地域の味わいを活かした宿を

守っていきたい

3/6 東京 アメリカンクラブにて

味の宿　ファンクラブの集い

開催します！

はじめに・自己紹介

初めまして。

「日本 味の宿」の代表の山本享平と申します。

味の宿 ロゴマーク

味の宿は、2012年に設立された日本全国の33軒の宿で構成される会です。地域に根差した経営を基本に据え、地域に根差した宿の味や伝統を守り、発信していくことを目的としています。

会の顧問を務める作家の柏井壽氏が本業で使っていた京都の歯科医院を代表所在地としています。柏井壽氏は味の宿の思いに共感し、顧問という立場から応援していただいています。

柏井壽氏が唱えている味の宿は、次の5つの言葉の頭文字から構成されています。味覚も含めた地域の良さや宿のしつらえ、空気感を含めた日本らしい味わいを表現したものです。

・あじわい深い宿

・じもとに根付いた宿

・のにあるごとく大らかな宿

・やどとは何か。どうあるべきか

・どこにもない宿であること

私たちは、この5つの基準に当てはまる宿を「日本 味の宿」としてまとめ、発信・運営しています。そして、本プロジェクトを通じて「日本 味の宿」の思いと活動を多くの人に広め、仲間を集めたいと感じております。

このプロジェクトで実現したいこと

本プロジェクトは、味の宿がファンクラブを設立したことをきっかけに、

①3月6日に都内で行われる「味の宿　ファンクラブの集い」に皆さんをお呼びし、味の宿の女将・主人と直接話をしてもらいたい

②ファンクラブの一員として、地域の宿に関わる工芸や文化、食事を含めた様々な味わいをそれぞれの宿が守っていくために仲間を集める

ことが目的です。

そして、今後も地域の味わいを活かした宿を守っていきたいという日本味の宿に思いに賛同していただける方を集めたいと思っています。

「味の宿　ファンクラブの集い」について

【日程】

令和7年3月6日（木曜日）

【会場】

東京アメリカンクラブ

【住所】〒106-0041東京都港区麻布台2丁目1-2

【スケジュール】

受付　16：30～

ファンクラブの集い　17：00～

シンポジウム　18：00～

懇親会　19：00～

普段は、各地域にいる「日本 味の宿」の女将・主人と直接話ができるまたとない機会を設けました。

地域の味わいを深める活動に対して、共に取り組んでくれる人々を集めたり、新しい宿の評価基準を作ったり、海外の方へ魅力的で本質的な旅を提案するためにも味の宿では、まだまだ仲間が必要です！

また、「地域文化の継承」も旅館の役割だと考えています。たとえば、料理や建築、風習といった様々な文化は守っていかなければ失われてしまいます。そのため、日本味の宿として活動してくことで、宿が持つ味わいを今後も伝え、守っていきたいと考えています。

そのため、3月6日に都内で行われる「味の宿　ファンクラブの集い」に参加いただき、「日本 味の宿」の女将・主人と直接話をしたうえで、味の宿の取り組みや思いを具体的に知り、仲間になってもらいたいと思っています。

宿の評価基準と和食の定義に疑問を持ったことはありませんか？

味の宿の中でも半数以上を占める旅館は、日本特有の宿泊形態で、歴史の中で長きにわたり地域に根付いてお客様を受け入れてきました。そして、日本各地に根付く歴史的な宿には、言葉で表現しにくい奥深い魅力や味わいがあります。

しかし、宿を評価する基準は、そのほとんどが欧米の価値観によって決められており、それを国内の旅行者も参考にする状況です。このままでは、欧米の価値観に沿わない日本の宿、日本にとって本当に大切なものを維持している味わい深い宿が失われていってしまうと感じています。

そして、危機感を持つメンバーが2010年に顧問である柏井氏の話を聞く機会を得て、宿の様々な課題や未来を議論する中で、「日本　味の宿」を立ち上げました。

「日本　味の宿」は本来の宿が持つ良さを未来にしっかり表現していく魅力のある集まりです。お客様との関係性を大切にする女将や主人、スタッフのいる宿のグループだといえます。

私自身は、2008年から宿に関わり続けて、現在は16年目となります。実家でもあるため、子供時代も含めると人生の4/5は旅館と関係した生活を送っていることになります。旅館を含めた宿泊業は、他の観光産業と比較してお客様と共に過ごす時間が長い業種です。

そのため、介在する人の存在が非常に重要な要素になると思っています。「宿は人なり。旅は情け。人情風情佇まい」そんな言葉を大切にするゆえんです。

そして、欧米のように仕組みを平準化・共通化するのではなく、日本の宿が持つ「無駄・ムラ・無理に代表されるような行間を慈しむ」ことが宿を守ることにつながると感じています

また、上質な宿の集まりとしてグループを組むことで、宿の印象を操作するイメージ戦略に抗うための発信力を強化することも目的の1つとなっています。

今後はアジアを中心に地域内の人と人のつながりを大切にする、より日本らしい宿の新しい評価基準を作りたいです。文化遺産になった和食に対しても、地方にこそ食材があり、その食材を地方の宿と地方の料理人が地域に根ざして提供していくことが和食だという思いを大切にしています。

こういった思いを持つ仲間を民間や企業も含めて、多く集めたいという思いからプロジェクトを実施することにしました！

これまでの活動

私たちのこれまでの活動を以下のようにまとめてみました。

2012年　
味の宿設立

2014年　
台湾の雄獅旅行社（Lion Travel）・太魯閣と業務提携

台北市の誠品書店で「日本の旅」に関するトークイベント開催

キッコーマンと連携、協業開始

2015年　
タイ、韓国へのインバウンド誘致、Onsen.com(韓国旅行社)と提携

神姫バスと連携、協業開始

2016年　
小学館「美味しい小説大賞」に協賛企業として参画

一休.comと「極みの一皿」企画で協業

小山薫堂氏と連携開始

2017年　
DiscoverJapanと共同で味の宿本(DJ Travel)出版

2018年　
C-tripと業務提携し、中国での味の宿ブランドの広報を開始

飛鳥クルーズと協業、連携開始

2019年　
中国における旅館文化の発信を目指し、C-tripで情報発信

2021年　
「日本 味の宿」トークイベントを開催

2023年　
楽天トラベルと協業し、味の宿ブランドの拡散企画実施

松賛グループ(雲南省、チベット拠点)と体験価値を軸に業務提携

2024年　
「日本 味の宿」を発刊

これまでの活動は、「日本 味の宿」という会の認知度を高め、 広く知らしめたいという思いで、様々な団体や企業と連携してきました。

地域を巻き込んで活躍・活動している、地域の個性を宿として表現している宿を集め、団体として発信を行うことで、その意思に協賛いただけた結果だと思います。

味の宿へのメッセージ

柏井 壽様

日本味の宿には、日本の味だけでなく、日本文化、歴史や伝統のの味わいが詰まっています。そんな日本味の宿とお友だちになりましょう。

小山 薫堂様

結局人は、人に会いたくて旅をします。 

「日本 味の宿」という会は、つまるところ、味のある人の集まりでもあるのではないでしょうか。

資金の使い道

・新しい各宿が地域で取り組む事業への支援

・会の認知度を上げるための活動費

・味の宿 ファンクラブの運営費

に充てさせて頂きます。

リターンについて

3月6日に東京アメリカンクラブにて開催される「味の宿　ファンクラブの集い」の参加権や、味の宿の会員証などのリターンをご用意させて頂きました。

味の宿に加盟している旅館

現在、味の宿に加盟している旅館はこちらです。

https://yado-resort.com/ja/

最後に

日本各地に根付く歴史的な宿には、言葉で表現しにくい奥深い魅力や味わいがあります。味の宿はその独特の価値観を今後も守っていくための団体です。そして、地域内の人と人のつながりを大切にする、より日本らしい宿の新しい評価基準を作っていきたいと思っています。

共感いただける方々が増えるほど、日本の旅館と味を守ることにつながります！ぜひ3月6日のイベントにお越し下さい。

よくある質問

Q：会員証の特典について教えてください。
A：会員証の特典

以下よりいずれか。詳細は会員証送付時に同封します。

「宿泊料割引5%または10％」

「ドリンクサービス」

「お土産プレゼント」

「料理または客室グレードアップ」（いずれもHPまたは直接予約時）

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