
2022年に始まったロシア・ウクライナ戦争は、今なお多くの人々の暮らしに深い影を落としています。なかでも、未来を担う子どもたちは、戦火の中で多くのものを失い、将来への希望を見失いかけています。一方で日本国内では3人に1人の子どもが夢が見つからない、不登校や引きこもりなどの問題を抱えおり、将来への希望を見出し難くなっています 私たちはこの現実に対し、「遠くの誰かのためにできること」を真剣に考え、行動することでウクライナだけでなく身近なコミュニティの未来を担う子どもたちにとって希望をもって生きていける場を創ります。具体的には、ウクライナをはじめとする子どもたちが描いた“未来のまち”の絵とその想いを書籍としてまとめ、世界に届けるプロジェクト「子どもと共に夢をかなえる未来プロジェクト」を立ち上げました。その収益金を活用してウクライナをはじめとする地域の子どもからお年寄りまで安心して集える居場所づくりを行います。 この活動を一過性の支援で終わらせるのではなく、継続的・組織的に展開し、より多くの人が参加できる仕組みを整えるため、ここに一般社団法人あっと未来コミュニティを設立いたします。 【法人の目的と活動内容】 本法人は、平和な未来を築くため、次の活動を中心に非営利で事業を行います。 1. ウクライナをはじめとする子どもたちが描いた絵などの書籍の企画・制作・出版・配信 2.絵画展や講演会などを企画、実施 3. 売上やクラウドファンディング等の支援金を活用した居場所の設立・運営支援 4.教育・文化・芸術を活かした支援活動の企画・実施 5. NGO、教育機関、自治体、企業、個人支援者との連携による持続可能な支援体制の構築 【理念】 私たちは、「平和とは、すべての人に居場所があること」と定義します。 未来を描く子どもたちのまなざし、 過去を語るお年寄りの声、 そして生き抜いた人々の沈黙に、 尊厳と希望が宿っています。 この法人は、国境や世代、立場を越えてつながり合う社会を目指し、 心あるひとり一人の力を集め、希望の循環を生み出すことを使命とします。 【終わりに】 一般社団法人あっと未来コミュニティは、特定の政治・宗教・思想に偏らず、非営利・中立の立場で活動を行います。 現地の声に耳を傾けながら、支援者と共に「まちを育て、人を育てる」ことに尽力してまいります。
インド・ビハール州のダリットと呼ばれる人々が住む村にある学校にトイレを設置し、性被害や感染症のリスクを減らしたい。教育による自立の前に、まず安心できる生活環境を...