<2014/09/16追記>
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【追加リターンについて】
リターンを3点追加いたします!
「流木ポストカード立て」
・会場の中や近くの浜辺で拾った流木を加工「流木ポストカード立て」
・展示風景写真データ
※2014年12月にお届け予定
流木ポストカード立て
※流木のため、形やサイズは異なります
「庄島歩音しおり&流木ポストカード立てセット」
・出展作家 庄島歩音さんが動物や植物をモチーフに制作したしおり(5cm〜10cm)
・庄島歩音さんの展示風景写真データ
・流木ポストカード立て
※2014年12月にお届け予定
しおり参考作品
※お送りするものは1点となります。
※デザインやモチーフの選択はできません。
「田中紗樹小作品&流木ポストカード立てセット」
・出展作家 田中紗樹さんのコラージュをアクリルに挟んだ小作品(約100×150mm)
・田中紗樹さんの展示風景写真データ
・流木ポストカード立て
※2014年10月にお届け予定
田中紗樹さん小作品参考写真
※こちらの小作品は1点1点、中のコラージュ部分の形が異なります。どんなものが届くかはお楽しみ!
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▼元植物園で行われる芸術祭「KANAYA ONSHITSU MUSEUM」
はじめまして!
KANAYA ONSHITSU MUSEUMディレクターの坂井俊之です。
この度、アートと植物が共存する美術館「KANAYA ONSHITSU MUSEUM」を開館する事となりました。
会場正面
今年5月中旬、KANAYA BASEに行った際、代表の金子愛さんから隣接するガラスの温室を初めて見せてもらいました。
10年程前に閉鎖された元植物園のガラスハウスで、利用者はほとんどなく、来年には取り壊す方向で進んでいると聞かされました。
魅力ある空間がこのまま何もされずに壊されるのはもったいない!という想いから、急ピッチで展覧会の構想を練り、作家を集めて動き出しました。
しかし、当初会場は廃墟といってもいい程荒れていました。
老朽化から水道や空調は使えず、電線は錆びて照明すら使えません。草花の一部は枯れ、一部は異常に群生。ガラスの外壁も台風によって破損している箇所がありました。
会場風景
そんな空間を、作家さんと一緒に“美術館”へと一から整備しています。
真夏の8月は会場に10秒いれば汗が噴き出す程の暑さの中、子どもが遊べるようにと砂に混じった細かいガラス片を一つ一つ手作業で取り除きました。また、木床が腐っていないかチェックし、ダメなものは外して新しい木材を繋いでいます。
作業風景
時間のない中で本当にできるのか不安もありますが、“今年できなかったら一生観る事が出来ない美術館なんだ”という想いを胸に作業を行っています。
[展覧会概要]
「KANAYA ONSHITSU MUSEUM」
会期:10月4日(金)~12月7日(日)
時間:10時~17時(日没)
休館日:水曜日 ※その他KANAYA BASEがお休みの際は休館になることもございます。
作家:田中紗樹(平面)、庄島歩音(平面)、藤原直矢(立体)、坪島悠貴(金属立体)、近藤南(陶器立体)、黒田大祐(インスタレーション)、友定睦(立体)、Nalco(油絵)、榎本恵花(立体)、永村奈緒(写真)
会場住所:〒299-1861 千葉県富津市金谷2178
主催:KANAYA BASE、Gallery工房親、金谷美術館
▼会場は全面ガラス張りの巨大な温室
房総半島に面する千葉県富津市金谷。海と山に囲まれた自然溢れる土地です。
その港のすぐ横に、会場となる大きな元植物園があります。
植物園の営業が終了してから10年以上経ち、人の手が入らず劣化していった温室は、時間の流れが新しい魅力を加えていました。今回はそんな場所でしか観れない展示を考えています。
▼人と自然が息づく美術館
私の両親が趣味で水彩画を描いていたので、幼い頃から生活の中に絵があるというのが当たり前でした。しかし、友人の家へ遊びに行くと絵を飾っている家はとても少なく、子供ながらに寂しい気持ちになったのを覚えています。
大人になってからも、“なるべく物音を立てず、ひそひそ声で話す”美術館に物足りなさを感じ、子供が走り回れて笑顔が溢れるような展示空間を作るというのが一つの夢でした。
▼取り壊される温室で、最初で最後の芸術祭を!
会場に隣接するKANAYA BASEはシェアアトリエとして多くの方に親しまれてきましたが、耐震強度の問題から今年12月に閉館します。それとともに、会場であるこの温室も取り壊されることとなりました。
その為、温室で行われる芸術祭というのは、これが最初で最後のものとなります。
壊れかけた元植物園を舞台に、もう一度アートの花を咲かせたいのです。
隣接するKANAYA BASE
▼金谷と芸術
かつては房州石の採掘が有名で、日本最大の石狩場だった「鋸山」が近くにあります。手作業ながら垂直に削られた石の壁からは美しさを感じられ、毎年多くの観光客が訪れます。
また、小林一茶を始め多くの文化人、芸術家が自然豊かな金谷を愛し、作品の題材にしたり足跡を残しました。
芸術祭会場から徒歩3分の所には、金谷で唯一の“金谷美術館”もあります。文化の発信基地としてタッグを組み、一緒に金谷を盛り上げます!
金谷美術館
鋸山
▼参加予定作家
今回の芸術祭では20代から30代の若手作家10名前後が参加し、この土地の自然や歴史、人々の生活を取り入れた作品を発表します。
田中紗樹(平面)、庄島歩音(平面)、藤原直矢(立体)、坪島悠貴(金属立体)、近藤南(陶器立体)、黒田大祐(インスタレーション)、友定睦(立体)、Nalco(油絵)、榎本恵花(立体)、永村奈緒(写真)
田中紗樹、庄島歩音による展示風景
坪島悠貴参考作品
庄島歩音展示風景
▼会期中のイベント
会期中は様々なイベントを開催。
10月5日(土)オープニングセレモニー
10月18日(土)ディレクターによる作品説明ツアー&海鮮浜焼き屋さんにてBBQ
11月2日(日)石の専門家とともに行く鋸山特別冒険ツアー
11月3日(祝月)ディレクターによる作品説明ツアー
11月23日(日)イベント予定
11月24日(祝月)ディレクターによる作品説明ツアー
この他、作家によるトークやワークショップも予定しています。
▼皆様のご支援へのお返し
・感謝の思いをたっぷり込めた「お礼メッセージ」
・完成した空間の展示風景をデータお送りする「展示風景写真データ」
・9年連続モンドセレクション金賞受賞の絶品洋菓子「のこぎり山バウムクーヘン」
のこぎり山バウムクーヘン
・関係者や作家が集まる記念すべきセレモニー!「オープニングセレモニーご招待」
・会場から徒歩3分に位置する金谷美術館の展覧会が見られるチケット「金谷美術館チケット」(有効期限:10月4日~12月7日まで)
・金谷石で作られたかぢや旅館の温泉「銭湯入浴チケット」(有効期限:10月4日~12月7日まで)
・芸術祭限定!「金谷温室ミュージアムオリジナルTシャツ」(サイズS/M/L 選択可)
オリジナルTシャツ(仮)
・感謝の気持ちを込めて!「HPにお名前を掲載」(掲載期限2014年12月31日まで)
・展示風景、作品情報を収録した「展覧会作品集」
・ディレクターが作品をわかりやすく解説!展覧会開催に向けての動きや展示の裏話も聞けるかも!?「ディレクターによる作品説明ツアー参加チケット」
[日程](下記の日程からひとつをお選びください)
10月18日(土)ディレクターによる作品説明ツアー
※ツアー後にBBQイベントがありますが、こちらのチケットでは参加できません。
11月3日(祝月)ディレクターによる作品説明ツアー
11月24日(祝月)ディレクターによる作品説明ツアー
・とれたての美味しい魚や野菜を会場横の海鮮浜焼き屋で食べよう!「浜焼き屋さんBBQ参加チケット」(10月18日のみ有効)
・サザエ、はまぐり、えびなどの「金谷で獲れた新鮮海産物セット」
・オープニングセレモニーやBBQ、ディレクターによる作品説明ツアーなど、会期中のイベントが参加自由の夢のパス!「イベントフリーパス」
[イベント内容]
10月5日(土)オープニングセレモニー
10月18日(土)ディレクターによる作品説明ツアー&海鮮浜焼き屋さんにてBBQ
11月2日(日)石の専門家とともに行く鋸山特別冒険ツアー
11月3日(祝月)ディレクターによる作品説明ツアー
11月23日(日)イベント予定
11月24日(祝月)ディレクターによる作品説明ツアー
・石マニア必見!石の専門家と行く、普段は入れない鋸山奥地へ行く「鋸山特別冒険ツアー参加チケット」(11月2日のみ有効)+現在は手に入りにくい「石についての限定本」
貴重な石の本
・KANAYA BASEに設置される会場マップに「Special Thanks」として、支援者の似顔絵を描きます。会期終了後に額にいれてご郵送!「会場案内マップに似顔絵とお名前を掲載」
・芸術祭で展示されている作品を一点お持ち帰りできる特別チケット。当日にならないとどのような作品が並ぶかわかりませんが、普段の鑑賞とは違う楽しみを味わう事が出来ます。作品は会期終了後にご郵送。「展示作品をどれか一点お持ち帰りチケット」
※もし希望の作品がない場合は、作家 田中紗樹さんの作品を贈呈します。
▼支援金の使い方
皆様から頂く資金は、以下の項目に使わせて頂きます。
・作品制作費
・会場構成費
・運営スタッフ移動費
▼最後に、プロジェクト開催に向けて
「KANAYA ONSHITSU MUSEUM」は、ディレクター坂井の想いからKANAYA BASEの金子さんと話が始まり、金谷美術館の鈴木さんへ繋がり、作家の皆さんにお願いをして…と大きな実現に向けて一歩一歩進んできました。
東京から日帰りで来られ、最寄駅や港から歩いてすぐの距離に会場はあります。また、芸術祭以外にも、鋸山やThe Fishのような観光地や施設も充実しており、今秋の芸術シーズンには一つの選択肢として多くの方に楽しんで頂けるようなイベントにしたいと思っています。
何卒、ご支援の程宜しくお願い致します!
設営が終わった田中紗樹さんの作品を背景に、KANAYA ONSHITSU MUSEUM スタッフと作家たち
KANAYA ONSHITSU MUSEUM ディレクター
坂井俊之(Gallery工房親)
1988年 埼玉生まれ。
2009年3月東京デザイナー学院アート科卒業。
2009年4月よりアシスタントディレクターとしてGallery工房親勤務。
3年目となる2011年から展示を企画、1月は自身も作家として参加した二人展「雪の女王からのこんにちは」を開催。同年3月には同年代の若手作家39人に声を掛けて作品数390点の展示を企画。同年5月 「Knock!Knock!!」展は3月の展示に参加した39人から7人を選抜し グループ展を開催。
40歳以下のディレクターが参加するアートフェア「ULTRA」に2011年より毎年出展。初年度には来場者の投票によってベストウォール賞を受賞した。
2014年4月青山にあるスパイラルホールにて「アートと目が合う瞬間」を企画。5000名の来場者を記録。
最新の活動報告
もっと見る[出展作家③ 坪島悠貴]
2014/09/20 19:02※写真は過去に発表した参考作品です。 [出展作家紹介③ 坪島悠貴] 1987年 東京都に生まれ 2013年 武蔵野美術大学大学院修士課程工芸工業デザインコース修了 在学中は金工を専攻し、打ち出しという彫金技法を応用し銅や真鍮を加工した作品を制作。 ▼主な展覧会歴▼ 個展 2012年 INSIDE 坪島悠貴展(東京・銀座) グループ展・アートフェア 2011年 第50回記念北陸中日美術展(金沢・21世紀美術館) 2012年 第37回蒼樹展 (東京・上野) 2013年 in alternative 武蔵野美術大学大学院工芸工業デザインコース修了制作展 (東京・渋谷) 2013年 ART Meeting 展(東京・銀座三越) 2013年 EMERGING DIRECTORS'ARTFAIR ULTRA006(東京・青山) 2013年 UMARTs2013 うまからうまれる15のアート(東京・根岸) 2013年 ARTISTS'CAFE7(東京・銀座) 2014年 space2*3オープン記念取り扱い作家小品展(東京・日本橋) 2014年 SICF15(東京・青山) 受賞歴 2011年 第50回記念北陸中日美術展 工芸賞 2012年 第37回蒼樹展 入選 2013年 平成24年度武蔵野美術大学卒業・修了制作展 優秀賞 ▼今回の作品コンセプト▼ 今回の作品は草木の生い茂る空間に設置出来るという事で、予てより試してみたかった作品が実際に生きてそこに棲息しているような見え方を考えて制作しました。 草木の間に潜む未知の昆虫や頭上を飛ぶ巨大な鳥を見つけた時の、ギョッとするとともに沸き上がる心のときめきを少しでも表現出来ればと思います。 もっと見る
田中紗樹さん壁画完成!
2014/09/18 17:05先日、田中紗樹さんの壁画が完成しました! 写真は以前の状態→制作途中→完成後と縦に並べてあります。 お昼前から制作をはじめて夕方には終わる予定でしたが、もう一点の作業もあって終わらず、辺りは真っ暗に…。 最後の方は、車のヘッドライトと道路を挟んで向かいのセブンイレブンの明かりで完成させました。 早速これを見た地元の方から「もっと早くやればよかったのに!」と嬉しい声も聞く事が出来ました。 もっと見る
[出展作家② 藤原直矢]
2014/09/17 15:28[出品作家② 藤原直矢] 1989年 兵庫県生まれ 2014年 首都大学東京大学院在学中 ▼主な展覧会歴▼ 2011 全国合同卒業制作展示会 TETSUSON 2011 / BankART NYK/神奈川(スタッフとして参加) 2011 日韓学生クリエイター合同展示会 ETTEDA5th / BankART NYK/神奈川(スタッフとして参加) 2012 仙台デザインリーグ卒業設計日本一決定戦/仙台メディアテーク/宮城 千葉大学卒業設計展示会 建築展/東京デザインセンター/東京 六甲ミーツアート2012 /六甲山/兵庫 2013 ONCRI 床の間アートコンペ展/古湯温泉ONCRI/佐賀 ゲンビどこでも企画展/広島市現代美術館/広島 2014 グループ展「みえるかもしれない」/Cafe&Galeria Parada/東京 ▼今回の作品のコンセプト▼ 鋸山という風景が人の手で作られたように、風によって打ち破られたガラスを集め、風景のようなものをつくりたいと思った。 ガラスの断面は削られた岩肌のようでもあり、波のような煌めきを放つテクスチャーでもある。 そこには、自身の眺めてきた金谷の風景が投影され重ねられることで、新たな覗きこむ風景が出現する。 もっと見る
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