皆さんこんにちは!
今回は、千葉経済大学・附属高校での事例をご紹介します。
高大連携企画の中で、ゲームで経営を体験しながら高校生と大学生のコミュニケーションを図る事を目的に実施しました。
ゲーム中に他プレイヤーと交渉する時間があるのですが、最初は高校生と大学生で距離があり、なかなか交渉がうまくいっていなさそうでした。
しかし、ゲームに慣れるてくると、こちらが少しサポートの声掛けをするだけで、どんどん交渉できるようになっていきました!(最終結果で高校生がトップだったグループも!!)
空き時間には学校の話など和気藹々としていてとても良い雰囲気でした♫
大学の先生からの感想もいただいているので、ここでご紹介します↓↓
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経済・経営の基本は利潤をあげること、つまり「安く作って高く売る」ことです。
誰もが(経済学や経営学の座学では)わかっているのに、それを実際に《合理的に》行うとなるとなかなか難しいものです。学校での学習の段階から、それをゲームで体験できるのが、このスマイルゲームの良さの一つだと思いました。まさにアクティブラーニングです。
そして、製品販売(=企業間競争)の結果が利潤だけでなく、顧客満足(=スマイル)であるというのも経済学・経営学の学習として大変望ましいものだと思いました。その理由は、経済学では企業を利潤を最大化する主体とだけとらえますが、経営学では顧客満足を訴求する主体とも考えるからです。
さらに、自分の欲しい部品を相手プレイヤーから購入するという「交渉タイム」があることも、このスマイルゲームの魅力です。なぜならば、それによってコミュニケーション能力が育成されるからです。今回、千葉経済大学では附属高校と大学との高大連携企画として「スマイルゲーム」を活用しました。
このスマイルゲームを通じて経営シミュレーションを学ぶだけでなく、高校生と大学生とのコミュニケーションをはかることもその目的でした。それゆえ、交渉タイムで参加生徒・参加学生各自の“個性”が表現できたことは、コミュニケーションという観点からも大変満足できるものでした。
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