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「バンド組もうぜ」みたいに「本屋やろうぜ」と言おう。かえるライブラリー始めます。

「かえるライブラリー」は、本棚を設置する場所さえあれば、どんな地域でもできる参加・参画型の本屋×ライブラリーです。「本を届けたい」と思うメンバーが本を持ち寄り、「本を読みたい」人がそこに集まります。販売に伴い発行される「かえる券」で地域の若者ともつながることができるプラットフォームをつくります。

現在の支援総額

450,784

45%

目標金額は1,000,000円

支援者数

118

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/01/01に募集を開始し、 118人の支援により 450,784円の資金を集め、 2019/01/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

450,784

45%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数118

このプロジェクトは、2019/01/01に募集を開始し、 118人の支援により 450,784円の資金を集め、 2019/01/30に募集を終了しました

「かえるライブラリー」は、本棚を設置する場所さえあれば、どんな地域でもできる参加・参画型の本屋×ライブラリーです。「本を届けたい」と思うメンバーが本を持ち寄り、「本を読みたい」人がそこに集まります。販売に伴い発行される「かえる券」で地域の若者ともつながることができるプラットフォームをつくります。

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小田原・旧三福不動産の山居さんにお会いしました。
つなげていただいた、後藤達哉さん、ありがとうございます。

旧三福不動産サイト
https://93estate.com/

イベントスペースとコワーキングも見せてもらいました。めちゃ素敵な空間でした。なんかハードって大事だなあと。

「なんか、楽しそうな場所だな」
って感じられる空間ってとても大切だなと思いました。

山居さんの「不動産屋ってリアルシムシティなんですよ」
っていう言葉にビビっときました。

「シムシティ」
スーパーファミコンで1991年に発売されたまちづくりシュミレーションゲーム。90万本を売る大ヒット作。

「リアルシムシティなんです」って聞いた瞬間に、

あ、それ!って。
僕が本屋やりたかった理由と同じだ、と。

僕が本屋をやろうと思ったのは、福島県郡山市のヴィレッジヴァンガードのとある店長の一言でした。

「郡山にカフェをつくろうと思っているんです。」

一通り、営業を終えて、番線印(その書店を表すハンコ)をもらっているときに、店内を見渡していたら、

「カフェをつくりたい人のためのコーナー」がめちゃめちゃきれいにディスプレイされていた。マグカップやランチョンマット、お菓子作りの本などと並んで、サンクチュアリ出版の名作「自由であり続けるために、僕らは夢でメシを食う」(夢メシ)もめちゃめちゃ積んであったので、僕は営業マンとして営業トークをかましました。

「店長、このカフェのコーナー、いいっすね」

そのあとに放たれた言葉が、僕を本屋に導きました。

「郡山にカフェをつくろうと思っているんです。」

え?
は?
本屋さんですよね、店長は?

「僕がこのカフェの棚をきれいに作ることによって、
本を読んだ人が、カフェを始めるんじゃないかと思って。」

えっ?
本屋さんってそんなことできるんですか?
僕はただただ、ビックリしました。

「僕、東京から異動で来たんですけど、郡山に行きたいカフェがないんですよね~」

その4か月後。

1年に3回ほどのペースで福島を回っていた僕がふたたびヴィレッジヴァンガードを訪れた時、店長が笑って言ったのです。

「西田さん、カフェできましたよ。二軒できました。」

衝撃だった。
「シムシティじゃん!」って思いました。

僕が本屋になった理由っていうのは、たくさんあるのだけど、一番夢のある理由はこれだなあと思います。

「本屋でリアルシムシティ」ができるっていうこと。

本棚に思いを、祈りを込めて本を並べれば、
その思いを受け取る誰かがいて、カフェができたりする。
本屋の一番の魅力ってそこにあるなあと思います。

だから、昨日、山居さんの話に出てきた、
「リアルシムシティ」にめちゃめちゃ興奮してしまいました。

そういう意味において、不動産屋と本屋(本棚)の親和性はめちゃめちゃ高いのではないかと思います。

もちろん、不動産屋さんというビジネスを考えても、そこに参加型の本屋(本棚)があることで、頻繁に人が訪れるようになることは、潜在顧客の確保という価値があるだろうと思います。

「かえるライブラリー」は、人を循環させるプラットフォームとして、食えないけど、中学生高校生を含めて、人が集まる場、本を通じてつながる場を目指しています。

でも、本質的なところでは、言語化しきれない情報を、本を通じて、本棚を通して、伝えていくような場になっていくのだろうと思います。

そういう意味では、カタチの見える不動産屋と一緒に、まちの未来を考えていく、そんな本棚が作れたらめちゃめちゃ楽しいなあと思いました。

思いのある、愛のある不動産屋さんと一緒に、いろんなものが詰まった本棚をつくりたいと思った小田原・旧三福訪問でした。

山居さん、後藤さん、朝からお付き合いいただき、ありがとうございました。

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