皆様、お世話になります。 クラウドファンディング(CF)終了まで、残り9日となりました。改めてご挨拶させて頂きます。 初めまして。私は、フリーライターで格闘技史研究家の那嵯涼介と申します。これまで格闘技の歴史に関して自ら調査した成果を、プロレスムック『Gスピリッツ』や武術雑誌『月刊秘伝』などに寄稿する形で発表しております。 現在は、明治時代に日の出の勢いにあった講道館柔道に対峙する古流柔術の急先鋒としてつとに有名だった不遷流柔術の宗家四世田辺又右衛門と、田辺の愛弟子で戦前のアメリカのプロレスのリングで活躍し、力道山にプロレスを指導した沖識名の師匠でもある三宅多留次(タロー・ミヤケ)について、国の内外問わずにその足跡に関する調査を進めております。その結果、多くの新たな事実が判明しましたので、彼らに関するノンフィクション書籍を出版したいと考えております。 田辺又右衛門は、永岡秀一、磯貝一といった明治期の講道館における最強の柔道家たちと対戦し、足緎(あしがらみ)を始めとする得意の寝技で彼らを苦しめ、講道館勢と対戦すること十数回、一度も負けることがなかったという伝説の柔術家であります。その超人的な活躍について部分的に書かれた文献は数多いのですが、彼の半生について一冊の書籍として詳述したものは私の知る限り存在しません。 そしてタロー・ミヤケに至ってはそうした文献は皆無といってもよいでしょう。20世紀初頭の欧米で活躍した柔術家、柔道家としては、コンデ・コマこと前田光世、スモール・タニこと谷幸雄が有名で、彼らに関する書籍や論文はいくつもありますが、タロー・ミヤケこと三宅多留次に関しては、書籍はおろか纏まった文章もほとんど存在しておりません。これはひとえに、彼の半生がこれまで詳らかにされていなかったことが原因であり、彼の柔術家としての名声は前者ふたりに決して劣らず、プロレスラーとしての活躍は彼らを遥かに凌駕しております。 私のこの師弟に関する書籍は、講道館史観と言っても過言ではない明治、大正期の柔術、柔道史に一石を投じる役割を果たし、後世に正しい歴史を伝え残す一助になるものと自負しております。 書籍化にあたりまして、現在出版社は正式に決定しておりませんが、今回のプロジェクトをSNSでご覧になったある出版者様より出版に関するオファーを賜り、近日中に前向きな打ち合わせを行う予定でございます。ちなみに単行本出版前に月刊誌への連載を行う計画があり、そちらに関しましては出版社様の内諾を頂いております。 書籍化を志す以上はより正確を期すべく、国内のインタビュー取材や資料入手の資金捻出のため、クラウドファンディング(CF)を利用することを思い立ちました。CFを簡単に説明致しますと、今回の場合で言えば事前に支援者(パトロン)になって下さる方々から支援金を賜り、後日完成した本にサインとパトロン様限定でシリアルナンバーを入れたものやオリジナルタオル、トークショーご招待などでお返し(リターン)をするシステムになります。 なお、今回のCFへのご協力は一口5,000円と10,000円の2コースを設定しております。 ■5,000円コース ・完成した『(仮称)田辺又右衛門とタロー・ミヤケ』単行本(筆者サインとパトロン様限定シリアルナンバー入り。なお、単行本の完成は雑誌連載後になる予定です) ・パトロン様限定オリジナルタオル(2016年11月頃に発送予定です) ■10,000円コース ・完成した『(仮称)田辺又右衛門とタロー・ミヤケ』単行本(筆者サインとパトロン様限定シリアルナンバー入り。なお、単行本の完成は雑誌連載後になる予定です) ・パトロン様限定オリジナルタオル(2016年11月頃に発送予定です) ・パトロン様限定トークショーご招待 なお10,000円コースのパトロン様限定のトークショーは、下記スタイルでの開催を予定しております。 ■日時:11月5日(土)午後3時より2時間程度 ■場所:水道橋西口徒歩10秒・闘道館(東京都千代田区三崎町2−22−18 TKビル1号館4F)のイベントスペース ■ゲスト登壇者(予定) 柳澤健氏(ノンフィクション作家) 『1976年アントニオ猪木』『1964年のジャイアント馬場』『日本レスリングの物語』『1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代』など作品多数。今回は古流柔術の識者としてご登壇頂きます。 鈴木秀樹選手(フリープロレスラー) UWFスネークピットジャパンにおいて"人間風車"ビル・ロビンソン師の下でキャッチ・アズ・キャッチ・キャンを学ぶ。現在は実力派のレスラーとして、各団体を股にかけて活躍する。今回はCACCのレスラーとしての見地から古流柔術、プロレスを語って頂きます。 プロレスや格闘技はもちろん、古流武術にご興味のある方々には必ずお喜び頂けるような作品に致したく、資金が少しでも多ければ取材先や調査対象となる資料の数もその分増えてまいります。私のページをご覧頂き、もし趣旨にご賛同頂けましたら、暖かいご支援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
格闘技、古武術、そしてプロレスファンの皆様、お世話になります。私のCF『田辺又右衛門とタロー・ミヤケ』評伝製作プロジェクトですが、昨日もご報告させて頂いたように出版者様からの書籍化のオファーも賜り、私の夢の実現もより一層現実味を帯びてまいりました。そして昨日からBABジャパン様の『月刊秘伝』のウェブ版ともいえる『WEB秘伝』にもこちらのプロジェクトの広告を掲載して頂くようになりました。http://webhiden.jp/ご興味のある方は、是非ご覧下さい。プロジェクト終了まで残り12日。皆様のご支援がすべてです。何卒よろしくお願い致します。
本日、クラウドファンディングをご覧になった出版社の方よりご連絡を頂きまして、本書籍の出版に向けた具体的な打ち合わせをしたい旨のオファーがありました。正式決定ではありませんので具体的な社名は控えますが、大変有り難いお申し出です。
クラウドファンディング『田辺股右衛門とタロー・ミヤケ』評伝プロジェクトにおいて10,000円コースのご支援を下さっておられるパトロン様限定のトークイベントの詳細が決まりました。日時:11月5日(土)(時間は後日ご報告させて頂きます)場所:水道橋西口徒歩10秒・闘道館(東京都千代田区三崎町2−22−18 TKビル 1号館4F)のイベントスペースゲスト登壇者(予定): 柳澤健氏(ノンフィクション作家) 『1976年アントニオ猪木』『1964年のジャイアント馬場』『日本レス リングの物語』など作品多数。今回は古流柔術の研究者としてご登壇 頂きます。 鈴木秀樹選手(フリープロレスラー) UWFスネークピットジャパンにおいて"人間風車"ビル・ロビンソン師 の下でキャッチ・アズ・キャッチ・キャンを学ぶ。現在は実力派のレス ラーとして、各団体を股にかけて活躍する。今回はCACCのレスラーと しての見地から古流柔術を語って頂きます。※都合により、日時や登壇者が変更になる場合がございます。予めご了承下さい。