小石原で生まれ育ち、窯元の家々に囲まれた地域で幼少期を過ごしました。窯や煙突、土、薪、茅葺の建物といった景色が日常の一部として溶け込んでいました。中学校卒業後、市内の高校に進学し、その後18歳で上京してインダストリアルデザインを学びました。家業の尊さを実感し、24歳の時に帰郷。祖父と父に師事し焼物の修行に励みました。 現在は、家業を手伝いながら陶芸家として活動し、日本の豊かな文化と精神を器を通して表現することを目指し、日々研鑽を重ねています。
“ただただ、風情を残したい”故郷の数少ないかやぶき屋根の保存活動と次世代への継承を目指します。様々な課題を乗り越え伝統を未来へとつなぐ仕組みを築いていきます。多...