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軽トラハウスの作り方~自作支援と軽キャンピングカーのオフグリットLife

軽トラックを利用してキャンピングカーを製作する方への自作支援と完成シェルの販売。そして私も自然の中で軽トラハウスの自由な暮らしを実践してお伝えしたい。

現在の支援総額

0

0%

目標金額は480,000円

支援者数

0

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/01/30に募集を開始し、 2019/02/27に募集を終了しました

軽トラハウスの作り方~自作支援と軽キャンピングカーのオフグリットLife

現在の支援総額

0

0%達成

終了

目標金額480,000

支援者数0

このプロジェクトは、2019/01/30に募集を開始し、 2019/02/27に募集を終了しました

軽トラックを利用してキャンピングカーを製作する方への自作支援と完成シェルの販売。そして私も自然の中で軽トラハウスの自由な暮らしを実践してお伝えしたい。

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▼はじめにご挨拶

私はショップの什器や住宅の造作家具など様々な物を作る木工職人をしてきました。東京から標高1200mの山村に移り住んで20年以上になります。

このプロジェクトを決意してから皆様と繋がりを持てる時が楽しみになっています。
どうぞよろしくお願いいたします。

▼このプロジェクトで実現したいこと

軽トラックにシェルを積む方法では少ない資金でキャンピングカーのオーナーになれて、走るのも停めるのもとにかく気軽です。自作される方も増えていますが、強度や耐久性が不十分な例もあるようです。

今回は軽トラハウスを製作しながら設計図やハウツーをまとめて、支援者様が安全な軽トラハウスの自作を実現できるようお手伝いしたいと考えています。

軽トラハウスは小さいからこそ自由度が大きくて、家にしたり、移動販売したりと、様々なアイデアで自分らしさを活かす拠点になり得ると思います。

ホームセンターで入手出来る材料を基本的に利用して、大型機械などは使わずアマチュアの方でも可能な製作方法を提示します。木材の骨組みに合板を張り外装はFRP加工で耐候性と強度を高めた本格的な仕様です。クオリティの高いキャンピングシェルを造って頂きたいと思います。

また、このプロジェクトによって完成したキャンピングシェルの1台もリターン出来れば幸いです。シェルの内部を自由にDIYできると思います。

このプロジェクトが成立してリターンが完了した際には、軽トラハウスの自作支援と製作販売を本格始動したいです。皆様の望む用途は様々でしょうからご要望があればお知らせ頂けると幸いです。

そして私自身もこの軽トラハウスを拠点にした暮らし創りを始めます。ライフラインと呼ばれるインフラが無いと生きられないかのような言われ方や社会常識に違和感を感じており、8年ぐらい前にプロパンガスを解約して調理もお風呂も薪を燃料にした暮らし方をしています。しかし今の家はそのスタイルには大きすぎて不向きなのです。

今後は軽トラハウスで更に自立性を高めたもっと面白い暮らし方を探したい。

具体的には、山での日常では軽トラハウスをシェルターとして寝泊まりし、隣にお風呂を設備した小さい小屋を建てて燃料は薪や自然エネルギーを使います。そして軽トラハウスで走って行った先ではカセットガスや灯油を使い調理もして温かく過ごす事も出来るという方法です。

共感してくれる方へ製作方法やその日常を伝える過程で、ずっと付き合える人が見つかったら幸せです。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

工房

上写真の私の工房は自作してから20年以上経ちます。ここは山奥で敷地内には山林があり渓流も流れています。公共の水道は無く水は皆が自給しています。石清水というものです。

標高が1200mを超えているので冬は氷点下15℃まで下がり、工房から家に戻ると冷え冷えしていて薪ストーブに火を入れてもすぐには温まりません。出来るだけ小さい家を建てなければと常々感じていました。今はたった15坪の家が大きすぎるのです。

思案するうちにたどり着いたのが軽トラハウスです。CADでスケールを出した作図をしてみると軽トラハウスでもシェルターとして居住可能だし、大型のキャンピングカーより面白そうだと気づきました。

この頃は大きい事に疲労感を感じてしまうのですが、小さければ解決することも多く、さらに違う可能性があるかもしれない。

小さいからこそ外との繋がりが必要になり創意工夫も膨らむだろうし、そんな問題解決の時にこそ生きてる実感を味わえてこれで暮らせるなら本望だし、都会のインテリア作りをしてきた私にはむしろ痛快なのです。

敷地内の原っぱに駐車して露天風呂や菜園も併設した小さな暮らしを再構築したい。そして最小限の設備を背負って何処へでも走って行けば周囲のフィールドは広大なリビングみたいなもの。創造力を発揮できる場面は無限にある事でしょう。そんな生き方を実践して皆さんにお伝えしたいと考えていますが、あなたならどんな暮らしを創るでしょうか?

全てをお金で解決するように出来上がっているシステムに従えば、お金が無いと不自由になってしまいますが、例えば灯油を買わずに丸太を拾って薪割りをすればその過程を面白くすることも可能になり運動不足も解消するでしょう。

私は薪でパンを焼くと面白いからパンを焼く気分になれるのですが、そんな風に面倒な事を面白がりたいのです。オフグリットなどという非合理的な方法でも楽しく生きられる事を軽トラハウスでの暮らし創りによって表現できれば良いなと思います。

ある人は森が心地良いかもしれないし、またある人は海辺を求めるかもしれない。時には都会の片隅でホッとするのもやってみたい。移動しながら好きに勝手に過ごす拠点にしたいと考えており、時折のキャンプやアウトドアよりも自由な日常を創りたいのです。それは今の時代を自分らしく生きる方法の一つになり得るかもしれません。共感頂ける方と色々なお話ができたら嬉しいです。

鶏を襲いに来たキツネと犬に追われた鹿

(鶏を襲いに来たキツネと犬に追われた鹿)

軽トラハウスを作るだけでなく「軽トラLife」という小さく暮らすライフスタイルを構築して伝えたいのですが、新しいアイデアがあっても資金の壁に阻まれます。限界集落という辺境で物づくりの利益を出すのは厳しいものがあり、単独な事も問題なのですが、このプロジェクトを決意してから皆様と共に創れるような安心感やチャレンジ精神も膨らんでいます。

私は50代。木工のプロとしては30年以上の経験があります。東京から山村に移り住んで工房を軸に妻と子供と共に菜園や動物達を育て、暮らしの全体を創作する意図をもっていました。妻とは死別してから今後を模索中ですが人生は何度でもやり直して新しくすれば良いですね。

(ガーデン用の大テーブル)

▼資金の使い道

資金は全額を軽トラハウスの制作費に充てます。複数の仕様で何台も製作して公開したいのですが多くの資金が必要です。もしご支援頂けたら感謝してもしきれませんが、精一杯のリターンをお返しいたします。

今回は自作によって最小限の資金で実現させるプロジェクトとして、下記の予算以内で軽トラックの入手とシェル一台を製作し過程を報告します。また、完成したシェル一台はリターンに充てられたら幸いです。


軽トラック:¥200000
シェル製作費:¥200000

・目標額から手数料などを差し引いた約40万円でプロジェクトを実行します。
・目標額を超えた場合は複数台のシェルの製作費に充てます。
・私が使用するシェルはご支援とは別途でもう一台を製作予定です。

▼リターンについて

ご支援頂いた後に製作開始になるので完成までは数か月ほど必要になってしまいます。心苦しいですがご承知おきください。

このプロジェクトが成立した場合は心から感謝します。そして新たなプロジェクトを立ち上げたいと思います。

このプロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。たいへん申し訳ありませんが目標金額に満たない場合はプロジェクトの開始は無くリターンのお届けもありません。

▼完成シェルの仕様

外装は一体のFRPで繋ぎ目は無くパネル間からの雨漏りは起きません。また、仕上げに自動車用のウレタン塗装する事によって紫外線をカットします。

窓とドアも木質をFRPでカバーして耐久性を高めた仕様です。
換気扇の開口もあります。

【内装】

天井:クロス張り
壁:シナ合板クリア塗装
床:フローリング材

【ドア&窓】

FRPカバーリング仕様
窓は上開き

【断熱性】

壁、床、天井と全周に断熱材を充填するので冬も冷えません。

その他ご質問やご要望をお送り頂けると幸いです

▼私の木工経歴

18歳で弟子入りした東京の木工所には昭和一桁生まれの職人達が10人ほど在籍していましたが、彼らは徒弟制度で育った最後の職人達です。大工と家具職人が入り混じっていましたが、皆の技術は江戸指物の流れをくんでいて最近の様なネジ留めなんて考えを持ち合わせてはいませんでした。

DIYには自信があった私ですが、加工はとても難しくて「俺にも作らせて欲しい」と言えたのは2年後です。しかし俺も作ってみせるぜ~という心意気は誤って刻んでしまった材料を「燃やしちまえ」と言われた言葉で一発崩壊でした。

彼らの言う「見て覚えろ」というのは、教える言葉を持っていないという事でもあり、職人言葉も難解でしたが、要は自分で覚えるしかないんです。今にして思えばホウキしか使えない若造に給料払って置いてくれたあの時代の良さを実感します。私は10人の職人の技を見る事が出来たし、毎日毎日道具の仕込みを試す事もできたのです。

鉋の刃をピンピンに研いでも使わないので潰してはまた研いでいました。そして誰かが木くずを出したらすぐに掃きとり、呼ばれたら手を貸しに行き、お茶の時間にはダルマストーブに火を入れて、でかいヤカンでお湯を沸かし、皆の定位置にそれぞれの寿司屋の湯呑みを準備する毎日でした。

四苦八苦しながらも数年が経ち独立する事にしましたが、当時は土地が高騰し東京郊外では工房の用地は入手できませんでした。しかし遠くに目を向けてみれば100坪の土地を1万円で貸してくれる山村があったのです。

「陸の孤島」に若夫婦が来た。などと新聞に載ったりしましたが、新宿まで車で1時間半の土地が陸の孤島なのか?と世間の常識の方がズレていると感じた記憶があります。独立して最初の仕事は新宿歌舞伎町のディスコのDJブースでした。

その移住の為に18坪の家を自作した過程は24年の人生で最も自由だった実感があります。初めて自作した家と工房は今でも建っていますが、住み始めて最初に来た台風で暴風に吹かれたドキドキ感と、大丈夫だと確信した時の安心感は忘れられません。家は本来シェルターなんですね。

その後はもっと奥地へ移り自作した工房で都会のお店や造作家具をたくさん製作してきました。有名な所ではゴディバなどのショーケース、イマジカの編集卓など。この10年ほどはFRP複合のウッドカヌーやスキンカヤックなども作っています。

▼最後に

長くなりましたが、今後の物作りは自分が使いたい物をデザインして公開し、共感してくれる人との繋がりが欲しいと考えています。山奥で自己完結を目指した時期もありましたが、独りよがりはちょっと違うな。と今更に変化しています。今回は軽トラハウスですがいずれ他も紹介したいと考えています。

感想や要望などコメント頂けたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。

ページ内の写真、図面、文章はすべて私が作成したものです
© 2019 Yoshitaka Saito

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