日本の、美と、服に、陰影や、季節の移ろいを。 美しい工芸や表現、そして価値観をお洋服に落とし込みました。 素材に絹、麻などを使いながら、職人手作りの伝統工芸漆のボタンと組み合わせるY.O.L.K.は、"Years Of Living Kindly" という、日本のわびさびを敬うメッセージと共に四季や日本文化を感じられる服を作ろうとしています。 服のところどころに使われる漆は、何層にも塗られ、磨かれる、天然の塗料であり、色は、経年変化します。塗りあがった後も紫外線など自然の影響をうけて、漆は長い時間をかけてゆっくりと塗膜が固化して、透明に近づきます。これにより黒、朱、白といった色に奥深さがでてくる、漆はまさに、「生きた素材」です。 また、Y.O.L.K.のワンピースやパンツは、しっかりとした厚みのある二層の絹生地を使うことで、表にはオリジナルのプリントを施しながらも、完全にリバーシブルな裏地も表にかえして楽しむことができます。 そのデザインには、裏と表地にのそれぞれに、 日本の「陰陽」の精神を吹き込みながらも、 2通りの着こなしが可能なリバーシブル性には「わびさび」の精神を、 そこには、有限な材料から、可能な限りの豊かさと魅力を引き出す、 日本ならではの豊かさの定義を、参考にしました。
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