改良口金リュックは、試作品をいくつか作ってきました。
はじめの1回目に作ったものは3タイプ。
1.機能の少ないシンプルなタイプ
2.機能と価格のバランスが取れたタイプ
3.多機能で、高性能なタイプ
ロゴすら入っていない「THE☆試作品」といった出来でした。
それでも自分が仕様を決めて、PC上でイメージ画像を作っただけの
ものが実際に形となって出来上がったものを目にしたときは感動しましたね!
それらをテストしてみて、改良して2回目に作ったのが次の3タイプ。
4.肩紐のサイズを3と同じ仕様にして、シンプルにしたタイプ
5.肩紐のサイズを3と同じ仕様にして、バランスの取れたタイプ
6.3の改良タイプ
こちらは仕様をアップさせた分、製造原価が高くなってしまいました。
そこで再びテストをしてみて、不要だと判断した機能を取り除いていきました。
3タイプ同時進行は時間が掛かり過ぎてしまうことが理解できたため、
1つのタイプに絞って3回目に作ったのが、次の1タイプ(3カラー)。
7.価格は抑え、必要な機能のみ採用したブラック
8.価格は抑え、必要な機能のみ採用したネイビー
9.価格は抑え、必要な機能のみ採用したグレー
これに、胸ベルトを取り付けられるようにしたものが、次の1タイプ。
10.価格は抑え、必要な機能のみ採用したブラック
※胸ベルトを取り付けられる構造と、胸ベルトをセットにしたもの
789は市販モールで販売、10はクラウドファンディングで販売しようと考えました。
このプランでは、789と10の2つ仕様が異なるリュックを製造しなければいけません。
また、10は単色(ブラックのみ)で製造ロット500個からと、お客様にとっては
選ぶ自由がなくなってしまうところも、商品の魅力が乏しくなると考えました。
2つの異なる仕様のリュックを同時に作るよりも、仕様を共通化して
在庫のスリム化した方が良い!と気づいて、設計をやり直して
誕生したのが次の次の1タイプ(3カラー)。
11.7番・10番とほぼ同じ仕様でブラッシュアップしたブラック
12.7番・10番とほぼ同じ仕様でブラッシュアップしたネイビー
13.7番・10番とほぼ同じ仕様でブラッシュアップしたグレー
こちらが量産した改良口金リュックと同じ仕様になりました。
ここまでたくさんのサンプルを作ってきましたが、多機能なものはなんと、
サンプル代金だけで1個で27000円くらい掛かってしまいました。
改めて、機能はシンプルにした方が良いことが理解できましたね^^;
残り期間7日間となりました。改良口金リュックの募集期間も、早いもので、あと1週間です。
無事にゴールまで辿り着けるよう、最後まで活動報告を続けてまいりますので、
ご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。