2017/01/11 17:49
今回は「藍包丁」の特徴をご覧いただきたいと思います。
まずは、新しい伝統を感じさせる佇まいをご覧ください。
いままで包丁といえば、全体がステンレスで覆われた銀色もしくは無垢の木を使った自然な雰囲気のどちらかでしたが、藍包丁はそういった包丁のイメージからがらりと変わっています。
堺刃物と徳島藍染めをかけあわせることを思いついたのは私ですが、それ以降の細かいデザインや色味などはほとんど職人さん主導で進めていただきました。
なぜなら私が深くデザインに関わってしまうと、「職人コラボレーション」の化学反応を薄めてしまうかもしれないと懸念していたからです。
職人さんの美意識でここまでのレベルに引き上げていただき、彼らに感謝するとともに、やはり日本の職人技とそのこだわりは素晴らしいなと改めて実感した次第です。
さて、次回は藍包丁の優れた機能性について書きたいと思います。
引き続きお付き合いください。
藍包丁プロジェクト・坂元