応援メッセージご紹介シリーズ
釜石市オープンシティ推進室長石井重成さんより、
仲見世への応援メッセージをいただきましたので、
ご紹介させていただきます。
石井さんは、経営コンサルティング会社勤務を経て、東日本大震災を機に釜石市へ移住。半官半民の地域コーディネーター組織を立ち上げ、700名を超える市民との対話を経て、地方創生ビジョン「釜石市オープンシティ戦略」を策定。高校生向けキャリア教育プログラムや、広域連携による移住・起業支援プラットフォーム、体験型観光・民泊体験提供など、クロステーマにわたる官民パートナシップを推進しています。
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私は“21世紀の公共性は、多様な個人の生き様から生まれる”と思っています。失われた30年と称され、人口減少や格差の拡大、地域産業の衰退が進展する中、どこかで「国や政治家はダメだ…」「どうせ田舎には何もない…」「役所はどんな補助をしてくれるのか…」という思考回路をしてきたのかもしれません。 東日本大震災は多くの日本人の生き方を変え、これまでなかった人と人のつながりによって、地域では多様なオーナーシップが生まれました。
若い世代のローカル志向は、直線的で安定したサラリーマンが絶対解ではないという再発見に立脚するものであり、「人生100年時代」という言葉が実社会において動き出す、そんな段階にあるのだと思います。
そして、この仲見世商店街の挑戦は、釜石における挑戦のシンボルです。一時はゼロ商店街となったストリートに、想いを有する多様な個人が集い、活動を重ねることで点と点がつながり、資源を獲得し、面的な再生の兆しが見えつつあります。釜石ローカルベンチャーコミュニティはこの挑戦を全力で応援していきます。ぜひ足を運んでみて下さい!
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石井重成(いしいかずのり)
一般社団法人地域・人材共創機構 代表理事、TOMODACHI Initiative東北地域メンター、1986年愛知県西尾市生まれ。ICU卒。2017年6月にForbes Japan「日本を元気にする88人」に選出。
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