書籍制作の現在
いつも応援いただきありがとうございます。
現在までにプロローグ~第2章までを公開してまいりました。
第1章 「HSCの基礎知識」(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)
第2章 「HSCと学校」 (1)、(2)、(3)、(4)、(5)
以下、昨日(2019/3/5)noteに投稿した「書籍制作の現在」より抜粋してご報告します。
書籍ではこのあと、
第3章「子どもの幸せを願う専門家とお母さんの座談会」
第4章 事例集「HSCを育てる母たちの“決断”と“選択”」
第5章「学校に行かない選択の安心材料」
第6章「子どもの気質を伸ばす子育て」
と続きますが、noteでは第2章の次は第6章の公開となります。
第3章第4章第5章は書籍の完成をお待ちください。
さて、書籍制作の進捗状況ですが、実は原稿はほぼ完成に近づいてまいりました。
第3章 子どもの幸せを願う専門家とお母さんの座談会
第3章では、精神科医の明橋大二先生、不登校新聞社 石井志昂編集長、小学校の校長先生が登壇してくださり、お子さんがHSCで学校に行き渋っている、あるいは、不登校であるというお母さんとの座談会が実現しました。
座談会のテーマは、次の3つです。
1【HSCにとっての学校とは?】
――HSCにとって、どうすれば学校は「つらい」「行きたくない」場所でなくなるのか? 学校には何ができて、何ができないのか?
2【不登校で、将来は大丈夫?】
――「学校に行かなくていい」「好きなことだけすればいい」という意見は魅力的だけれど、将来自立できるのか?最終的に収入を得られるようになる?
3【HSCの認知を広めるためには?】
――小学校をはじめとする教育機関に、「HSC」の存在を広く知ってもらうためには、どうすればいい?
座談会終了後はみなで手分けして文字起こし。その後メンバーのみかさんによって記事が執筆されました。
プロジェクトの様子や想いを綴ったみかさんのブログから、書籍制作の具体的な様子がご覧いただけます。
第4章 事例集「HSCを育てる母たちの“決断”と“選択”」
第4章では、今まさにHSCの子育てをされている方々のエピソードを紹介します。
内容は次のとおりです。
■Case.1
娘さんの登園しぶりをきっかけに、自分の素直な気持ちに向き合った母
■Case.2
息子さんの不登校に反対する両親を説得して、ホームスクールを選んだ母
■Case3.
学校の意見に流されず、子どもに合った居場所を見つけることに奮闘した母
■Case.4
10年の葛藤を経て、何気ない日常の幸せを大切にする子育てに辿りついた母
【特別企画】長沼睦雄先生インタビュー
児童精神科医でありHSCの第一人者のおひとりでもある、北海道、十勝むつみのクリニック院長 長沼睦雄先生へのインタビューも実現しました。
長沼先生の、子どもの健康や幸せに対するお気持ちが、2時間にも及んだインタビューの間中びしびしと感じられました。
第5章 学校に行かない選択の安心材料
「学校以外の居場所・学びの場・ホームスクールといった選択肢、親が安心を得られる場・親の仕事、そして学校に行かない場合の進路や職業などについて情報を集め、紹介します。」
そう宣言して目次に盛り込んだ「安心材料」。
この章では、「安心材料」として様々な機関やサイトを紹介するので、掲載依頼も大変です。今現在も分担して電話やメールでのやりとりが行われています。
これからのこと
印刷会社も決まりました。
予定では原稿の最終仕上げを行いながら、デザイナーのメンバーによってDTP(パソコン上で印刷用のデータを作成)が行われ、3月15日にチーム内での校了を迎えることが目標です。
予定通り4月中にお手元にお届けできるよう力を尽くしてまいります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
最後に、書籍チームメンバーである、みかさんの手記をご紹介して締めくくります。
▶「HSC書籍制作プロジェクト モヤモヤの言語化がすごい!」
▶「HSC書籍制作プロジェクト 心の奥底に響くからこそ揺れる思い」