このプロジェクトは坂上昭一(長年北海道大学理学部系統分類学講座助教授を務め、後年は同低温科学研究所所長)の没後25年を前に、理学部大学院在籍当時にお世話になった門下生他が下記の4人を中心として立ち上げたプロジェクトです。 私はこのプロジェクトの基金幹事を担当しています。ユーザー名は武者好一、敬愛する武者小路実篤のニックネームと「虫屋が一番好き」をもじって使っているペンネームです。チョウを追ってうん十年、研究にうつつを抜かしている間に、いつの間にか次の世が近づいて来てしまいました。その前に、お世話になった現世に(特に虫たちに)一度くらいは貢献したいと思い、一念発起して、生物多様性を旗印にしてこのプロジェクトに参加しました。このプロジェクトの支援者の方々にも、こんな思いを共有していただけたら嬉しい限りです。 「坂上昭一評伝本」出版プロジェクト 代表:山根爽一(兼編集代表) 共編者 : 松村雄(兼副代表)、生方秀紀(兼庶務、兼CF担当) 基金幹事:山本道也(兼CF担当)
このプロジェクトは、昆虫社会の多様性とその進化を追求した坂上昭一(1927~1996)の傑出した研究哲学とその成果を、後継者達が評伝としてまとめた本の出版を実現...