私たち「マルフジ」は石川県小松市で1955年に創業した洋菓子店です。元々は祖母が富山の丸不二というお菓子屋さんで働いていて、祖母が持って帰ってくるケーキを食べた祖父が一念発起し、小松のケーキ屋さん第1号店としてスタートしました。とても研究熱心だった祖父は毎日暑い厨房でバウムクーヘンを焼いてはその出来に一喜一憂していたそうです。 今の日本ではなんでも気軽に食べることができる世の中になりましたが、一方で顔が見えるサービスが失われつつあると感じています。創業以来マルフジは、心あたたまる温もりを大切に、できるだけ地元の素材を使って、笑顔で接客することを心がけてきました。 小松では日本の地方の例外なく、人口減少が急速に進んでいます。このままではどんどん地元が廃れていってしまいます。しかし、この街にはほかの地域にはない豊かな自然、伝統、文化が息づいています。白山の伏流水と土の力による農産物、そして日本海の幸を生かした食の魅力も溢れています。 「マルフジ」は小松の新しい未来のトーチになりたい! 「マルフジ」は皆様の支えのおかげで今年で創業67年を迎えることができました。 今では3代に続くお客様が足を運んでいただいております。 親から子へ、子から孫へ。 お菓子の力は不思議です。ケーキを囲んで話が進み、食べた人に笑顔や、元気を届けれます。 「マルフジ」はお菓子の持つ力を信じています。 「マルフジ」は9月4日に本店のリニューアルオープンを致しました。 目的はバースデーケーキ専用のショーケースの導入です。 これからどんな時代になろうとも、誕生日や特別な日におけるケーキの役割が変わることはないと確信しています。それほどケーキは幸せの象徴なのです。だからこそ、いつマルフジに来ても出来立ての誕生日ケーキがある!そんなお店にしたかったのがリニューアルの1番の目的です。 そして、11月の新店舗の開業を目指して進んでいます! ケーキやお菓子を買いに来ることだけでなく、実際に家族や大切な方とお菓子を一緒に作り、語りあえる場をご提供したいと強く思い、新店舗の2階に夢ケーキ工房というお菓子教室を作ります。 もうひとつはこどもたちが自由にはしゃぎまわれる庭づくりです。 こどもたちが「マルフジ」のガゼボやガーデンで出会い、一緒に遊べる空間を新店舗にどうしても作りたかったのです!!両親はそんなこどもたちを眺めながら、カフェやガーデンでくつろぐ。そんなイメージを持ち、今回の新店舗には緑豊かなガーデンを造ることに決めました。 私たち大人はこどもたちに明るい未来を届ける責任があります。マルフジではこどもが安心して遊べる空間を創り、そこから広がる出会い、思い出作りをこどもたちにプレゼントしたいと思っています お菓子を作り、売ることだけがお菓子屋の役割ではありません。お菓子やサービス、空間を通して、幸せや元気を与えること。そんなお店にマルフジはなりたいです。 ぜひ皆様のお力でお店に力を与えていただければ幸いです。 ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。 マルフジ 越栄亮弥
1955年に小松の地に誕生し、ケーキや焼き菓子を作り続けてきました。これからもずっと小松で愛されるお菓子屋さんであり続けられるよう、スイーツガーデンに生まれ変わ...