◆堤淺吉漆店 専務/一般社団法人パースペクティブ 共同代表 ◆2004年より、日本でも数少ない漆の精製業者である家業に従事。文化財修復や伝統工芸など、現場のニーズに合わせた漆をきめ細やかに提供。 漆を育て収集する山側の「漆掻き職人」と、漆を塗る「塗師」の中間に立つ立場から、漆と人々の暮らしとの間に広がる距離感や、漆の生産量の減少に危機感を感じ、漆のある暮らしを次世代の子ども達につなぐ取り組みとして「うるしのいっぽ」を始める。 「サーフボード×漆」「BMX×漆」「スケボー×漆」など、今までになかった取り合わせを通じて、漆との新しい出会いを提案。 1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」を、次の時代に継承するべきものとして、2019年6月、パースペクティブを設立。伝統の枠に囚われない漆の可能性と、植栽の輪を広げる活動を開始する。 「うえる」「つくる」「つかう」がつながるモノづくりの循環、「工藝の森」を提唱。 ◆趣味:サーフィン、スケートボード、スノーボード、自転車など外遊び全般。
漆は持続可能な最古の自然塗料。安価な製品が溢れ使い捨てられる現代ではいつしか遠い存在になりました。自然環境の持続性が心配される今こそ、漆の価値は見直されるべきで...