岩手県釜石市の根浜地区の「浜べの料理宿 宝来館」は、女将の父岩崎昭二が1963年に民宿を開業したのが始まりです。1988年には有限会社宝来館として法人化し、その後建物の建て替え、東日本大震災後の改修増築などを経て今日に至ります。現在は部屋数18部屋、日帰りと宿泊を合わせた年間利用者1万5千人で、観光客、防災学習などの視察研修の方々、釜石鵜住居復興スタジアムの観戦客はもちろんのこと、地元の方の法事や会合などにも利用していただいております。
釜石の「浜べの料理宿 宝来館」は海の目の前に建つ旅館です。東日本大震災の際には2階まで浸水したものの、宿泊客や地域住民が集まり避難所の機能を果たしました。震災後...