎を学びながら実技をしていました。この段階で、僕が目指したい自然栽培と全く違う化成肥料や農薬を使う農法で栽培をさせられた感じでした。この3年間は、精神的にも非常に辛いことでした。 【慣行栽培から自然栽培に切り替えるまでの厳しさ】 (平成29年~現在)この年から、周囲の大反対を押し切って、無理やり自然栽培に切り替える覚悟をしました。テストで少しずつ変えようと考えたのですが、ここは思い切ってすべての畑を自然栽培に切り替えました。基本的に僕がやったことはかなりの無謀なことだとは思っています。ただ、いずれすべての畑を自然栽培にするなら一気にやったほうが楽かと感じ、実行しました。自然栽培に切り替えたことで、野菜の元気さ、収穫してからの持ち、自然の旨味などが備わり、安心して食べられるようになりました。 慣行農法を学ぶきっかけがなければ、現在の自然栽培はできていなかったように思います。又、自然栽培を主にされる方々と縁があったことが幸いしたとも感じています。 【2020年度】 オーガニックエコフェスタ たまねぎ部門 最優秀賞受賞 【2021年度】 植物性の琵琶湖の水草堆肥「湖の恵」を本格的に使用開始。自然の生態系を崩さない栽培に力を入れ始めました。 【2022年度】 SDG'sエバンジェリスト認定取得 ※エバンジェリストとは「伝導者」という意味です。 【2023年度】 素粒水を導入し、より体に優しい(良い)野菜の栽培を開始。 ※理由は、食で健康に。元気に。日々を笑顔で過ごしていただきたいことから、素粒水を導入しました。
月と太陽と植物の引力の関係を流用し、また、雑草と共存共栄、生きるものの生態系を壊さない自然栽培を目指しています。「善農」を目標に、安心と美味しいをお届けできるよ...