1月8日(火) ひとりで貼れるもん!
青梅、寒い。
バケツの水面にまつぼが乗る寒さ。
写真は前日1/7のもの。これを見て早急に襖(ふすま)を張り替えよう!と心に決めた。
ご存知の通り、アトリエに工具はない。
しかしどうやら襖を張り替えるにはいくつかの工具が必要らしかった。
なので前日に電車で行けるホームセンターにて必要最小限の工具をゲット!
さあ!襖の張り替えだ!!
グーグル先生に訊きながら作業開始!
この、黒いフチの取り方が判らず、破壊しかけた…。
悪戦苦闘し、なんとか無事外すことに成功。
糊を塗るのに多分コテの方が均等に塗れる!という謎の確信からコテで参戦。
パレット(?)がないので漆喰の入っていたバケツの蓋で代用。笑
どうやら襖の張り替え作業は2人で行うものらしいのだが
勿論、大工さんはもう居ないし、いつのも救世主一樂さんも居ないので
僕が1人で張り替えである。
心を奮い立たせる。
『1人で貼れるもん!!!!!!』
そんな僕は考えた。
"古い襖に糊を塗って、上から新しい襖紙を被せれば良いのでは?!"
1人しかいないのであれば、1人で出来るやり方を考えるのだ。
・・・ところが。
ブヨブヨになってしまった!!!!!
いやーでもネットには"乾くとピンと張るので大丈夫"と書いてあるし…
大丈夫だろう!!!と自分に言い聞かせた。
そしてフチを再びくっつけたんだけど、これが本当に大変だった。
全っっ然、はまらない。
本当にこれはまってたの?と疑いたくなる連続だった。
取っ手の穴もちゃんと作り・・・
じゃーーん!取っ手も付きました!
アトリエの襖は全部で5枚。裏表あるので張り替えは10枚分である。
このとき既に昼を回っていた。
(1日で張り替え終わるのだろうか・・・)
不安は的中。
とうとうこの日は陽のある内に全部張り替えることができず、
2枚(裏表で4枚)のみだった。
とりあえず、張り替え終わった襖をはめてみよう!とチャレンジ。
・・・はまったは良いが動かない。
犯人はレール上の古釘!
しかも曲がって刺さっているようで打ち込んでも入らず、抜くことに!
TO・KO・RO・GA!!
レールの溝に釘抜きが入らない!!!!
絶体絶命だった。
その時である。土間の外から聞き慣れた音が聴こえてきた。
そしてその音の主はこう言った。
「30分待ってください、バールを持ってきます。」
救世主2である!
そして30分後、バールを持って現れたその人はバールを釘に引っ掛けた!
抜けず、頭が折れてしまったけどデッパリ部分は解消した!!!
ありがとう!!!!ちゃんちき堂さん!!!!!
(※鈴を鳴らしながら歩く、リヤカーのシフォンケーキ屋さんである。)
彼のおかげではまったままの襖は動きだし、
無事襖としての役目を始めることとなった。
それではご覧頂こう。
この日張り替えた襖を!!
・・・左が1枚目、右が3枚目である。
こうやって人類は進化していくんだなぁ。