リターンの「カレー皿」&「カレースプーン」のツクリテさんに応援コメントをいただきました!!
ハジマリの「カレー皿」
今回リターンにご用意させていただいた「カレー皿」は、僕が“カレーで人と人がつながる場”をつくるキッカケとなった、愛知県瀬戸市の窯元「翠窯」さんのうつわです。
2015年の夏、ご縁あって、代表の穴山大輔さんの工房へとおじゃまさせていただきました。今では、つくった分だけすぐに売れていく大人気の窯元さんです。
▲うつわに高さがあるので、熱が冷めにくいです。雑多に盛り付けても、おいしそうに見えます!
今回、改めて穴山さんの元へおじゃまして、当時を振りかえり、「pop start」への感想をいただきました。
その頃、僕はカレーがちょっとずつ動き出していたものの、まだ何が始まっている訳でもありませんでした。
それなのにお会いした後、「これでイベントしてください!」とカレー皿を送ってくださったんです。驚いてしまって、穴山さんのものづくりの背景も含めて、伝えたいと思ったんです。
▲2013年創業「翆窯」代表・穴山大輔さん。1981年生まれ。
「初めて新井さんに会ったとき、こういうことがしたい! という具体性まではなかったんですけれども、とにかく熱のある人だな、と伝わってきたんです。当時は、僕もガムシャラにとりあえずトライトライ。いろんな話があって、仕事になったり、ならなかったり。僕自身に人を判断するような力もない。けれど、ただ熱のある人には反応しちゃう。何かわからないけれど、関わってみたいと思ったんですね。
今回のみんなでカレー屋さんをつくる『pop start』も、また楽しそうですね!
リアリティがあったほうがおもしろいし、勉強になりますよね。『窯元』であり、「チームで作ること」にこだわっています。
その理由はひとりでは限界があるから。例えば、土づくりはひとりでやると、途方もない作業で、1週間以上もかかってしまう。けれど、4人で作業すると、1日で終わる。仕事って1人でやっていると、いつまで経っても×1と思うんです。より品質の高い物をつくるためには、チームで協力してつくり続けて、チームで成長していく必要があります」
「ただ、自分の仕事をしながら、人に教えるのはすごく難しくて、模索して実践しながら、少しずつわかってきました。『pop start』に参加して、成功できたらそれは素晴らしいけれど、お店の運営は期間限定だし、いい失敗ができたら、そんなにいいことはない。いい失敗こそが財産になると思います。
翠窯ももうちょっと余裕があったら、スタッフの研修でみんなで参加したいです。スタッフみんなが経営の視点を持って取り組めたら、ひとつのチームとしてもっと前へ進める。参加したら、すごい経験になるなと思っています!!」
愛ある「カレースプーン」
▲小ぶりでお皿の部分が深くない分、スプーンを感じさせなくて、素材のおいしさがダイレクトに伝わってきます。
うつわの相棒である“カレースプーン”は、日本一の金物の産地・新潟県の燕三条に本社を置く、「オークス」さんのものです。
僕はいつも出会いが先にあって、その方がつくるモノを応援したくなる。
プライベートで、このスプーンのデザインを担当された小坂井里美さんに出会い、手づくり感あふれる手書きメモにおすすめポイントなどがまとめてあったりして、すごく愛情を持って、つくっていらっしゃるんだなと感じました。
そんな小坂井さんに応援メッセージをいただきました!
小坂井里美さん/プロダクトデザイナー
「飲食業に興味がある人は、たくさんいると思うのですが、飲食店向けの学校はハードが高いと思います。その前に飲食業ってどうなの? 何が必要なの? いくらかかるの? というところの実際を学んで、楽しみながら体験できるこのプロジェクトは「やってみたい」を実現できる貴重な機会だと思います。また、何か始めたいと思ったとき、相談しようとする相手がいないとあきらめてしまいがちなので、仲間がいると、心強いですよね。
私が暮らす燕三条は金属加工業の社長がいっぱいいる地域で、そのチルドレンもたくさん。自分で何かするという風土があるのか、個々で面白い活動をしている方々がたくさんいる地域です。一方で、何かやってみたいけれど、何からやったらいいかわからない、という方々もたくさんいるので、そんな方々に『pop start』を紹介したいです。また面白いことをする人たちが増えたらいいなぁと期待しています!!」