
1999年9月1日生まれ。宮城県石巻市出身。東日本大震災当時(2011年3月11日)、石巻市立大川小学校5年生(11歳)で被災。避難の途中に津波にのまれ助かった児童の1人として震災直後から多くの報道機関の取材を経て、自らの体験を発信。津波により家族3人(妹、母、祖父)を失う。 震災後、解体が危惧されていた校舎の保存を求めて卒業生らとともに「母校」を遺すための活動に取り組む。2016年3月に石巻市の「震災遺構」として保存が決定し、当初の目的を達成した。 2022年2月に任意団体「Team大川 未来を拓くネットワーク」を発足。伝承活動や音楽活動などを通し、全国各地でネットワークを広げてきた。また、毎年お盆の時期にあわせて大川小学校で開催している「おかえりプロジェクト」には、毎年全国各地から活動を通してご縁を得た皆様より「未来へのメッセージ」を募集。500個以上の紙灯籠のあかりが優しく校舎と訪れた方々を照らしている。 2025年2月に「一般社団法人 Team大川 未来を拓くネットワーク」を設立。全国の仲間と協力し、大川小学校の近くの土地で「いつでも安心して帰ることのできる居場所づくり」を目指し、地域再建に挑戦している。
地元の藁と土と木材などでみんなで建てたエコハウス「藁の家」(石臼体験カフェ)のキャンプ場に究極のバイオトイレ 「あうん複合発酵トイレ」を作りたい!