みなさん、こんにちは。
保護猫ふにゃり代表の金丸です。
今回はメスの野良猫の捕獲に成功しました。
ただ、この野良猫さん、既にお腹の中に赤ちゃんがいました。
一度見かけた時にお腹が気になってはいたのですが、いざ捕獲してみると、やはりお腹が大きい気がしました。
捕獲した翌日に病院で避妊して貰いましたが、やはりお腹の中には3匹の赤ちゃんがいたとの事でした。
実は病院に連れて行く前に、いろいろと相談をさせて頂いている他団体さんの方に相談をしました。
その方はもう10年以上もボランティア活動をしている大ベテランの方で、同じ経験を何回もされている方でした。
「産ませないよりも、産ませても外敵や環境・病気等で育てられない方が猫にとって辛いと思うよ。」
との一言で赤ちゃんを諦めて避妊を決断しました。
これは人間のエゴなのかもしれません。
人によっての考えの違いもあるかもしれません。
ですが、野良猫の子供の生活環境はとても厳しいものだと言う事実を忘れてはならないのも事実です。
こう言った厳しい環境で産まれ死んで行かなければいけない子猫を減らす為にも、野良猫の避妊・去勢は必要なのです。
この三毛猫さんは、避妊手術も無事に終わり元気に「桜猫」としての生活が始まりました。
1日でも長い幸せな猫生が送れる事を心から望みます。