大学時代は日本画を専攻、大学院卒業の年に現代絵画の賞である三木多門賞を受賞し渡米し、その後は文化庁在外研修員としてアメリカ東海岸フィラデルフィアにあるペンシルバニア大学に一年間在籍。過去に上野の森美術館、損保美術館、水戸芸術館、宮城県立美術館などにおけるグループ展覧会に参加し、以後アメリカ中心に日本,ドイツ、韓国などでのグループ展にも参加している。作品は絵画、彫刻からインスタレーションに及び、現在は日本とアメリカを基盤に活動制作をしている。 木の表面の模様を手透きの和紙に写しとり、自然物や人工物を包み込む作品を発表している。
和紙の現代美術の公募展として歴史のある福井県『今立現代美術紙展』が今年は「紙祖神」を祀る1300年祭と同時開催で特別展を行います。しかし展覧会に必要な経費の資金...