週末の活動報告です。
土曜日の朝から、霊峰伯耆大山(ほうきだいせん)の中腹に鎮座まします大神山神社奥宮の参道清掃をしました。
中国地方最高峰である大山は、すでに山頂に冠雪しています。
自然石の参道は日本一の長さ
大神山神社の参道は、石鳥居からでも700メートル以上の坂道で自然石でできています。この季節には落ち葉がたくさん落ちていて、それを清掃するのです。
午前9時に集合して神社に参拝し、宮司さんの指示を受けて道具を持って参道に着いたところですが、横の水路まで落ち葉でぎっしりです。
6時間の清掃作業できれいになりました
大神山神社は氏子のいない崇敬神社です。そのため、祭りの前や台風の後などの清掃作業や、注連縄作りや注連縄掛けなどの作業は、宮司さんに許可された15人くらいの崇敬者の中から都合のつく人が集まってボランティアで行っています。
この日は鳥取荒神神楽研究会から2名、総勢5名で作業を行いました。
昼休憩を挟んで6時間の作業で、参道はとても綺麗になりました。
紅葉の季節に晴天だったため、参拝客の方や登山客の方がとても多かったのですが、綺麗になってうれしいとか、ありがとうございますなど、たくさん声をかけていただきました。
遷宮には御寄進をお願いします
大神山神社奥宮は、毎年7月に「古式祭もひとり神事」という深夜に大山の頂上に登り、池の神水と薬草をとって下山するという全国でも珍しい水汲みの神事が伝わっています。
観光地ではなく信仰の場であり、崇敬心のある方にだけ来てほしいという宮司さんの方針があって、あまり情報発信されていませんが、ここに来れば、誰もが素晴らしい神社だと感動する場所です。
もうすぐ遷宮委員会が立ち上がり、遷宮を迎えることになりますので、その際は是非ともこの素晴らしい神社に御寄進をお願いします。氏子がいませんので崇敬者の力で遷宮をするのです。
自然石のでこぼこの坂道を何度も往復して、へとへとになりましたが、とても清々しい気持ちになりました。冬までにあと何度かありますので、崇敬心を持って参加したい方はメッセージやコメントなどでご連絡ください。