
東京・中野で無国籍食堂「カルマ」を1980年に創業し、料理と交流、表現の拠点を築いてきました。壁を使った「カルマ壁ギャラリー」には若手作家や音楽家が集い、のちに多くの表現者が羽ばたいていきました。2000年代にはシェアカフェの先駆けとして「ウナカメ」「イネル」などを立ち上げ、地域とつながる場づくりを実践。2012年からは鳥取に拠点を移し、「tottoriカルマ」「うわの空」「トりんく まんまる」など複数のスペースを展開しています。リソグラフを使ったZINE編集・印刷もスタートし、若い世代との協働も広がっています。75歳となった今も新しい挑戦を続け、次は「トりんく まんまる」で本を読みながら飲食と表現を融合した場所をしながらゆっくり活動したいと考えています。これまでのアーカイブを整理し、次世代へつなぐことも大きな目標です。鳥取から全国へ、世代や地域を超えた出会いと場づくりをこれからも続けていきます。
2025年12月tottoriカルマは11年間の幕を閉じます。東京での34年間を足すと、45年。しかし運営者75歳の今、諦めて「全て仕舞う」町の明かりを消す選択...