不良品は必ず発生します。
大切なのはそれらとどう向き合うかです。
写真は口金部分の糸の縫製ミスです。ベルト部分にも糸は通っていますが、
2重に縫製されているので、内部布にはみ出してしまっていますね。
この不具合は使用上は問題ないですが、ちょっと目立つところにあるので、
不良品として返品することになりそうです。
これって人によって、感じ方が違いますよね。
「こんなの不具合の内に入らないよ。使えるならこれで十分!」って人もいれば、
「これはちょっと目立つなあ。何度も目にする部分だし、これなら返品したい。」って人もいます。
実用性VS見た目
デザインや機能もそうですが、不具合に関しても、線引きが必要になるんですね。
どちらを取ってどちらを捨てるか?悩んでる時間もありません。
そこで決断しました。
他にもいくつか不具合のある個体が検出されていますが、改良口金リュックは、
「見た目と実用上に問題ないと判断したら、返品せずに販売する」ことになります。
たとえば、ズボンのポケットの内側に、ミシン針の跡があったとしても
果たして、それを指摘して返品する人がどれくらいいるでしょうか?
こういう目立たないところまで、こだわっていると、今の価格ではとても
販売できなくなるため、良品とは言えませんが、可として扱うことになります。
<改良口金リュック初期ロットの品質ルール>
1.すべての不具合に関して不良品扱いとはしない。
2.よく目につく部分の不具合は実用上問題がなくとも不良品として扱う。
3.目立たない部分の不具合は「可」である(良品ではないが不良品でもない)。
工場側も初めての製造で、不慣れな点があり、次回からは改善するとのこと。
世の中にないものを作り出すからには、相応のリスクもはらんでいることを受け止めます。
CAMPFIREでの販売分と前後するかもしれませんが、市販モールで
安売りが始まったら、ああ、この活動報告で書かれてたコンディション可の
投げ売り処分セールが始まったんだなあと、生暖かい目で見守ってやってくださいね。
安いものには安いだけの理由が「必ず」ありますが、コストとパフォーマンスを天秤に掛けて
それでもお買い得だと思われる方に手に取っていただけるよう、市販についても力を入れて行きます。
繰り返しになりますが、CAMPFIREでご支援頂いた方々には、
出来栄えの良い「良品」リュックを選別して、お届けしますので、どうかご安心を!
初めに手にとって下さった方を一番優遇したいのです^^
クラウドファンディングで、たまに耳にするのが、高いお金を払って支援したのに、もっと安い値段で
市販が先に始まって、商品がなかなか届かず、嫌な思いをすることや、お金を払ったのに
品物が届かず、運営側に泣きついても何もしてもらえなかったとか、自分だったら耐えられないです><
通販サイトではなく、支援サイトという位置づけの違いは合っても、
出品した商品・サービスを選んでくださった方々に喜んでもらえたらと思います。