
日本の宿には、「味わい」という独特の要素があります。 その「味わい」は何から生まれるかと言えば、間違いなく「人」です。 宿に携わる「人」。それは主人であったり、女将であったり、昔風に言えば番頭さんや仲居さん。そんな人たちが、日本の宿に「味わい」を生み出してきたのです。 ところが最近の宿は、チェーン化することや、会社組織になることで、 この「味わい」を失いつつあります。 そこで、この「味わい」を守り続ける宿が集まって、更にその「味わい」に磨きを掛け、 深めていくため、「日本 味の宿」というグループができました。
味の宿は、日本らしさを持った宿と味を守るための活動を行ってきました。しかし、このままの評価基準では、日本らしい宿が失われていく。新しい宿の評価基準を作るためにも...