「北の味覚処 北の一」の店長 小関宏と申します。 青森県西津軽郡出身の父と宮城県栗原郡出身の母とのハーフです。 私の父が1974年に2坪6席の店で創業し、今年で創業50年。仙台いちの繁華街 国分町エリアに東北の一番うまいもんを提供するとして「北の一」を出店したのが27年前。学生だった私も、オープン当時はバイトに駆り出されました。その時のバイト仲間も今ではお父さん、お母さんになり、子供たちを連れてきてくれています。私はまだ独身ですが(笑) 私が赤ん坊だった時におむつを交換してくれたり、遊んでくれたお客様もお孫さんを連れて3世代にわたって来店してくださっています。 父の姿にあこがれ、飲食業界に入り、店長になって10年。これからという時にコロナ禍となり、一時は閉店も考えるほどに経営は傾きました。それでも、励まし続けてくれたお客様、辞めずについてきてくれたスタッフのおかげで何とか継続してきました。しかし、ビルの老朽化ばかりはどうにもならず、立ち退きが決定しました。 古材を内装に使用した店づくり、家庭的な料理、接客が好きな仲間のおかげで、実家に帰るようだと評価を戴けていた店だけに、その雰囲気を移転後も再現しようと思っていました。しかしながら、改装費の見積額をみて、様々な高騰を痛感し、当初の改装内容を大幅に変更して工事を進めている状況です。 本来ならばもっと早くにクラウドファンディングに挑戦すべきでしたが、アナログ人間な私は友人に言われるまでその発想がなく、期間がない中での実施となりました。今回の店づくりが最後と関わってくれている父のためにも、皆様にご協力をいただけるのであれば、追加工事を行い、北の一らしさを再現したいと思っています。あなた(お客様)の第2の実家となる店をつくりますので、何卒ご支援をお願いいたします!
創業して今年で50年。内装に150年以上の梁や柱、板看板、骨とう品など、父の夢を形にした店舗をビルの老朽化により今年3月に移転。長年通ってくださるお客様たちの為...