プロジェクトに協力してくださった皆様からの応援メッセージ。
瀬戸内海に新しい風景をつくる。ゆっくりとしたモノづくりの価値を見直す。
そのチャレンジに賛同してくださった皆様です。
帆船Ami http://www.schooner-ami.com
帆船Amiは1990年、ある企業の社内研修用のトレーニングシップとして建造されました。現在は青少年の海洋学習、社会人教育、観光の為に使用されています。毎年夏は瀬戸内海、玄界灘、五島列島迄の航海を実行しています。
今回のプロジェクトの帆船周遊はすべてAmiで行っています。
(~Ami船長の本プロジェクトに対する想い~)
“デニムでセイルをつくり、各地を航海する。こんな話を頂いて2年になります。その間、色々な準備をして実行する。想像しただけで気持ちが高鳴り、冒険に向かって旅立つ日が待ち遠しく感じられました。その日が来てデニムセイルを取り付けた時、あまりにもピッタリ似合って驚きました。扱い易く、セイリング性能も想像以上に良く、見た目も綺麗。元々スクーナーと言う舟は美しい、それに加えてデニムの風合いの心地よさ。航海中、海岸線に近づくと人々の驚きと、憧憬の視線が伝わってきたのを憶えています。”
フッドセイルメイカース http://www.hoodsails-jpn.com
1949年、アメリカで創業。1974年にフッドセイルメイカースジャパン(株)が設立され、日本法人として日本でのHOODセイル製作を開始。世界のHOODグループが毎年集まって開催するHOODワールドセミナーにも参加。またHOODスタッフはセイラーとしても常に数々のレースに出場している。
本プロジェクトにおいて、カイハラのデニム生地を使って、セイルを製作していただきました。
(~フッドセイルメイカースご担当者さまの本プロジェクトに対する想い~)
"デニムの生地でセイルを作る事は初めての経験でした。縦糸と横糸の織り込み方法がセイルクロスと異なる事から伸び率も全く異なるので風を受けた時に出来上がる3D形状が心配でした。しかしAMI号の美しいセーリング映像を見て安心しました。白いセイルが当たり前と思っていましたがブルーのセイルはとても新鮮でした。セイル素材はハイテク素材に進化していく一方、ソフトなデニム生地は昔の帆船の帆を彷彿させるものでした。ロフト全員プロジェクトの成功を期待しております。"
SAAB
1987年の創業以来、常に新しい加工感を追求し続けている関東最大級のデニム加工メーカー。新技術の開発を進めながら、サンプルから量産までの工程を考慮し、様々なブランドのデザイナーが求める加工感を一品一品手作業で行っている。また、グループ会社として、縫製からの加工まで請け負い、海外生産にも対応できる一貫工場で信頼を集めている。
(~SAABご担当者さまの本プロジェクトに対する想い~)
“今回のプロジェクトに関して、異業種との取り組みで、JEANSなどの商品以外にも弊社技術を知ってもらいたいという点や、DENIMという素材を今回のプロジェクトのような形で使うという事は、とても面白く興味深いと思い賛同いたしました。
弊社の作業はわずかではありますが、プロジェクトにかかわらせてもらいとてもよかったです。完成した帆もとても素晴らしく航海している姿を見させていただき、空の青、海の青、帆の藍色がとても美しく素晴らしかったです。”