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WHILL『 車いすユーザーから始まるパーソナルモビリティー 』

新しいパーソナルモビリティを提案する<br>『WHILL』。2011年にプロトタイプを東京モーターショーに出展、大きな反響を得ました。2014年秋にWHILLは量産に成功し、現在日米で販売されています。

現在の支援総額

1,028,500

205%

目標金額は500,000円

支援者数

155

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2011/10/17に募集を開始し、 155人の支援により 1,028,500円の資金を集め、 2011/12/10に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,028,500

205%達成

終了

目標金額500,000

支援者数155

このプロジェクトは、2011/10/17に募集を開始し、 155人の支援により 1,028,500円の資金を集め、 2011/12/10に募集を終了しました

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エンジニアのJunpeiです。

デザイナーのSugiXに続いて、エンジニアを代表して僕から
エンジニアチームとWHILLへの想いを紹介したいと思います。
 
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エンジニアチームは約10名で構成されています。
※「約」というのはその時々に手伝ってくれる方が現れたり、
壁にぶつかったときに助けてくれる仲間が現れたりして、固定メンバーに決まってはいないからです。専門性はエレクトロニクスや医療機器、知的財産、SEなど幅広いですが
大学で人間工学・福祉工学、医療やドライビングの研究をしていた、など
”人間”に関わる研究をしていたものが多く、その興味がWHILLに近いのは偶然ではないかもしれません。(僕も大学の研究は福祉分野のパワーアシスト装置でした)

開発の雰囲気はというと、
もともと大学の同期を中心にプロダクトに共感したメンバーで結成されていることもあり
チームワークは良く、笑い声が絶えない中、
メールでも口頭でも技術論が飛び交い、ひたすら開発しまくっている感じです。

その頑張れるモチベーションは各々違いますが
共通していることがあります。
 
それは、僕らが最もWHILLのファンであること、です。
 
開発最初は、
車いすユーザーの方のための自転車や原付の代わりになるようなプロダクトがあれば
便利だ」
くらいに思っていました。
 
しかし、開発の途中で神奈川リハビリテーションセンターさんを訪問し
かっこいい車いすを自慢する方や、自ら車いすを改造してこんなこともできるようになったんだと話される方、スマートなドライビングへのこだわりや、車いすユーザーの方がテクニックを駆使して20cmもの段差を登れるという話を聞いたりして、驚きとともにその力強さに感動しました。また開発していく中でJ-Workoutさんの活動を知り、自分の力を信じ車いすから立ち上がろうとする姿勢から車いすユーザーの方への考えが次第に変わっていきました。

車いすユーザーの方は、
”自分の限界へ挑戦”しています。

与えられた環境の中で最高の自分をつくろうとしています。
それがとてもかっこいいと思いました。
 
 
しかし一方で、SugiXのメッセージにもあったとおり
「100m先のコンビニに行くことをためらってしまう」という言葉も聞きました。
 
挑戦とあきらめ、
それらが交錯する日々の中で
僕らができること、WHILLができることがあるはずだ、と考えるようになりました。

僕らがWHILLで達成したいのは
5km圏内を自由に走ることができるパーソナルモビリティをつくること”
ではなく

もっと走りたい、かっこいい姿をみせたい、
行きたいところへ行きたいという思いを実現することで

もっとWHILLに乗る人の”可能性”を広げ
”もっとやりたいことに挑戦したい”という意思を高める「きっかけ」になるプロダクトにすることです。


そしてWHILLにのって颯爽と駆け抜ける姿を見た健常者すら
かっこいいと思い、またその挑戦する姿勢から
勇気を感じてしまう。
見る人にも乗る人にも勇気と挑戦する気持ちを生み出してくれる。
そんな乗り物です。

だからこそかっこよさにはこだわりたい。
颯爽と、飛ぶように動き回る機能を詰め込みたい。
そして、乗ることすら楽しい”わくわくするような操舵感”があってほしい。
もっと、もっと、乗りたい。
乗ることで、また勇気が出る。

そんなモビリティは
圧倒的にかっこいいはず。
 
だからこんな風な会話も生まれるかも。
「あの車いす、めちゃくちゃかっこいいぜ、ちょっと乗ってみたいな」
「すーってうごいて、その場でクルって回転して、見たことない、すごくスマートな感じ」
「車いすのひとってときどきどう接してよいかわからなかったり
 目を背けたりしたけど…なんだか、見とれちゃうくらいだ。」
 

互いの存在も尊重し合える、ボーダレスな未来。

そう心から思うから
僕らが最もWHILLのファンであり、
その最高の姿がみたいと思っています。
だから頑張れるんです。
 
そして今はみなさんの応援がさらに僕らを支えてくれています。
一つのマイルストーンである「東京モーターショー」までは
あと40日しかありません。
10月初旬は「もう間に合わないのではないか」そう思わせる空気が
エンジニアチームには流れていました。
しかし、いまは皆さんに応援していただき、
あと40日最後まで良いものを追求するというポジティブな流れに戻ってきました。
このまま僕らが開発を続ければ
皆さんに胸を張れるモビリティをお見せできると信じています。
 

パトロンになっていただいた方、
おもしろい、かっこいい!など
このWHILLのプロジェクトに興味を持っていただいた方、
そのすべての人から力をもらって開発しています。
 
 
引き続き、暖かく応援していただければ幸いです。
 

Junpei(エンジニアリングチーム)

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