幼少期から、実家が食料品店であり、地域の社交場的な場で育つ。海外支援に憧れ看護師免許取得するが、日本で看護師として、約20年一般内科外科、リハビリ専門病院、精神科、訪問看護と経験する。 NPO法人「ひなたの家」のホームホスピスでボランティアした際に最後まで、その人らしい日常を大切にするケアを目の当たりにし、「これだっ!」と衝撃を受け、2022年7月NPO法人開設をする。しかし、過去に住宅地にホームホスピス開設への反対運動もあった事例もあり、まずは、地域活動を通して、住民の方と仲良くなり、地域を知ることからはじめることにした。その時に、生活の動線(郵便局、ガソリンスタンド、食堂、畑、カフェなど)で、「健康おせっかい活動している。コミュニティナースの存在を知る。そして、私も同様に、ガソリンスタンドで住民さんのつぶやきをひろい、時々、健康活動を取り入れるようにした。 ガソリンスタンドのスタッフから地域情報やコミュニケーションスキルを学び、地域の方から民生児童委員の推薦も受けた。介護サービス、医療を拒む人、家庭の事情で、将来不安を感じている人など、介護保険制度の枠組みでは解決できない地域課題がもりだくさんであることに気がついた。 訪問看護師をしている際にも、「病気が悪化する前になにか方法はないか」「縁起でもない」と、遠ざけられる看取りへのイメージを、もっと明るくしたい」と、色々悩んでいた。「気軽に医療者に相談できる場」「多世代の役割作りで喜び作り」が必要であると痛感。また、社会的孤立をなんとかしたいと、「暮らしの保健室」を作ることを決心した。今回、見つけた空き家は、部屋数も多く、1団体では、もったいない広さである。市民団体さんや住民さんとともに、地域共生に向けた取り組みを実践していきたい。多世代共生から、昔当たり前だった、暮らしでの看取り文化を取り戻すべく、ホームホスピス開設を目指していく。 NPO法人和ははのビジョンは、誰もが、最後は「生きてて、楽しかった。よかった。」と感じ、家族や地域住民さんに「命のバトン」をつなぐのが当たり前の社会に戻していくことである。今回のクラウドファンディングでは、ファーストステップとして、空き家で暮らしの保健室や多世代の居場所を開設し、安心して住民さんに活用していただくための、古民家の修理費や、備品などに活用していきます。ご支援よろしくお願いします。
2023年2月中旬に加東市で医療者や地域の人たちが気軽につながれる場を空き家を改装して「みんなの家」オープンします!つながりの薄くなった地域の新しいコミュニティ...