こんにちは。サキ(27)と申します。愛媛の瀬戸内海の伯方島出身で、関西に在住5年目です。今年に入ってから父親が急に入院して、今月1月から地元の愛媛に住んでおり、二拠点で生活を行なっています。仕事はこの2年間未経験から始めた貿易・EC物販の運営、現在はITのベンチャーの会社でメディアの立ち上げを協力していますが、現在は介護で一時中断している状況です。
今回セックスアートと、アートブックを制作する、とプロジェクトを立ち上げましたが、肝心なアートとの関わりですが、ジャズピアノは弾いていましたが、現在はアートと無縁の生活に近いです。クリエイターでもありません。
父の介護をするのに、現在仕事が精力的に行えない状況になり、どうせなら空いた時間に自分が本当に好きなことをしようと思い、個人でもメディアの立ち上げを行っています。内容は、20代女性に向けたセックスのコンテンツを制作しています(今月から)まだ始めたばかりですが、メディアと今回のアートの方向性は全く同じなので、同時並行してやっていこうと思っています。とにかく好奇心が向くままに、正直になったら一番今したいことはアート作品を作ることでした。
このプロジェクトは、セックスの最中に描く、大人のアートに挑戦し、作品にし、アートブック(ZINE)で発信を行うことで、もっとセックスの話を身近に捉えてほしいというところが目的です。
・キャンパスに描く抽象画制作
・制作工程のアート写真によるアートブック(ZINE)の制作
このアートは、筆の代わりに、裸で体や手を用いて描きます。私と一緒に撮影する友人の様々な感情、温度感に影響されると思います。そして、一回勝負です。ちなみに私はモデルでもなく、スタイルも中の下です。
セックスにスポットを当てていますが、性の話は、今の日本ではまだまだ人には発信しづらいものです。ただ、個人レベルになるとどうでしょう。私の周りではほとんど当たり前に飛び交う話です。
ー自分たちの体のことなのに、そして生きることそのものなのに、何故表通りでそれを発信しづらいものとされているんだろう、
とずっと疑問に思って来ました。
日本人の多くがタブー視するセックスの話を、一番近くにいるパートナーとオープンに話すことができるきっかけのアートブックを作りたいと思いました。この冊子には、写真の掲載に加えて、インタビュー記事や、自身が思っているセックスにまつわる話を赤裸々に記載する予定です。
私はもともと、自己表現があまり得意ではないです。さらに人に伝えたり、文章にまとめることもとても苦手なので、今この文章を綴っていても何度も書き直して、不安になっています。
もっと心地よくセックスと向き合うために
地元の愛媛に帰省してから、考えることがとても増えました。特に私は島に住んでいるんで、島外にでようとすると、車に乗っている時間がとても多いんです。そして"今"できることが何か、と思うと、今だからこそ自分の中のものを外に発信したくなりました。大阪に住んでいる友人と電話したり、人に伝えれば伝えるほど、「自分はこんなことを考えているんだ」「もはや、恥じる必要がないんだ」と今は確信になりました。取り敢えず、今はあまり深いことは考えず、行動してみようと思っています。
このプロジェクトで使用するアートキットの存在を3年前にたまたま海外のメディアでこのAllure artを知りました。Allure art kitの創業者はカップルで、アーティストではなく実業家だったのですが、カップルで作品を作りたいとアートを始めたところ、いろんな壁にぶつかったようです。絵の具の選定も含めてプロダクトを作るのに1年かかっています。彼らは、カップルのセックスの最中を作品に残すことで、これまでに試したこともないようなことをパートナーと体験し、記憶にいつまでも残るような感情と、二人だけの芸術作品を作ることを願い、再現性のあるこのキットを作りました。
彼らの考えに共感し、ずっとやりたかったのですが、私の中では自分の裸を晒すなんて考えたこともなかったし、もちろん相手が必要でしたので、強い信頼関係のもとお願いできる人を探していて、やっと見つけたのがきっかけで今回実現に至りました。
”人生1回きりやし”
決断できたのは悩んでいた最後に言ってくれた、仕事仲間の後押しのおかげです。私の父も突然倒れましたが、人生本当に何が起こるかわかりません。だからこそ、"今"しないとこれは将来、多分やらないだろうなと思ったんです。写真は先月の私の誕生日の写真ですが、顔の白いのは顔面豆腐の残骸です(笑)
今回一緒に撮影する相手は友人なのですが、とはいえ、私も彼も一般人なので、いきなり人様に裸を晒すというところ、普通なら驚くでしょうが、私の話を聞いて、落ち着いた声色で「やろう、うんやろう」って二つ返事で言ってくれました。
また、今回使用するヨーロッパのブランドのAllure art kitの販売者に連絡すると、それはぜひともやりましょうと返事をくれました。連絡して1時間程度で返信がきて、それは1月9日のことです。3年前からの思いの丈をぶつけると、とても嬉しいお返事が返ってきました。
私はセックスの話を表立って話し、共有し、悩みを話してきました。それは今までの彼氏ともそうですし、友人ともそうです。セックスの話を恥ずかしいことじゃないと思えるようになったのは、本当に最近です。私が黙ることはありません(笑)みなさんは、ほんとうの意味で大切なパートナーとお話できていますか?
セックスの話を遠ざける日本
今でこそ、20代の私たち世代の人が性に関するメディアが都内で多くできていたり、ツイッターなどでも著名人がセックスやセクハラ問題、セックスレスの話などを公にするようになっているので、オープンに話しやすくなっているのを体感できます。ですが、私はセックスを認識したのは小学2年生で少し早いのですが、誰も表通りで話すことのない性の話を誰とも共有できず、それを隠すべきこととコンプレックスに感じていました。私は両親とセックスの話をしたことはほとんどないですが、セックスは生きることそのもの。そして、生きている限り向き合っていくべき欲求です。当たり前に話せるオープンマインドを共有したい。
▼写真の利用方法
写真のデータは、ロゴの印字を行い、表立ってお見せするのはペーパーがメインになります。私の個人のメディアには掲載しますし、カメラマンのAYAさんには作品として活用していただく予定です。
- 決定費用
- 商品代金・輸送料145ユーロ日本円 18,941円(1月22日購入済み)
- 撮影スペース 33,108円
- 撮影に使用する小物 9,288円
- 移動費用バス 16,900円
- 合計78,237円
- 変動する費用
- フォト印刷、アートブック制作費用、輸送代
- 余剰はアートブックの制作費用に当てさせていただきます。
- (なお、アートブックZINEは自費出版となります。)
- 手数料、決済手数料、消費税などを考慮し、最低限の費用としての目標金額15万円とさせていただきました。
今回作品になるのは、キャンバスに描かれる写真と、キャンバスに描いている二人の写真、また今回特別にAllure artのElinaへのインタビュー内容も掲載させていただくことになりました。アートブック(ZINE)の制作が終わったら、ヨーロッパの彼女の元へ届けたいと思っています。
最終的に協力者は5名になりました。
・カメラマンAYA
・被写体のAくん
・Allure art : Elina
・メイキング動画撮影:Letas&アシスタント
今回カメラマンAYAさん、被写体のAくん、Elina、クリエイターの友人Letas&その友人にクラウドファンディングの話をすると、彼らも承諾してくれたのですが、決定したのは実はこれを今作成する3日前です。より多くの方に認知していただこうと思い、今回このような機会を設けさせていただきました。全員友人に協力していただきます。
撮影は仲良くしていただいている友人のAYAさんに撮って頂こうと決めていました。私が長文で突然企画書を送ったらAYAさんは「面白い!やろう」って言ってくれました。AYAさんの日常生活から捉える独特の感性に惹かれ、昨年終わりに一度写真を撮っていただきましたが、その際にAYAさんのおかげで作品を作ることの団結力から起こる仲間意識みたいなのもとても楽しかったので、今回もお願いさせていただきました。下記の写真はAYAさんに撮影していただいたものです。
ご支援してくださった全ての方に、作品のカットとお手紙をお送りさせていただきます。
2019年2月14日バレンタインデーに撮影(バレンタインを狙ったと言いたかったですが、たまたま予定が合うのがここです笑)
お手紙とポストカードに関しては、3月14日のホワイトデーに間に合うように、すべてお送りさせていただきます!アートブックは3月末を想定しています。
長い文章を読んでくださってありがとうございます。私は今回このようなセンシティブな内容を公開することにあたって、不安なところもありますが、年末に好きだった人ととお別れしてからより、決断できたところもあるかもしれません(笑)
私は普段表立って出る人ではないので、私を知る友人は驚くかもしれません。Facebookの更新も普段しない私がいきなり裸で写真撮りますってそりゃ驚きますよね。学生時代から当分会ってない人にはドン引きされるかも(笑)それでもいいと思っています。
ただ、私が好きなことをしようと思ったら、これ以外には他なかったんです。私はたぶんずっと発信したかった。友人と共有したい、そして今繋がっていないそのまた誰かとも、今回のプロジェクトを通して繋がりたい。
静かに燃えるタイプの人間として、ふつふつと今回のプロジェクトの実現に向けて頑張ろうと思います。好きなことしましょう!
支援してくださる方には、直接お会いして感謝をお伝えしたいと思っています、と言いたいところですが、関西圏でしたら、ぜひ直接お会いすることも可能かもしれません!ぜひよろしくお願いします!^^
素晴らしいカメラマンと被写体の友人、クリエイターの友人、Allure artのElina、そして後押ししてくれた友人、仲間に感謝します。大好きです。
必ずいいもの作るのでぜひお力添えくださるととてもありがたいです。^^
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※使用している写真はAllure artより許可を得て使用しております。
最新の活動報告
もっと見るご無沙汰をしています。5年前にセクシャルアートでご支援いただきました
2023/12/12 08:54こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
会社報告&セックストイの予約販売を始めました!
2021/07/30 20:39みなさん、ご無沙汰をしています。馬場早希です。いかがお過ごしでしょうか?インスタグラムなどで以前支援してくださった方との交流があったり、当時からずっと応援してくださっている方がたくさんいらっしゃり、ありがたいなと感じています。あれから2年半が経ちましたが、当時私は性のタブー視に対しての意識改革として何かできないかと思い、写真集に納める形でスタートしました。もともと本業では商品の企画をしたり、自社の製品製造をしていましたが、セクシャル・ウェルネスの分野でプロダクトやサービスを作ることで世の中を変えたい、女性、そして男性の性のタブー意識に対してエンパワメントできればと思い、会社を創業しました。事業を始めて今年の時点で東京拠点で投資家の方にプレゼンをし、とにかく走り回っていました。無事出資してくださる投資家の方を見つけることができまして、そして念願のセックストイのプロダクトを作ることができました。ただ、セクシャルウェルネス=アダルト市場ということで、さまざまな障壁があり、スタッフと一緒にたびたび壁にぶち当たる日々を過ごしています。なかなかこの業界、男性優位の社会ですし、資本力も弱い女性の企業ですと、大変な面も多いようです。しかし、応援してくださる方もいてくださいますし、この市場で戦っていきたいと腹は据えております。さて今回はこの場を借りて、先日からスタートした新しいクラウドファンディングのご報告をさせていただきたく、活動報告の方を投稿しております。エンパワメントするブランドとして、タブー視されている「性」の固定概念を変えていくための、クラウドファンディングを始めました。セックストイのクラファン詳細に関しては、下記URLからご確認いただけますと幸いです。■クラファンページhttps://camp-fire.jp/projects/view/456458■代表馬場早希note『Femtech企業「BONHEUR-ボヌール-」がセクシャルトイのシリーズ「WEHVE」を7月28日(水)19時よりCAMPFIREにて予約販売開始』https://note.com/bonheur_saki/n/ndbd70b7a56c6クラファンのページを拝見していただけるだけでも大変ありがたいです。それでは皆さん、よい週末をお過ごしください。 もっと見る
BONHEUR ブランド設立し、予約販売をスタートしました!
2020/09/24 22:58みなさんこんにちは!私が準備をしてきたプロダクトの予約ページが本日から公開されました。これからはプロダクトでもっとダイレクトに、パートナーとの性のコミュニケーションをポジティブなものに変換したいと思い、ブランド、法人を設立いたしました。MAKUAKEのページにて予約販売を行なっていますが、私のインスタグラムのアカウントからも飛ぶことができます^^プロダクトページ今回CBDという成分をメインに含有した、ジェンダーレスなユニセックスコスメのブランド、「BONHEUR」を立ち上げることになりました。性のアイテムはこれまで、女性向け、男性向けと大きく分かれており、最近では女性向けプロダクトが百貨店に進出するなど、大きく時代が変わっています。性の多様化を認められる中で、パッケージに記載される誇大広告や、性別によって区別し記載されるパッケージの内容、アンダーバリューなローションや、体の不安を感じる成分設計のローションにとても違和感を感じてきました。アダルト製品をずっと作りたいと5年前から言って来ましたが、実際に自分がこのような形でプロダクトを作るとは思っていませんでした。アートから、プロダクトへの発想はみなさんがくれたきっかけだと思い、本当に感謝しかありません。また、来年の春頃に展示会を行うために、実は作品は撮り溜めしています。作品はちらほらインスタにもアップしていこうと思っていますので、今後とも、よろしくお願いいたします^^ もっと見る
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