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【イト2019】上演&ドキュメンタリーDVD製作プロジェクト

東日本大震災のメッセージが込められた作品『イト』の上演が決定! 未来の栃木県の演劇界に遺すために、今作のDVDを作製したい。 そして、あの日を、人と生きることを、忘れないでほしいから、伝えたい。

現在の支援総額

501,699

100%

目標金額は500,000円

支援者数

57

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/01/09に募集を開始し、 57人の支援により 501,699円の資金を集め、 2019/02/13に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

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【イト2019】上演&ドキュメンタリーDVD製作プロジェクト

現在の支援総額

501,699

100%達成

終了

目標金額500,000

支援者数57

このプロジェクトは、2019/01/09に募集を開始し、 57人の支援により 501,699円の資金を集め、 2019/02/13に募集を終了しました

東日本大震災のメッセージが込められた作品『イト』の上演が決定! 未来の栃木県の演劇界に遺すために、今作のDVDを作製したい。 そして、あの日を、人と生きることを、忘れないでほしいから、伝えたい。

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◆はじめに

東京を中心に演劇活動をしている団体“舞台芸術創造機関SAI”の常盤美妃です。
まずはこのページをご覧いただき、ありがとうございます。
普段の私をご存知の方は驚くかもしれませんが、
このページではストレートに、想いを語らせてもらいます。


▼このプロジェクトについて

このプロジェクトは、
2011年3月11日に発生した東日本大震災のことを忘れないでほしい、という願いと、
栃木の演劇界を盛り上げたい!という想いからスタートしました。

震災から9年が経とうとしていている今、
日本には未だに避難生活を続ける人がいるにも関わらず、
人々はその事実に気づくことなく、
地震にも慣れ、未曾有の大災害に遭ったことさえも忘れようとしている現実があります。

私は震災当時、栃木県内の高校に通う高校生で、授業中にその時を迎えました。
余震が何日も続き、原発の風評被害で自宅の庭は除染対象。
今まで当たり前のように食べていた庭の作物が食べられなくなり、たやすく外出することもできなくなる生活が数ヶ月続きました。

平凡な高校生だった私は、
放射線という見えない脅威にどう対応するのが良いのか分からずに、
トラウマとなった緊急地震速報の音や
計画停電に悩まされながら、日々過ごしていました。

栃木県も甚大な被害があったにも関わらず、メディアに取り上げられるのは津波の被害が大きかった東北地方のことと、原発問題が起きた福島県のことばかり。
栃木の当時の現状は知られることもなく、爪痕だけを残し、時間は過ぎ、時代は間もなく平成が幕を閉じようとしています。

だからこそ、今、伝えたいんです。

震災を経て改めて知った「人は人と生きている」ということ
この出来事を「忘れないでほしい」ということ
この作品『イト』を通して知ってほしくて、動き出しました。

(イト2014展示する演劇(東京)より )


プロジェクトの集大成となる公演は、ワーク・イン・プログレス版として上演します。
“ワーク・イン・プログレス”とは、準備中・進行中・工事中という意味があり、
演劇においては“創作の過程を公開する”という意味で浸透しています。
では、稽古を見学できるようにすれば良いか?というと、そういうわけではありません。

捉え方や実施スタイルには様々な形がありますが、
私は“完成までのプロセスも作品の一部とする”という意味で捉えています。
公演自体は勿論、それまでの時間/創作過程を共有することで、
『作品をお客様と共に創る』という楽しみ方ができると考えているからです。

この上演スタイルを存分に味わっていただくために、
この作品に込められた想いをより深く伝える為に、このDVDを作製したい。

そして、DVDを創作資料のひとつとして活用してもらうために
できることなら栃木で演劇活動を行う部活動や団体に無償提供し、
栃木の演劇界をより豊かにしたい。

どうか、私の願いを、形に遺す為に、貴方の力を貸してください。


▼これまでの活動

常盤 美妃

舞台芸術創造機関SAIの広報担当/俳優。
20歳の時にFM栃木『RADIO BERRY』のラジオリポーターを務めた後、
栃木県の県民ヒーロー『雷様剣士ダイジ』のイベントMC/声優(テンテン役)
栃木県の魅力を県内外の方に伝える『本物の出会い栃木 観光キャラバン隊』
その他イベントMCや自主ラジオのパーソナリティーとして活動。
現在は東京/栃木を中心に
少年性と少女性を併せ持った性別に捉われない演技をする俳優としても活躍。
主演舞台を重ね、昨年から自主企画として朗読公演などの活動に力を入れている。


▼資金の使い道

・ドキュメンタリーDVD製作費(取材費/撮影費/材料費/交通費/他)
・プロジェクト運営費(人件費/広告宣伝費/郵送費/他)
・作品上演費(劇場利用費/稽古場利用費/美術費/人件費/交通費/宿泊費/他)


▼リターンについて

◎お気持ちプラン 1,500円
◆直筆御礼メッセージ付ブロマイド(2L版) 2枚組
◆ドキュメンタリーDVDにSpecial Thanksでお名前掲載権(ニックネーム・無掲載可)
 ※支援時、備考欄にご希望のお名前を必ずご記入ください。

◎DVDプラン 6,000円
◆直筆御礼メッセージ付ブロマイド(2L版) 2枚組
◆ドキュメンタリーDVDにSpecial Thanksでお名前掲載権(ニックネーム・無掲載可)
 ※支援時、備考欄にご希望のお名前を必ずご記入ください。
◆【クラファン限定】“イト2019”上演映像&ドキュメンタリーDVD

◎バックステージご招待プラン 15,000円  ★10組限定
◆直筆御礼メッセージ付ブロマイド(2L版) 2枚組
◆ドキュメンタリーDVDにSpecial Thanksでお名前掲載権(ニックネーム・無掲載可)
 ※支援時、備考欄にご希望のお名前を必ずご記入ください。
◆【クラファン限定】“イト2019”上演映像&ドキュメンタリーDVD
◆“イト2019”ゲネプロへご招待
 ※ゲネプロ…普段は関係者にしか公開されない本番同様のリハーサルのこと。
  3/10(日) 午後の実施予定。会場は栃木県南宇都宮 悠日。
  会場までの交通費はご負担をお願いいたします。
◆出演者&ご支援者様全員との集合写真撮影

◎写真集プラン 50,000円  ★8組限定
◆直筆御礼メッセージ付ブロマイド(2L版) 2枚組
◆【クラファン限定】“イト2019”上演映像&ドキュメンタリーDVD
◆ドキュメンタリーDVDにSpecial Thanksでお名前掲載権(ニックネーム・無掲載可)
 ※支援時、備考欄にご希望のお名前を必ずご記入ください。
◆“イト2019”ゲネプロへご招待
 ※ゲネプロ…普段は関係者にしか公開されない本番同様のリハーサルのこと。
  3/10(日) 午後の実施予定。会場は栃木県南宇都宮 悠日。
  会場までの交通費はご負担をお願いいたします。
◆出演者&ご支援者様全員との集合写真撮影
◆直筆御礼のお手紙
◆【クラファン限定】常盤自らが選んだ2017~18年の舞台写真&オフショット写真集★サイン入り
◆“貴方の為だけのティータイム”ご招待 ※会場は東京を予定

◎全リターン網羅プラン 80,000円  ★3組限定
◆直筆御礼メッセージ付ブロマイド(2L版) 2枚組
◆【クラファン限定】“イト2019”上演映像&ドキュメンタリーDVD
◆ドキュメンタリーDVDにSpecial Thanksでお名前掲載権(ニックネーム・無掲載可)
 ※支援時、備考欄にご希望のお名前を必ずご記入ください。
◆“イト2019”ゲネプロへご招待
 ※ゲネプロ…普段は関係者にしか公開されない本番同様のリハーサルのこと。
  3/10(日) 午後の実施予定。会場は栃木県南宇都宮 悠日。
  会場までの交通費はご負担をお願いいたします。
◆出演者&ご支援者様全員との集合写真撮影
◆直筆御礼のお手紙
◆【クラファン限定】常盤自らが選んだ2017~18年の舞台写真&オフショット写真集★サイン入り
◆“貴方の為だけの秘密のティータイム”ご招待 ※会場は東京を予定
◆春のお花見朗読会へご招待 ※会場は東京都内を予定、4月上旬で日程相談可。
◆衣装は当日のお楽しみ!撮影会ご招待

※お品物のお届けは5月を予定。
※ゲネプロと朗読会以外のご招待催し開催は、5月を予定。日程相談可!
※各ご招待会場は東京都内を予定。
※各会場への交通費はご負担をお願いいたします。


▼上演作品 WIP版『イト2019』とは

台本を携帯したまま演技する演出を取り入れた作品。
2011年5月に初演。
以降数度の再演、2014年には東京/大阪それぞれの土地の俳優で上演。
2017年は“うつのみや春の演劇フェスティバル”で上演。
その際もワークショップからキャストを選び、
独特の演出はそのままに、新しい手法で上演しました。
今回は3日間のWSを経て、最終日に上演する「ワークインプログレス版」
東京と栃木の俳優が共に集い
ひとつの舞台をつくり上げます。

公演詳細はこちら


▼最後に

達成率が100%以上に達した場合は、今回関わってくださった方の為に、
次回自主企画の運営のために、大切に、使わせていただきます。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
貴方のあたたかいご支援を賜れますよう、願って。


舞台芸術創造機関SAI
常盤美妃

★今回のクラウドファンディングは『All-in方式』で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 「イト2019」上演から1年が経とうとしています。こんにちは!皆様いかがお過ごしでしょうか?昨今、新型コロナウイルス感染症で、日本がまた大きく動いていることを実感しています。今回の騒ぎと、昨年の企画を重ねて、私はひとつの決断をいたしましたので、長くなりますがご報告並びにご説明をさせてください。この度「イト2019」の上演動画を期間限定で一般公開することにいたしました。※URLは本文後半にて公開いたしますので、まずはご一読いただけますと幸いです。多くの方にお力添えいただき、敢行できた、イト2019プロジェクト。もうすぐ迎える3.11に向けて、今年も何らかの形でこの作品を届けられたらと思考していました。その中で起きたコロナ騒動。直接被害に遭われた方も沢山いらっしゃいますが、それ以上に間接的な被害に遭われた方がも多くいらっしゃると思います。私自身も予定していたお仕事が2月・3月と中止が相次ぎ、収入面で大きな損失があっただけでなく、様々な環境や状況の変化に、どんどんココロが削られていきました。公演やイベントの中止やテーマパーク等の運営自粛、こどもたちは突然の春休みに突入し、思い出すのはやっぱりあの日の自分の記憶でした。3.11、私の通っていた高校は、翌日から臨時休校。余震が続いていた為外出は控えるよう指示があり、真面目にその指示を聞き入れて家からほとんど出なかった自分。正しくは、余震が怖くて出る勇気もなかった。なのに、多感な時期で家という場所が好きではなかった。今のようにSNSもそこまで普及していなかった上自分の趣味や習慣として家でできることも少なかった為、当時の自分には居場所がないように感じられて、時折訪れる余震の中繰り返し流れ続ける同じテレビCMと震災の被害を伝えるニュース、ただただ流れる時間の中で生きることがとても苦しくて、どんどんココロが削られていったことを覚えている。思わず今の状況のこどもたちと重ねてしまった。居場所を奪われた感覚になって苦しんでいる子はいないか。いつ終息するかわからない出来事に疲れている子はいないか。理由もわからないけれど、なんとなく哀しくなったりなんとなく辛くなったりしている子はいないか。でも、こういった感情って、こどもたちだけではないと思う。仕事や趣味嗜好に大きな変化があった大人の方も多かったであろう。私自身はそうである。ようやっとこうして筆を走らせることができているが、少し前までは不安に押しつぶされそうになり情報収集やコミュニケーションを極力遮断していた時期がある。そうした時期に、とあるアーティストさんが無観客ライブを実施され、その様子を無料で生配信されているものを見た。非常に元気と勇気をもらい、久しぶりに感情が動いたのを感じた。今の私は、あの時の私と違う。受け手から発信者に変わることができている。助けられなかった当時の自分(と同じような想いを抱いている人)に手を差し伸べることができるかもしれない。奮い立たされました。考えた結果、このプロジェクトで皆様から頂いた勇気や支援、そうして生まれた「イト2019」という作品を、今こそ“誰かのために”使わせていただきたいのです。ご支援くださった方はご存知の通り、このプロジェクトは・あの日の出来事を忘れないでほしい・栃木の演劇界を豊かにしたいという想いからスタートしました。これらの想いには忘れないことが、誰かの救いになれば、という想いや、栃木の演劇界や演劇活動を行う方への想いなど、必ず「誰かのために」という想いが根底にありました。人との繋がりを描いているこの作品は、この「誰かのために」という非常に烏滸がましい私の想いを、素直に、静かに、また届けてくれると感じています。「イト2019」はこちらからご覧いただけます。※2020年3月の限定公開予定※作品内容が結構ヘビーです。辛くなったら視聴を中断してください。支援してくださった方公演に足を運んでくださった方DVDを購入してくださった方実際に出資をしてこのプロジェクトを応援し、見守り、味わってくださった方も多くいらっしゃいます。貴方様がかけてくださったお金が、時間が、私を通して、誰かのために再び活かされることをどうかご理解いただけますと幸いです。この想いがひとりでも多くの方に届くよう、イトの著作元であります自身の所属劇団舞台芸術創造機関SAIからも同様の内容を発表させていただきますことも併せてご理解いただけますと幸いです。最後に、あの時お力添えくださいました貴方様に、今回の公開に関する判断を委ねてくださった出演者の皆様に、関わってくださった全ての方に、改めて感謝申し上げます。2019年には考えもしなかった2020年の私の我儘が、今を生きる誰かの支えや、気分転換や、2011年あの日への想いを抱えて生きる誰かのチカラになれますことを願って。騒動後に公演やイベントの自粛/実施をされました演劇関係者様、アーティスト様、全ての方の決断を尊重して。今の私にできることとして。この作品を、贈らせてください。一連の騒動が、1日も早く収束することを祈って。舞台芸術創造機関SAI常盤美妃 もっと見る

  • 8月も間もなく終わりを迎え、夜には秋の足音を感じる時季。皆様いかがお過ごしでしょうか。今年の1月から実行に移してまいりましたこのクラウドファンディングも、8ヶ月程の月日が流れ、今回の更新をもちまして最終の報告とさせていただきます。まずは先日、無料配布分の【イト2019】上演&ドキュメンタリーDVDの発送が全て完了しましたことをご報告いたします。最終的には、・高等学校の演劇部・専門学校の演劇部・大学の演劇部・劇団・個人で活動されている俳優さん述べ10団体/個人の方にお送りさせていただきました。明確な団体名はプライバシー保護の為に公開を控えさせていただきますが、特に10代・20代の方からお申し込みをいただき、嬉しかったです。また、リリースイベントに飛び込んで来てくださった方や「母校に渡します!」と行動してくださった栃木の演劇仲間もいました。本当はもっともっと多くの団体様にお渡ししたかったのですが、この結果が今の私の全力でした。なので、これから出逢えることがあるかもしれないその時の為に、栃木での公演やイベントの時には、少しでもお渡しができるように、常にDVDを贈れるように準備していたいと思います。皆様から頂いたモノは、これからも大切にさせていただきます。この活動を通して、出逢えた人が沢山います。届けられた想いが、理解してもらえた想いが、沢山あります。応援してくれた方が、支えてくれた方が、沢山います。未だに震災関連の作品を観に行くことに抵抗を感じ、時には行動に移すことができない私ですが、それでも、あれから8年後、こうして活動をできたこと、小さな結果であったとしても達成できたことに、大きな感謝と、大きな成長を感じています。余談ですが、最近本当の意味を理解し、受け入れ始めていることがあります。それは「人生は選択の連続」ということ。私がこうして活動を行ったことも、ひとつの選択。貴方様が協力してくださったことも、ひとつの選択。貴方様が応援してくださったことも、ひとつの選択。協力も応援もしないことも、ひとつの選択。その人自身が、何かを選び、選んだことに対して向き合っていく。人生は、それの繰り返し。その中で、何かを得たり、失ったりする。人生は、それの繰り返し。その中で、貴方様と出逢えたことに、応援していただけたことに、見守っていただけたことに、行動する勇気を貰えたことに、本当に、本当に、感謝しています。これまで沢山のものを頂きました。これからも私は、演劇を通してなにかを、届けたり、伝えたりできるよう、努めてまいります。可能な限りで構いません、今後の活動も応援していただけると嬉しいです。改めまして、今回のお力添え、本当にありがとうございます。常盤美妃舞台芸術創造機関SAI■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■◎「イト2019」上演DVDを購入するにはこちら◎常盤のTwitterはこちら◎舞台芸術創造機関SAIの活動についてはこちら■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■ もっと見る

  • 遅ればせながら、先週末6/1(土)・2(日)に開催しました『イト2019』DVDの発売&完成記念リリースイベント、無事に閉幕しましたことをご報告いたします!初日は、SAIの拠点である東京は江古田にてホームシアターをたのしむようにゆったりとしたアットホームな時間をお過ごしいただきました。演出からのコメントを挟んだり「実はここの動きはー」なんて解説や“ここだけの話”を挟んだりと上映中も、上映後の交流会の時間も、たっぷり作品を感じていただけたかと思います。ご来場くださった方同士が“あの日”についてや“今”について会話してくださっている姿をみると、「こうして乗り越えてきたんだよね」「復興はまだまだこれからなんだよね」というキモチに改めてなりました。おひとりおひとりにDVDを手渡し、不躾ながら「なぜチカラを貸してくださったの?」と会話をすると、ようやく『本当に敢行して良かった』という実感が湧いてきました。手渡すまでは正直沢山不安もあったので、愛情込めて形にした子たちが旅立っていく姿を見ると、この作品が、いつかの、誰かの、支えや、チカラに、なれるかもしれない、と細やかながら感じ、そうなる未来を祈ってしまいました。(やっと形になったよ…)2日目は、この企画の原点であり私のホーム、栃木にて開催しました。会場は、昨年できたばかりの劇場「アトリエほんまる」。栃木で公演をするとなると、100人以上のキャパのホール公演が基本。小さな箱で、となると、探すのが意外と大変であったのが、この劇場ができたことで、演劇人の居場所ができたようにも感じています。以前ほんまるのオーナーが言っていた「みんながやりたいことをできる場所をつくりたい」というお言葉のもと、私たちは、この劇場で初めて「上映会」をさせていただきました。(私はしっかりとした上映会自体も初めてでした)沢山のことが初めて尽くしだったこのプロジェクト、最後まで“初めて”に挑むことができたのは、沢山の方のお力添えがあってのことと、感謝しています。(映像チェック中。映りや音のバランスを何度も調整しました。)劇場という場所も相まって、さながら映画館での上映会のようでした。トークショー含め皆さん集中して観てくださっていたためか、この作品を改めて受け取ってくださっている様子がとても伝わってきました。2日間を通して学生さんや上演を観られなかった方、沢山の方にご来場並びにDVDをお受け取りいただけました。(トークや交流会の際に流したドキュメンタリーDVDの映像は、リアルを詰めた、創作資料へと成りました。)最後に、大切なお知らせです。このイベントにご来場くださいました方には演出よりお伝えしましたが、「大切な台詞が聞こえ無さすぎる・・・とあらためて感じ、そして、プロジェクトの中にある『届けていく』と直接繋がる要素でもあるため【イト2019】 の上演台本を無料で公開します。 」という運びとなりました。当日の音響担当や収録環境の都合により良質な音を収めることができず、整音はこのDVDを創る上で最もと言っていい程時間をかけ、最後まで向き合ったことではありますが、それでも完成した音が、私たちの精一杯でありました。でもやっぱり「台詞に込めた想いをきちんと届けたい」という想いから今回台本を公開することを決めました。▼こちらからご覧いただけます▼※上記から【SAI[イト2019]上演用音響照明】をクリックしてください私はこの作品において特に最後のセカイちゃんの台詞がすきです。あの台詞には、当時の人々の行動や想い、様々な“あの日”を感じるから、すきです。だからこそ、しっかりと、伝えたい、届けたい。ひとりでも多くの方に、改めて受け取っていただけますように。さて。おわりははじまりこのプロジェクトの目立った活動はリリースイベントをもって一旦落ち着きますが、無料配布活動は夏まで続き、様子を見つつ続けていきたいと思います。こうして活動ができたのも、沢山の方がチカラを貸してくださり、沢山の方のキモチに支えられたからです。本当にありがとうございます。次回の活動報告は暫く先になると思いますが、その時には「沢山の方にDVDをお届けできました!」と報告できるよう、引き続き精進いたしますので、見守っていただけますと幸いです。それでは、また!常盤美妃 もっと見る

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